2008年11月 5日
ボランツーリズム
ボランツーリズム(Voluntourism)という言葉をご存知だろうか。「ボランティア」と「ツーリズム」を合わせた造語で、オーストラリアとかで流行っているそうだ。オーストラリアでは、ボランティアが身近で、地域や社会貢献をする場があらゆる場所にあるのだという。そういう文化のうえで、せっかく旅行に行くのなら、「体験を通じて想い出に残る旅」にしたいのだと言う。世界の誰かのために役に立ちたいという自然な欲求が企画化したものなのだろう。
日本では、ボランツーリズムをgoogleで調べると2008年11月現在でまだ、wikipediaではヒットしない。今の不景気の日本で、旅行の上にボランティアで働くという旅行商品がヒットするかどうかはわからないが、自分が定年退職を迎えて、暇になって、「世界の誰かのために、あるいは日本の誰かのために役に立ちたい」という気になった時、そういう企画があったら良いな、とは思う。
引用したコメント等の出典はAgora 2008年11月号より
- by editor
- at 23:18
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