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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2009年5月12日

道ゆけばシーサー

沖縄の道を歩くといろんなところにシーサーを見ることができる。シーサーは、「沖縄県などでみられる伝説の獣の像で、家や人、村に災いをもたらす悪霊を追い払う魔除け、幸運招きなどの意味を持つ。」(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)という。実際民家にシーサーを飾ってもいいよと政府から許可が出たのは明治以降ということらしく、道ゆけばシーサーというくらいに目にするようになったのはそんなに昔の話ではないのだ。

道の標識のあるシーサー。なんだかかわいらしい。

シーサーは、沖縄県などでみられる伝説の獣の像。建物の門や屋根、村落の高台などに据え付けられ、家や人、村に災いをもたらす悪霊を追い払う魔除け、幸運招きなどの意味を持つ。

名前は「獅子(しし)」を沖縄方言で発音したものである。八重山諸島ではシーシーともいう。

スフィンクスや中国の石獅(石獅子、en:Imperial guardian lions参照)、日本本土の狛犬などと同じく、源流は古代オリエントのライオンもしくは犬と伝えられている。

元々は単体で設置されていたものだが、おそらくは本土の狛犬の様式の影響を受けて、阿吽像一対で置かれることが多くなった。阿吽の違いにより雌雄の別があり、各々役割があるとする説もあるが、研究文献等にそのような記述は見られず、近年になって創作された俗説である可能性が強い。

各戸の屋根の上に置かれるようになったのは、庶民に瓦葺きが許されるようになった明治以降である。それまでは、寺社や城の門、御獄(うたき)、貴族の墓陵、村落の出入り口等に設置されるのみだった。材質は石や陶器(素焼きまたは本焼き)、漆喰(しっくい)によるのが基本だが、近年ではコンクリートや青銅製のものもある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



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