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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2006年7月21日

誰でも出来ることを効率よく

今日は帰国研修の最終日、キャリアパス研修を受けてきた。協力隊帰国後、もっとも多い希望が国際機関で働きたいということらしいんだけど、たえば国連とかJICAとか。国際協力を仕事にするには、世界レベルの競争があって、最低限英語と修士号が必要なんだそうだ。高学歴っすよ。さらに仕事はよくても2年の契約期間で、常勤になれる人は少ないらしい。厳しい世界ですよ。ひねくれた目で見ると一番得をしているのは、発展途上国の人ではなく、国際開発教育をビジネスにしている大学院なんじゃないかと思うんだけど。修士号をとっても仕事がなけりゃ意味がないんじゃんって場合も多いらしい。それはさておき、国際機関で働くにはどういうキャリアが必要なのかなんていう質問がありましたが、実は様々らしく、また情勢によっても変化があるらしい。ただ、国際機関で日本人に求められているのは、誰でもできることを効率よくすることだそうだ。上司とかは途上国出身のエリートが多いらしく、そういう雑用的な仕事を嫌うらしい。なかなか重宝されるそうだ。自分の協力隊の仕事を振り返っても技術移転ばかりに目が行って雑用を嫌っていたが、日本人として、そういう仕事をやって信用を得ていくっていうことをしてもよかったかなぁとも思っている。(でももう1回チャンスが与えられてもあんまやりたくないな)

帰国して思うことは、日本人はよく働く。みんなちゃんと与えられた仕事をきちんとこなしている。特に専門性がなくたって、こういうことをきっちりみんなでやっているから日本は発展しているんだろうな。誰でもできることを効率よく仕事する。これが日本人に与えられた性であり、ストレスでもあり、ストロングポイントなのである。日本社会適合に向けて、頑張って仕事していこー。



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