2011年4月28日
日本で使っていたiPhone3G[s]をイギリスでも使えます。
イギリスでもSIMロックされている携帯もありますが、SIMアンロックされている携帯のためにSIMカードだけの契約もあります。最大手VoderfoneではiPhone向けのSIM Onlyプランもあって12ヶ月の契約で月々£20(約2800円)で利用可能です。詳細はこちら機種価格がないからお徳ですよね。iPhone3Gsならまだまだ現役でいけるので、自宅用Ipodにするにはもったいなすぎる。
ここで問題になるのが日本で買ったIPHONEはSIMロックされていることです。契約を解除したんだからSIMアンロックしてくれてもいいのに、解除のときにはしてくれません。ドコモがSIMだけの契約を開始するのでiPhoneユーザがそちらに流れるの可能性があるからかもしれません。
iPhoneをUKのAPPLEストアで買うと普通に£511(約7万円)しますから、なんとか今持っているものを利用できないか、約20時間くらいかけてそれに挑みました。
僕の場合、iPhone3G[s]のiOSを4.1にしていました。ここが苦戦を強いられた大きな障壁になりました。iPhone3G[s]を初期の状態であればSIMアンロックはかなり簡単です。
設定→一般→情報
で現在の自分の状態を確認できます。重要なのは、「バージョン」と「モデムファームウェア」です。
4.1の場合、そのままでSIMアンロックはできません。まず、iTunesでバックアップ(アプリの同期)をして最新の4.3.2にアップデートします。
それからredsn0w_win_0.96rc14でモデムファームウェア06.15.00にします。その際にiOS4.3.2用の.ipswファイルが必要です。このときに、自分のiOSのバージョンと違う.ipswファイルを選択していたりすると[install iPad baseband]が現れなかったりして苦戦します。ここの解決のかなりの時間を割くことになりました。きちんと説明分の英語を読まなかったので大変な苦労をしました。
うまくいくと、モデムファームウェア(Baseband)がアップデートされ、Cydiaというアプリがインストールされるので、そこからultrasn0wをダウンロードするとSIM Unlockされます。
終わってみるとかなり簡単ですが、その際にiTunesのアップデート、ipswファイルの入手など慣れないと結構ミスが起こるかなという印象です。イギリスのサイトでも結構苦戦している掲示板を見かけ、そのおかげでトラブルシュートができました。
iPhoneが使えなくなってもいいやという感覚の方にオススメします。一度Basebandをアップデートするともとには戻せなくなるらしいです。
- by editor
- at 07:21

編集長のおすすめの一冊!2010
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