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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2004年11月 2日

皆既月食エトセトラ

11月になりました。月は替っても気候の変化が少ししかないので実感が湧かない日々です。
先週、ジュニアシニアボランティアの方(以後Sさん)から電話をもらい夜空を見上げてみた。そうすると、今夜は何年に一度かの皆既月食ではないですか。おー、月がオレンジ色に光っている。それよりも驚いたのが、リンステッド(私の赴任先)の夜空がこんなにもきれいなのかと。そのSさんは親切な性格から、僕を含めて20人くらいの知人にこの事実を伝えてくれていたという。っとここまでは普通の話ですが、その会話の中で要チェックな点がチラホラあったのでそのなかの一つをブログってみました。
Sさんの発言。
「皆既月食ってコロナのかんけいだよね?」

笑。
これを読んでいる読者ならどのような突込みをいれますか?
きっと楽しい電話になったに違いありません。ちなみに、何がおかしいの?って思った方は、今からでも遅くない、続きを読んで勉強しよう。

月食。
月は太陽の光を反射して輝いています。太陽の光の当っている側は光り輝いていますが、光の当っていない部分は見ることができません。

満月のときには、地球から見える月の全面太陽の光が当っていますから、丸く見えるわけです。それでは、満月の時に太陽−月−地球が一直線に並んだらどうなるでしょう。地球もまた太陽からの光を受けていますから、地球の影が太陽とは反対側に伸びているはずです。その中を月が通過すると、月は地球の影に入ってしまいます。これが月食です。

月が完全に地球の影の中に潜入するのが皆既月食で、このとき月は赤銅色になります。月が完全に見えなくならないのは、地球の回りを取り巻く大気の層で拡散された太陽光が月面をほんのりと照らすためです。ですから波長の長い赤い光だけが届くのです(夕焼けと同じ理由らしい)。

コロナ。
コロナっていうのは、太陽から湧き出るメラメラでている炎のようなもんです。温度は100万度くらいあるらしく、太陽本体よりかなり熱いらしいです。そんで、日食っていうのは、太陽がつきの影に入ってしまうことです。で、完全に入ってしまうことを皆既日食っていうんですが、太陽が完全に見えなくならないのは、太陽の周りにとりまくコロナの光を見ることができるからです。



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