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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2006年2月 4日

ナインマイルズ(ボブの生家)1

ナインマイルズの道行く人たちは手を振ってくれる。なんか感じのいい町だ。僕らはボブマーリが生まれた町ナインマイルズを目指していた。細くそして荒れた道を進み、ナインマイルズという標識を見たとき、やっと着いたかとほっとした。そして、寄ってきたラスタマン風の輩の指示に従ってノコノコとついて行ってしまったのだ。は、はめられた。そ、そうです。奴らは偽ラスタだったのです。


9miles2006-02-03_04.jpg最初からよーく話を聞いていればと思い出すとかなり悔しいが、所詮後の祭り。とりあえずボブマーリプランテーションに連れて行かれた。途中から怪しくなって値段交渉をすると「後で、後で」と言い出す。まぁ、いっかぁ、と思っていたら見せられたプランテーションはわずか3平方メートル程度のガンジャ畑。てめー、ふざけんなよっと思ったがこれから生家を見せてもらうので堪えていた。見学時間5分。そして彼らは言った。「4000JMD(8000円)出せ、そしておれらはガイドじゃねー、お前らは不法に私有地に進入した。」

「カッコーン」
切れたね。てめー、フザケンナと最終的には戦闘も視野に入れて根気よく交渉が始まった。

オレ「とにかく払わねー」
偽ラスタ「うるせー、見たんだから払え」
オレ 「がっかりだ、しつこい。とにかく時間の無駄だ。お前らのせいでボブマーリにはうんざりだ。(終了)」
偽ラスタ「覚えてろ!!」

いったんボブの生家に退却。オフィシャルガイドに助けを求めるが取り合ってくれない。生家を見終わってからダッシュで帰ろうと考えてたが、セキュリティもグルになって帰ろうとしているところを偽ラスタに密告している。くそー、なんなんだよ、こいつらは。これ以上関わると嫌な思いをするか戦闘をしないといけない事態になっても困るので、小金(250JMD、約500円)を渡して帰ってもらった。本当は払うべきではないのだが、旅は続くのだ。最小限で済んだと納得するしかなかった。

しかし、まわりのジャマイカ人は誰も助けてくれない。払わなくていいって言うだけで、追っ払ってくれもしない。こういう場合警察は助けてくれるのだろうか。それとも警察を呼ぶぞという脅し文句は効果的なんだろうか。

とにかくボブマーリプランテーションには行かないほうがいい。小金で済んでも十分へこませてくれる連中だ。



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