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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2010年1月28日

通訳教室に通い始めました

サイマルアカデミーという通訳教室に通い始めました。全8回の初心者向けのコースです。全部英語でバリバリ宿題があるのかなぁと恐る恐る教室に入りましたが、ちょっと温めの社会人コースなのでそこまで厳しくなくてホッとしています。ただ、通訳の先生は怒るとマジ恐そうです。別に通訳士になりたいと思って通うわけではなく、単純に語学的な興味です。

通訳教室入門①
まずペアで自己紹介をして、もう一人が全員に向けて通訳をするというものです。ここで特徴的だったのは、自己紹介を3つのパートに30秒づつ区切って行います。これは、時間と区切りを体に叩き込むかつ、常に意識するようになるために効果的なトレーニングだといいます。

先生のコメント
・通訳士は、話者よりも、短くまとめて話す
・時間を意識する(最高の通訳士は、話者の8割の時間で話すといいます)
・ノートテーキングでは、よくでるフレーズを記号化して効果的にする
・話者の言葉を一言一句すべて記憶するのではなく、理解することが全て

通訳入門2
シャドウィング
会話を後から追いかけます。まず日本語のスピーチを5分。日本語のシャドウィングもメチャクチャ疲れます。意外とできないものです。それから7分の英語のスピーチを。これはひどかった。まったくできません。さらに無茶苦茶つかれます。通訳さんの気持ちがすこしわかる瞬間です。

先生のコメント
・毎日10分のシャドウィングで強烈にレベルがあがります。

通訳入門3
文章再現トレーニング

一枚の資料を見ながら日本語を1文づつ聞いていきます。メモとりOKです。それを1文づつ再現して全部で7文を再現します。これも結構大変。メモの技術も必要です。

先生のコメント
・意味の塊を短くメモし、それを頭の中で再現するには、言葉を瞬時に映像化していくことが重要です。

参加して。。。

通訳さんはなんでも訳してくれると思っていましたが、日本語のシャドウィングでもわかりましたが理解することと、再現するというのは別物だということです。プロの通訳士はメモをとる、話すという時は無意識で、常に聞いて理解するということに全神経を集中しているそうです。たしかにメモしていて、会話がどんどん先に行ってしまい、何の話をしていたかわからなくなってしまうことってリスニング試験などでよくありますよね。つまり、そういうことなんです。(???笑)



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