2011年4月20日
21st-century volunteering スマートフォンが提案する全く新しいボランティアとライフスタイル
先日ロンドンマラソンの出場した日本人選手を応援に行ってきました。東京マラソンのボランティア枠もこのロンドンマラソンを模範にしています。ロンドンマラソンについては機会があるときに書きたいと思います。ロンドンなのかイギリスがなのか、なにかとチャリティや寄付のお願いに毎日出会います。それだけ寄付の文化があるということだとは思います。それが表面だけなのか、もっと深い部分なのかは滞在1ヶ月目ではわかりません。
とにかくそんな寄付文化がある英国でも新しい寄付の形を探し続けています。それがなんか日本と似ている気がするのです。METROというフリーペーパーが毎日電車で読めるんですが、その原文をオンラインで探したけれど見つからなかったのが残念ですが、要約すると、「お金」以外の寄付が縮小している傾向に新しい風とプラットフォームが生まれということです。その背景と潜在マーケットについて、忙しい毎日の中、「時間」を寄付することは難しい現代人、だけどなにか社会貢献をしたライフスタイルにしたいという「渇き」、そして「何か違う」つまり、自分の得意分野を使った、みんなと同じでない形を模索しているのだ、と。
1.忙しいから時間がない
2.だけど社会貢献したい
3.自分らしいボランティアをしたい
なんてわがままな都会人。でもこれってとても正直でありがたい感想だと思います。毎日の電車の待ち時間にできる「自分らしい社会貢献」。イギリスはスマートフォンを使ってその領域にチャレンジしようとしています。
たとえば、オンラインイメージバンクへの写真の投稿。素敵な写真とコピーライトを譲渡してその利用料の一部が寄付になるような仕組みだそうです。面白いですね。photofoundation.org
スマートフォンの担当者曰く
For smaller charities it gives them a great opportunity to be in the pockets of millions of people.
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- by editor
- at 19:11
編集長のおすすめの一冊!2010
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