2008年9月28日
シルクロードをゆく 26 - 砂漠とラクダ - 鳴沙山・月牙泉(めいさざん・げつがせん)
敦煌の砂丘は、一般的に想像する理想的な砂丘だ。どこまでもどこまでも続く。砂丘はとても美しく、かつてオアシスの地、敦煌を求めてこの砂漠を遥か彼方から旅人たちは歩いて、あるいはラクダでやってきていたのだ。
せっかくここまで来たのだから、ラクダに乗ろう。物価を考えるとボチボチ割高感を覚えたし、砂が入らないようにする脚絆を勝手に付けられてさらにお金を要求されて憤りを覚えたが、数ヶ月経って思い返せば、やっぱり乗ってよかった。
ラクダの切符には、砂すべりの値段も含まれている。夜9時頃に行ったのだが、ラクダの一行は、名所「月牙泉」に直接向かわず、砂すべりがある丘へ行く。
何も知らないとそこが月牙泉かと勘違いするほど、きれいな夜景なのだ。
砂すべりなんかをしていると、あたりは真っ暗になり、結局「月牙泉」を暗闇の中で拝むこととなった。残念だ。ちょっと早めに行こう。
ラクダに乗った様子は、動画でもどうぞ。
- by editor
- at 13:59
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