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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2010年5月23日

遥かなる銀河へ - TAO計画が迫る最新宇宙

池袋のサンシャインにプラネタリウムがあるのをご存知ですか?東京に10年以上住んでいますが、一度も行ったことがありませんでした。昨年の11月にハワイで宇宙にもっとも近い場所、マウナケアに行きました。そこには世界各国の望遠鏡が宇宙に焦点を合わせて観測を行っています。標高4000メートルを超えるマウナケア山頂の気温は低く、空気も薄い。そこからの眺める宇宙はどんな感じがするとおもいますか?今、目にすることができる輝く星の光は、何百光年も長い旅の末地球に届いているのです。地球から見る宇宙、そして宇宙からみる地球。星空を眺めているといろいろな光を、時間とか空間とか、宇宙から考える、そんな不思議な感覚になれるのです。

本当は田舎の山に登って、横になって一晩中星空を眺めるなんて、やってみたいですね。プラネタリウムではそういったことが疑似体験できるのが魅力ではないでしょうか。

星に近づきたい・・・
その想いが今、現実となる

南米のチリ、アタカマ砂漠チャナントール山頂。
東京大学のTAOプロジェクトチームは、天文台としては世界最高地点となるこの場所に、大型赤外線望遠鏡を建設する計画を進めています。

本番組は、TAOプロジェクトチームを編成した東京大学の全面協力を得て制作!標高5640mという過酷な条件下で現地ロケを行い、実写ならではのリアルな映像と、コンピュータグラフィックスによる宇宙シーンを融合した美しくも迫力のある作品です。砂漠の厳しい自然や、ふもとの街サンペドロの生活感あふれる情景なども織り込みながら、南半球の星空、そして宇宙へと物語が広がっていきます。

物語では、プロジェクトに挑む若き天文学者が、現地で少年と出会います。そして二人で星座をたどり、心の中の宇宙を見つめるうち、自分がどんなに宇宙に魅かれ、その謎を知りたかったのかを思い出していく...。天文学者の星への熱い想いを、実際にTAO計画に参加しているメンバーへの取材をベースしながら生き生きとお伝えします。

出典: プラネタリウム"満天"



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