Header image  
On the way back home JPN  
  HOME ::
   
 
Havana, Cuba
  Cuba(July 13-16)

気候がよくて、音楽のレベルがめちゃくちゃ高い。どこでも生バンドが演奏していて、心地よい。さらにダンスのレベルもめちゃくちゃ高く、見所満載のキューバ。むちゃくちゃいい思い出です。
言語、音楽、通貨、文化、人々。あらゆる面でジャマイカと違った。社会主義の人は一生懸命働いても給料が一緒だから働かないなんて言うけど、少なくてもジャマイカ人よりは働いていたし、笑顔だった。みんなボロボロの服を着ていたけど、ジャマイカ人より楽しそうだった。こんなにご近所なのになんでこんなに違うんだろう。いい旅だったよ。今年で議長のカストロは80歳になった。世界最長任期のリーダーだけど、先日手術のため入院した。体力も衰えてきている。この体制下のキューバに行けたことは価値があるんじゃないかなと思っている。

 
   

日本でキューバと言ってもあんまりピンとこない。バレーボールや野球などスポーツが強いという印象か、あるいはなんとなくネガティブな印象があるのかもしれない。それは社会主義国家だからなのかはわからないが、とにかくキューバに情報が少なすぎるというのが現実だと思う。ジャマイカにいた時も飛行機で1時間以内の位置関係にも関わらずその存在は目の手術の技術が高いという印象だろう(一般のジャマイカ人にとっては)。しかもスペイン語圏。キューバはジャマイカより一人当たりGDPがめちゃくちゃ低いような気がした。(昔調べてけど忘れました。。)同じカリブ海のご近所さん。そしてスペイン語、社会主義国、いろんな面で異なるこの国になんとなく惹かれて足を踏み入れる決意をした。  


  English is not only internatinal langage.

今回の旅はスペイン語の予習もせず行ってしまった。同伴のTazさんがスペイン語ができるというのもあった。しかし、キューバにスペイン語も勉強せずに行くのはちょっと失礼だと思った。やっぱり現地の言葉を話そうとする努力はある種旅行の楽しみでもある。

到着までは長い道のりだった。乗客が定員に達しなかったためフライトが延期。ホテルを予約していたのに、到着は深夜の11:30.この時間まで連絡を入れないとキャンセルされている可能性がある。初めてのキューバでそうなった場合、代替のホテルを見つけることは可能なんだろうか。。。

 
   

てゆーか、その前に空港で市内へのタクシーって深夜にあんの?カンクン(メキシコ)からわずか45分、首都ハバナに到着した時には時計は夜の11:30をとっくに回っていた。到着後スペイン語なのか英語なのかよくわからない厳しい入国審査をとおり、預け荷物を待つ。待てども待てども出てこない。ま、まさか。。。キューバ便は荷物がなくなると聞く。ロストバゲージ(荷物が迷子)ではなく、荷物の消滅だ。いやー、それだけは勘弁してほしい。ドキドキしながらのこの不安と緊張感。これまで一人旅がほとんどだったが、こういうときは友達がいると助かる。その間に、TAZさんにペソへの両替などを頼み事態を時間が解決してくれるのを待つ。そうするとぜんぜん違う場所に放置されてあった。とりあえず一安心。しかーっし、そんなことをしている間に時計は12時を回っている。ますます、今夜の宿が気になる。

 

  Hotel La Havana

空港を出るとそんな心配をよそにタクシーの呼び込みのオンパレード。ちょっと一呼吸。こんなのはジャマイカでも慣れっこ。とりあえず、ホテルまでは行ける。気をつけないといけないのはボッタクリだ。特に空港は要注意。地球の歩き方でタクシーの大まかな値段を確認する。いろいろ英語で話しかけてくるが取り合えず無視。とは言え、こちらには選択肢がないのも事実。「イチロースズキ、ヒデオノモ」とかやたら日本人の野球選手の名前を連呼するオヤジに決めた。今思えばめちゃくちゃ怪しいが、まぁどれでもいいなら親日家の方がいいかなぁと。40分くらいタクシーに揺られてホテルに到着。玄関が閉まっている。。。。はっ?ここで、タクシーのオヤジ登場。普通に開けてくれとか言っている。当たり前だし、俺らも言えるけど。それくらい。そしてなにやら交渉している。なんだ、この雰囲気は。。ま、まさか。タクシーのオヤジ曰く、このホテルは満室だそうだ。「何を言っているのかな?」意味がまったく分からない。何を言っているの?次のホテルまで連れて行くとか言っている。いやいや、待ってよ。なんでてめーが、そんなこと言えるんだ?俺らとタクシーの運ちゃんがもめているのを見てベルボーイ登場。追い返してくれた。つーか、もっと早く出て来い!!そして、タクシー運賃の支払い。ジャマイカでもそうだが、この瞬間はかなりもめる。特に深夜とかになると最後にわけ分からんことを言うやつが多い。キューバはどうなのか。。マニーマニーって早っ!!こればっかりは世界共通だな。ベルボーイも近くにいたので、ジャマイカのように刺されたり、撃たれたりすることはないでしょう。無視してバイビー。フロントに着くとやっぱり満室らしい。見た目がいいホテルだったのでちょっと残念。でどうすんの?っと思うととっくに新しいホテルを手配してくれてるじゃありませんか。こんなに遅い時間にも関わらず、仕事ができる。しかもそのホテルまでのタクシーも手配してくれて5分くらいでやって来た。ジャマイカじゃ考えられんぞ!!もちろんタクシー代はホテル持ち。

トンネルを抜けると雪国だった。川端康成張りの新展開。そうトンネルを抜けるとエレガントホテルだった。セレブしかこんなホテルこれないんじゃないのって感じ。新しいホテルは2006年にオープンしたばかりでバーは24時間営業でフロント、部屋はもうエグゼクティブ仕様。これはいわゆる超ラッキーってやつ?棚から牡丹餅とはこのことだ。しかも朝食付き。ホテルには1時過ぎに着いた。しかし、ハバナの夜は終わらない。3晩しかないので、さっそくバーに繰り出す。オーダーはやはりモヒート、モヒート、モヒート。モヒートはキューバの代表的なお酒で本物のミントの葉が入っている、喉越しすっきりのカクテル。また、最上階にはプールとバーがあり眺めは最高。ハバナ市内の観光をブッチしてずっとここでのんびりしたい位だ。普通に払ったらいくらすんだろって感じのホテルだが、クリーニングはシャツ1枚100円くらいで、バーのカクテルも300円もしない。良心的な価格設定。しかも朝食はビュッフェで食べ放題。これがめちゃくちゃおいしい。従業員のサービスも気配りがあるし、英語も通じる。ジャマイカの並みのオールインクルーシブホテルでは太刀打ちできない。ちなみにホテルの名前は忘れました。(La Havanaではありません。笑)

 
   

 


  A Great author was there.

ヘミングウェー。聞いたことがある名前だ。とりあえず、行ってみよう。そういうノリです。ヘミングウェーというと「老人と海  The Old Man and the Sea」で有名なアメリカ人なんだけど、キューバが大好きだったみたいだ。この「Floridita」っていうカフェでダイキリをいつも飲んでいたみたい。おれも有名になってバーで酒を飲んで、昼は海に行ってロブスターでもとって夜にちょっと作文をするみたいな老後を送ってみたいもんだよ。やっぱ暖かい国はいいよな。つーことで、俺の理想的な老後を実現しちゃったヘミングウェイのおっさんと記念撮影。ここでもレベルの高い生演奏。あとはサルサを踊ればキューバ旅行はパーフェクトだな。

サルサではないんだが、キューバのダンスは生で見なくては。そんな使命感が沸いてくるのが不思議なんだが、「キューバの宝塚」いや、それ以上か。キャバレーという劇場がある。名前は日本のそれとは全く別物の本物のダンスを追及した超本格派の歌と踊りを堪能できる。しかも激安のディナー付で5000円ポッキリ。踊り子さんも歌い手さんも超真剣でこれが2時間以上も続く。ぶっちゃけ長すぎるんだけど。。連日の疲れで2,3回落ちそうになったけど、いやー、行ってよかった。ここでの収穫はキューバンダンスの振りを1個仕込めたこと。後々舞台の上で使う機会があったので、勉強にもなりました。

続く。。(いつになるかは分かりませんが。。。)