2008年3月28日
SQL Server 2005
職場でACCESSを使う機会が多いが、ネットワークを介して複数人で利用する場合、頻繁にデータが壊れてしまう。経験的に5人の同時アクセスでレコードの更新をかけるだけでかなり危険だ。そのうち誰かがクエリのデザインを変更したりすると物凄い確率で破損する。MySQLへのテーブルの移動も考えたが、文字コードやデータベースエンジンの違いにより結構複雑であるし、持続可能ではない。やはり、Microsoft同士の相性が良さそうなので、SQL Server 2005を試してみた。Express版は無料というのがポイントだ。
ローカルで使う分には全く問題を感じなかったが、ネットワーク越しで使おうと思うとかなり悩まされた。経験的な解決策を挙げる。
1.サーバの設定でリモートアクセスを許可する。(構成ツール--セキュリティの構成)
2.ファイアウォールの設定を変更する。
3.クライアントにも、SQL Native Clientをインストールする
4.SQL Server Browserサービスを有効にする
ACCESSからのデータの移行もかなり簡単である。マニュアルはこちら
SQL Server Management Studioという管理ソフトがあるが、これは別途インストール必要がある。(無償)
ACCESS VBAで開発したマクロで更新クエリを利用するものが全く動かない。今後も要勉強である。それ以外は、かなりスムーズに移行することができた。
ACCESSからSQL Serverに接続するには、リンクテーブルを使ってODBC接続をするとよい。Windows認証を使うと結構ややしいので、SQL Server認証の方が問題は少ないように思われるが、当然Windows認証の方がセキュリティは高い。(インストール時は混合モードを選択した方が柔軟と思われる)
- by editor
- at 17:00

編集長のおすすめの一冊!2010
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