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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2011年4月 8日

英国の寄付金控除の仕組みは、寄付金ボーナスポイント型?

イギリスには寄付文化があるか。まだ来たばかりなのでよくわかりませんが、進んだ制度をもっているのは事実です。今回はそのご紹介。

日本では寄付金控除というと、「お金が戻ってくる」または「住民税が安くなる」という感覚です。確定申告をして、還付される(住民税は税額控除される)ことか、これから紹介するイギリスの制度と比べると日本の寄付金控除は「キャッシュバック型」と分類できるかもしれません。

さてイギリス。こっちの寄付金控除は、どちらかというと寄付金ボーナスポイント型になるかと思います。つまりある一定額が寄付金に上乗せされて支援団体に寄付されるんです。この制度を利用すると、寄付金額に約25%が上乗せされるようです。(すぐに上乗せされるほど単純ではないみたいですが)

手続きもすごく簡単で、寄付申込書に下記のような文言がありそれにチェックをつけるだけ。

[Give aid it]
Gift Aid makes every £1 worth at least £1.25
I am a UK taxpayer and I would like the British Red Cross to treat all donations I have made as
well as any future donations as Gift Aid until I notify them otherwise. Please tick Yes / No


申請資格は、英国に税金をおさめる人で、寄付先が英国の歳入関税庁により認定を受けた慈善団体である必要があります。


また、税額控除の限度は、前年度分の限度額に余裕があれば使えるみたいです。Carrying back Gift Aid donations to the previous tax year

【参考】
寄付金への税控除制度 「ギフト・エイド」の仕組み
ニュースダイジェスト



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