2008年7月16日
シルクロードをゆく 7 - ウルムチ市内へのアクセス
飛行機から降りるとホテルへ向かわなければならない。旅の途中でストレスなのが空港だ。なぜならば空港には怪しい人がいっぱい居るからだ。リムジンバスも市内まで運行しているようだが、面倒だったのでタクシーを利用することにした。
なんとなくは知っていたのだが、中国には並んで順番を待つという文化がない。タクシーを待っていた。なんとなく列ができているので並ぶのだが、いざ自分が先頭に立ってもタクシーに乗れるという保証はない。なぜならば、写真のように後ろの客がかなり前方までダッシュしていって、タクシーを止めてしまうからなのだ。「順番を待つ文化がない」と知っていても、心の中ではそんなはずはないと思っていた。少しは譲り合いの精神が。。。あるはずもなく、むしろ横入りしても誰も怒らないんだなぁと感心してしまった。中国では図太くなくては、ストレスが溜まる一方だ。
さて、なんとか自分のタクシーを確保すると、今度は値段交渉だ。ウルムチは都会といってもタクシーは他と変わらず、多めの金額を要求される。地球の歩き方では、35元が目安とあり、自分は50元(約750円)請求され、面倒くさいからそのまま払ったが、メーターは43元くらいだった。メーターで走ってもらうのが無難だろう。ちなみに、ここのタクシーは相乗りの文化らしく、他の乗客をどんどん乗せる。途中で拾った中国人の観光客にも普通に高い値段をふっかけていた。面倒くさい運転手だ。
シルクロードでは羊肉料理をどうしても食べたかった。特にシシカバブがおいしいらしく、楽しみにしていた。
夜市が立つとシシカバブの出店が並ぶ。ウルムチについたのは、まだお昼だったので、そんなお店はなく、でも暑くて喉が渇いたので、ビールとシシカバブを食べたかった。歩き疲れてどこでもいいから入った中華料理店でシシカバブがあったので、頼んでみたが、そんなにおいしくない。
やっぱり、本場のお店に踏み込まなくては。ウルムチは明日の朝出発予定なので、いったんホテルに戻ってから、夜のウルムチ・バザールに繰り出すしかなさそうだ。
- by editor
- at 20:48
編集長のおすすめの一冊!2010
comments