2005年12月 2日
困ったヤツ
新しい同僚(カウンターパート)ができて2ヶ月が経った。CISCOアカデミーで1年鍛えられているので、口は達者だ。ジャマイカ人でLINUXを使えるやつは珍しいが、WINDOWSネットワークを全然理解してないし、サブネッッティングも分かっていない。よくCISCOのコースを修了できたもんだよな。
コンピュータの知識はある程度あるにしても、困ったことは、彼が「辞めたがり」なのである。この2ヶ月間の間で既に2回辞表を書いている。辞めたい理由は、誰も自分を尊敬してない、だって。いやー、エンジニアなんて裏方の職業なんだよって言って聞かせるが全然ダメ。今日2回目の辞表を書くと言い出したので、慰めはしたが止めはしなかった。日本に居た時もそういうヤツがいたよなぁ。ちょっと自分の気に食わないことがあると帰ると言い出す輩が。ジャマイカでも居るんですよ、困ったヤツだ。
という自分も同僚のレベルと給料から比較して、全然ハイレベルで仕事量も倍近くこなしているのに、仕事の評価はない。当然のように思われている感じが納得いかなくなってきている。エンジニアが裏方の仕事だからとはいえ、待遇で誠意を見せてもらえない上、給与で評価してもらえないということは、モチベーションが下がる一因である。やってもやらなくても評価は一緒。ボランティアだから仕方ないとはいえ、自分を突き動かすのは自己満足以外何ものでもない。
自分は3代目だが、協力隊の派遣は3代目までが限度だろうなと思う。
- by editor
- at 23:23
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