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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2005年5月30日

PCM(Project Cycle Management)研修

PCM研修を受講する機会を与えてもらった。JICAが開発途上国においてプロジェクトを実施する際に用いている手法である。隊員個人の活動とプロジェクトの実施とは大きくかけ離れているが、例えば何代か後の後輩隊員を含めた配属先との関係と問題点を考える場合には、こういう手法の知識はあるに越したことはない。
研修は全て英語で行われ、事例研究が中心に行われた。その事例を短時間で的確に理解しないとダメなので、自分の英語力ではついていくのに精一杯。一応手法の理解は出来たので、ちゃっと修了証書をもらえました。

pcmcer.jpgPCMとは、現状の問題点を洗い出し、それらの関係を表にする。そのなかで、ボトルネック(専門用語ではCore Problem)はなんなのかを見定める。次にそれぞれの解決策を原因と結果等関係のなかで対応させて表にする。そうすることで、いくつかのグループを分けることが出来る。すべてを一つのプロジェクトで解決することはできないが、ある部分は自分が、別の部分は後輩隊員がカバーするなど。最終的な受益者とプロジェクト実施後のゴールを理解し、実際のプロジェクトをどの部分に投入するかを決めるプロセス管理である。ちなみに、その後の評価等も重要な部分であるが、今回は前半部分のプロジェクト実施前までが研修内容であった。



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