2007年5月 4日
「変えれること」と「変えられないこと」
先日スポーツ新聞を読んでいてヤンキースの松井秀喜選手が人間には変えられないことがあると語っていた。昨年は骨折で試合から長期離脱をし、結果を求められるプロスポーツの世界で焦りはあっただろう。リハビリから故障前の状態に戻さなければいけないというプレッシャーは凡人の自分には計り知れない。前年よりも良い結果が求めらる彼には常に進化することが求められる。現在の状態からいろいろなことを試さないとならない。たとえその挑戦が不調を招いてしまったとしても。そのような試行錯誤の中で彼は、人間には「変えられること」と「変えられないこと」があるということを悟ったのだ。「変えられないこと」を悟るという挑戦は、一見無駄にも思えるが、それでいいんだという自分への確信にも繋がることなんだと思う。
- by editor
- at 18:57

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