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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2010年8月10日

NPOリーダーの長期休暇が組織を救う -創造的中断

コンパスポントというサイトで面白い情報が掲載されています。それはNPOリーダーの長期休暇が組織を救うという内容です。そういえば昨晩NHKでジブリの謎でも、借暮らしのアリエッティで若手監督を起用し、製作に至るまでのプロセスが放映されました。宮崎駿が、リリース間近で張り詰めた若手監督に近寄り、たわいのない言葉をかけました。彼に託すと決意してからあえて距離をとっていたといいます。その時のコメントは、「彼の膝は折れていない」でした。世代交代を進めるにはギリギリのフィールドでなければ伝承させられないものがあるのだと感じました。

さて、creative disruptionつまり、NPOリーダーの長期休暇は、下記のようなメリットがありその結果社会がよくなる。だからNPOリーダーの長期休暇を助成する団体が米国にはあるのです。すごい話ですよね。

  • 上から2番目のリーダー層が成長する機会
  • 事業継承のリハーサル
  • 長期休暇を取得したリーダーはより長く仕事を続ける傾向
  • 長期休暇を取得することでスタッフ、理事、寄付者やコミュニティとよりよい関係を築くことができるようになる
  • 長期休暇取得によって、コミュニティのニーズについてより広い視野を得ることで新しいクリエイティブなアイディアが生まれ、その結果として受益者や寄付者が恩恵を受ける

現在僕も中間管理職として全力で突っ走っていますが組織の持続性をどうしたらよいのか。重要な課題です。



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