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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2005年6月17日

ブータンでのJOCVの知名度

ブータンは中国とインドに間に位置する国である。先日ブータンで任期を終えたばかりの隊員がジャマイカを訪れ、ブータンにおけるJOCVの知名度の高さに驚かされた。ブータンではタクシーの運転手が日本人をみたら、JOCVかと話し掛けてくるそうだ。しかも尊敬を込めて。ジャマイカにおけるJOCVというか日本人の立場といったら悲しくなる。まず最初に中国人との違いを説明しないといけない。たとえ中国人との違いを理解してもらったとしても彼らにとっては日本人は結局「チン」なのである。

参考までにジャマイカとブータンの基本情報比較

ブータン 1.面積 約46,500km2(九州の約1.1倍) 2.人口 約65.8万人(2000年、ブータン政府資料) 3.首都 ティンプー(Thimphu) 4.人種 チベット系(約60%)、ネパール系(約20%)等 5.言語 ゾンカ語(公用語)等 6.宗教 仏教、ヒンドゥー教等
ジャマイカ 1.面積 11,424km2(秋田県とほぼ同じ大きさ) 2.人口 262万人(2002年ジャマイカ企画庁) 3.首都 キングストン 4.人種 アフリカ系黒人91%、混血7.3%、その他(インド人、白人)1.7% 5.言語 英語 6.宗教 プロテスタント等


なぜ、そんなに尊敬されてるのかと聞いたところ、昔専門家の人がとてもいい仕事をしたそうだ。そして歴史的に日本に侵略を受けていないためと説明していた。
なるほどね。しかし、ジャマイカも日本に侵略を受けたことがないし、日本車や日本製家電製品であふれているジャマイカは日本(製品)をかなり尊敬している。やはり、見た目で差別されているような気がしてならないが、今のところよくわからない。

ジャマイカに一生住むつもりもない自分が、生涯ジャマイカで暮らす人たちにその人たちの言動に物申す筋合いもない気がしている。ジャマイカのためにここで働いてはいるが、自分も楽しんでいるし、いろんな経験もさせてもらっている。そういうことはわかっているつもりではいるが、しかし、しかしだ、あの「チンチョンチャン」という人をおちょくったように聞こえるあの言葉にカチンと来るのはなぜだ?彼らは本当に自分をおちょくっているのか、「チンチョンチャン」という音が純粋に不快な音なのか。この謎は、2年居てもわかりたくない。おちょくってないで欲しいと密かに思ってはいるのだが。。



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