2006年10月15日
クレームから仕事が生まれる。
営業をやっていると仕事を取ってこなければならない。営業は何もないところからプラスへ、あるいはマイナスからプラスにする仕事なんだなぁと感心させられました。
今自分は営業職ではないし、かつて営業だったころもどちらかと言えば、現在ある取引を維持するあるいは出来るだけ最小限のマイナスに食い止めるようにするのが仕事だった。営業といってもいろいろあるが、久々に勢いのある営業マンと話をする機会があって非常に刺激的であった。これだから異業種との交流は面白い。
営業マンS 「クレームがあったら喜んで行きますよ。クレームから仕事が生まれるんです。もっと言えばクレームのない仕事はつまらないっす。」
今の自分の仕事はなるべくクレームがつかないように事前に準備できるかが要で、逃げ道として小さな文字や文言で但し書きを添える。クレームがおきても書面で示してあればとりあえず、こちらには非がないということだ。これはもっともな話で、現代社会は半ば当然のように受け入れられている。しかし、そのような枠組みが硬直化してしまい、意外と不便であったりする。そこで、クレームを如何に手早く丁寧に対応できるかが取引継続、あるいは新規契約に結びついていくのかなと思う。
自分のいるような組織ではクレームから新しいビジネスは生まれることもないので、そのような発想は生まれない。よいサービスや枠組みを創出するには何かしらのインセンティブが必要だと思われる。
- by editor
- at 21:03
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