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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2009年6月 1日

日経新聞の漫画

2009年5月30日の日経新聞朝刊に「結い 親鸞」という漫画の連載がスタートしました。新聞に漫画というと、4コマ漫画を思い出しますが、3面をフルに使っていることにインパクトを受け、思わず読み込んでしまった。漫画も、小説もウソで成り立っていますが、村上春樹が言う小説家の資質である、向こう側に真実を見抜き、そしてそれを小説の中に再構築するだけの巧妙なウソが大きく、巧みであればそれは、面白い!と僕は思います。

日経新聞というのは、たぶんビジネスマンか経済学が好きな人が読む新聞だとすると、ここで連載する漫画はどんな漫画だろうと考えて見ました。おそらくそれは、現代の真実があって、その真実に対する何らかのメッセージが日経新聞らしい、ということだと思います。

この漫画連載にあたって、日経新聞のコメント

希薄なったといわれる人と人との絆や世代を超えたつながりについて再考する契機も提供したいと考えています。

(中略)

物語は頑固な生命観に支えられています。生老病死、いつの世も苦の種類はつきませんが、地球規模の経済変動、感染症の流行などにゆれる昨今、悩みも複雑かもしれません。人のつながりだけでなく、人生を考えるヒントも提供でればと考えています。

出典:2009年5月30日 日経新聞朝刊



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