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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2005年10月 4日

インフラは無償で提供する。

現在隊員連絡所のルーター、スイッチ、ハブ、LANケーブルが老朽化していてADSL下り1Mにも関わらずダイアルアップより低速に感じる。

確かに使える。しかし改善できる余地があるものをそのまま放っておいていいのか?
そこで、ジャマイカ3人のIT隊員が隊員連絡所のインターネット環境に立ち向かった。

♪風の中のすばる、砂の中の銀河♪
♪みんなどこへ行った、見送られることもなく♪

無線アクセスポイントの導入という案でまとまった。隊員連絡所内の配線を整理出来るとともに、10BASEリピータをSKIPすることで高速化を図ることができる。しかし、機材の投資にはお金がかかる。3人で負担する場合、個人の負担は、3000円近くになります。が、改善チームT隊員はいう。

「LANっていうのは、空気みたいなもんなんです。インフラは無償で提供する」

♪風の中のすばる、砂の中の銀河♪
♪みんなどこへ行った、見送られることもなく♪


。。。アクセスポイントには4Portsあって有線も排除しない形になっている。なので、有線も10BASEをSKIPすることになるので、当然高速化。

I隊員はいう。

「LANを道路に例えれば、有線LANは一般道、無線LANは高速道路なんです。」

全然、無償で提供する気ないやんか!っとつっこまれそうですが、全くそのとおりです。(笑、プロジェクトX風にお送りしました。)

♪風の中のすばる、砂の中の銀河♪
♪みんなどこへ行った、見送られることもなく♪

第111回 4月15日放送から 「家電革命 トロンの衝撃」

 携帯電話、デジタルカメラ、カーナビゲーション。日本が世界をリードする多くの製品を動かす基本ソフトがある。トロン。世界で最も使われている基本ソフトの一つである。

 昭和59年、トロンを考案したのは一人の日本人学者だった。東京大学の坂村健。パソコンから家電まであらゆるもの動かせるよう設計した。「基本ソフトは情報化社会の基盤。空気や水と同じ」と考えた坂村は、トロンの仕様書をなんと全世界のメーカーに無料で公開。たちまち内外140社が集まりプロジェクトが結成された。大手メーカーは次々とトロンで動くパソコンを試作。誰でも簡単に使える分かり易さと軽快な動きで評判となった。

 しかし、平成元年、そこに超大国アメリカが立ちはだかった。日本に対し、小中学校で使うパソコンの規格をトロンに決めるなと迫ってきたのである。自動車やVTRで日本に圧倒され巨額の貿易赤字を抱えたアメリカは、輸入制限や報復関税の制裁措置をちらつかせていた。メーカーは次々とトロン・パソコンから撤退を余儀なくされた。まもなく世界市場を制したのはウィンドウズだった。パソコンの心臓部を握られた日本メーカーの利益率は低下し、基本ソフトを持たない弱さを痛感させられる。

 窮地に追い込まれたトロン・プロジェクト。しかし、坂村と技術者たちは諦めなかった。「もの作りには自由に改良できる自前の基本ソフトが欠かせない」と各地で技術者たちに訴え、トロンのバージョン・アップを重ねた。逆境の中で技術立国のもの作りの将来のために闘い続けるメンバーの情熱は、革命的な新商品との運命的な出会いを呼び込んでいく。

 日本発信の世界的基本ソフト・トロン。育て上げた男たちの執念の逆転劇を描く。



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