2006年11月18日
地下鉄に乗って
浅田次郎著の「地下鉄(メトロ)に乗って」を読んだ。感想は泣けた。いい物語だったよ。最近読んだ「流星ワゴン」もそうなんだが、若いころの親父に会ったらどんな感じだろうって思う。母親との出会い、自分の出産。今の自分がもしその場に立ち会うことが出来たなら自分が生まれてきた意味や、これからどうすべきかなんてことが見えてくるのかもしれない。そんな小説だ。
近くの映画館でたまたまこの小説が映画化されたものが封切りになったので衝動的に行ってしまった。これまた泣けた。小説で流し読みしてしまったところが鮮明に情報として入ってくる。細かい空気のやり取りが伝わってくる。小説を読んでから見たほうが面白いんじゃないだろうか。別の視点でこの映画の良さは、音楽だ。小林武史プロデュースでSalyuの歌声が心地よくもあり、悲しく胸に響いてくる。
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- by editor
- at 19:26
編集長のおすすめの一冊!2010
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