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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2005年9月 5日

在外技術補完研修レポート

在外技術補完研修とは、隊員自身の技術をより現地のニーズに適したものとし、一層効果的な協力活動を行うことを目的として、赴任後に近隣国等の技術専門機関や研修機関等において開催される研修や勉強会に参加する制度である。
-隊員ハンドブック2004年5月版P69より抜粋-


申請編
技術力は高いに越したことはないので、こういう制度は是非利用したいところである。但し、こういった研修は概して高額になりがちなので、納税者への説明責任という観点から研修後の評価が厳しくなるため、制度を利用するためには、研修の自分への効果と、配属先への効果をどれだけ明確に示せるかが鍵となる。

自分の場合は、NTプラットフォームから2000or2003プラットフォームへのアップグレードに焦点をあてて、データベースサーバーの災害時対策(Fault Tolerance, Load Balance)の実施、また、近隣の高校のネットワークアドミニストレータ向けワークショップを7回開催、そのタイムスケジュールを示すことによって申請を承認してもらえた。(結局初期の申請から承認まで4ヶ月くらい掛かり、研修自体の延期もあって、6ヵ月後に派遣された。)

トレーニングセンター編
CEDsolutions1.jpg
CED2.jpg
研修先の選定は、インターネットでPCマガジンというアメリカの雑誌で2004年ベスト10トレーニングセンター特集に載っていたCEDSolutionsを選んだ。このセンターは全米至る所にあり、アラスカとかでも受けれるのだが、MCSA2000自体の研修が少なく結局一番近いアトランタを選んだ。実際はアトランタ市内にはなく、マリアッタという郊外の町に所在した。町並みはレンガ造りのきれいな町並みで空気もきれいだった。アトランタからも車で30分である。

アトランタ編
アトランタには、リーグ優勝17回 ・ ワールドシリーズ優勝3回しているブレーブスがあり、観戦に行きたかったが、ブログにも書いたとおり1秒たりともそのような時間は存在しなかった。その他、アトランタといえば「風とともに去りぬ」、コカコーラ、CNNの本社があることで有名らしい。しかし、コーラ自体は普通の値段。
また、1996年にはアトランタオリンピックが開催されている。この大会で、サッカー日本代表はブラジル代表を破ったんだよな。

研修内容編
9日間で4冊のマイクロソフトプレス出版のテキストを実習を通じて全て行い、その合間にMCPテストを受ける。テストガイドと実習両方をケアされているので、研修後の実務のためになる。講師は他のセンターの倍の給料で雇われているらしく、経験豊富で大体の質問にはほぼ即答で、かなりためになった。

MCP
この研修を受ければ、簡単に受かるのかなぁと思っていたが大間違い。受かるだけの勉強をしないと駄目だった。当然だけど。実務だけではかなり厳しく、テスト対策もしなければならない。センターはTestKingというのを使っていた。このテストガイドはすごくて、ほとんどこの問題集から出るといっても過言ではない。量は多いが、2回やれば受かるでしょう。(たぶん。)



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