2006年2月 1日
テイスティング
弟は調理師である。専門は中華。生徒が弟の料理を食べたいというので食べさせてあげることになった。しかーっし、ジャマイカ人の食に対するストライクゾーンの狭さったら類をみない。まさにピンポイントの調味が必要とされるのだ。鳥料理といえばフライドチキンのこの国で、果たしてジャマイカ人を唸らせる鳥料理を作れるのか。
生徒が出したお題は「チキンチョップスイ」。
弟「いや。。。その料理しらないんですけど。。」
とりあえずそれを食べたことがある料理通の協力隊員に速攻で連絡。味付けを確認する。
S隊員「甘辛野菜炒め」
弟「。。。。。」
全くイメージが沸いていないようだ。ならばインターネットで検索だ。ここで
兄が登場。検索ならまかせなさーっぃ。
「西洋風中華どんぶり」、これがネットの答えだ!!
ま、あんまり参考にならなかったみたいなので、甘辛八宝菜とうテーマで作ってもらった。
そして、生徒がやって来た。いったいどんなコメントを言うのか、みんなその第一声を見守る。特に自分のカウンターパートを中華料理店に連れて行ったとき、こんなもんは食いものじゃないなんて騒ぎ立てたので、かなり緊張。唾を飲む。
生徒「てぃすぐー、べりーないす」(おいしい、とてもおいしい)
みんな「ほっ。」
これはかなりうれしい。
調理師の意地をかけてジャマイカ人の彼女らのストライクゾーンを捉えたのだった。
今度はオレの必殺のお好み焼きで勝負じゃーっ!!
- by editor
- at 01:23
編集長のおすすめの一冊!2010
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