Search

  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2008年10月26日

社会貢献と納税 -確定申告のススメ

私は、生まれてから一度も確定申告をしたことがありません。なぜなら面倒くさかったからです。今年度は、自らの意思で納税しようと突然思ったのは、「ふるさと納税」って言葉を最近よく耳にして気になったからなのです。これから数ヶ月に渡って「社会と納税」というテーマで自分の経験を通じて書いていきます。

確定申告のススメ
税金は国から自動的に引き落としされるものではなく、例えば、環境保護や文化保護を透明性を持って行っている団体に使ってくれ!とか、子供たちの為に使って欲しいとかいう「意思」になれば良いなぁと、最近思う。納税者ひとりひとりが、地域やコミュニティについて考えることが重要かなと。

そういう意味では、消費税は何かを買うと必ず価格に上乗せされ、そこに税金を納めるという意思は存在しない。そう考えると、消費税増税論があるが、せめて所得税、住民税で自分の意思が介在する仕組みとセットで考えて欲しい。例えば「ふるさと納税」など。自分の税金が身近で目に見えるようになれば、ひとりひとりの社会参加・地域貢献が進み、よりよい社会への礎になるのではないだろうか。

前段が長くなってしまいましたが、まずは、納税の仕組みを知るためには、「確定申告」をすることが近道だ。僕もまだしたことはありません。今年はやってみようと思います。

まずは、節税からはじめてみよう。サラリーマンの場合、「年末調整」というもので会社から受け取った報酬分について所得税額を確定する。これまでの経験では、源泉徴収額の方が多いので、還付される場合が全てであった。

ここで、きちんとやっておかないといけないことは、毎年の扶養控除、医療費控除、保険料控除。共働きの場合は、テクニック次第では還付額が多くなるかもしれないので、まずは、納税の仕組みを自分で整理してみよう。年末調整の申告欄にないものは、確定申告が必要となる。申告しなけば、多めに納税したお金は返ってこない。ようするに損!!

一般のサラリーマンや公務員は、年末調整をすることによってその年の所得税の税額が確定することから、確定申告をする必要はないが、給与の年収が2,000万円を超えたり、高額な医療費を支払った場合(医療費控除が必要な場合)、20万円を超える副収入がある場合、予定納税をしている場合、2ヶ所以上の事業所などから給与・賃金を受けている場合などは確定申告が必要である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典 :共働き夫婦の賢い節税テクニック!

たのしい納税と、寄付という意思表示
納税者が国や地方公共団体、特定公益増進法人などに対し、「特定寄附金」を支出した場合には、所得控除を受けることができます。これを寄附金控除といいます。ここで「ふるさと納税」が出てくるのですが、「ふるさと納税」は、寄付者に対して特産品を進呈など、おいしい特典があるのです。自分が応援するあの街の発展に!など、納税、寄付を通じて自分の意思表示が出来る社会に日本もなりつつあるのかなと思います。自分の意思で社会を盛り上げていく気概のある市民が増えればよいですね。

「ふるさと納税と寄付」については、次回以降のエントリーで紹介します。


【明解要解】日本の寄付文化の成熟度は? 個人レベルでも米国と大きな差

日本で寄付が話題になったのは昨年11月、神奈川県大磯町の横溝千鶴子さん(88)の10億円寄付だ。故郷の同県南足柄市に寄付したのは、元教師の経験から「子供の教育環境をよくしたい」という思いからだった。

出典:産経ニュース



Bookmark and Share


編集長のおすすめの一冊!2010

comments

comment form

(BLOG Tokyo にはじめてコメントされる場合、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

comment form