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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2011年4月25日

イギリスの水はほとんどが硬水?

日本では軟水が多いですが、どういう違いか知っていますか?それは1リットルに含まれるマグネシウムとカルシウムの量で決まります。

軟水は日本人に特に好まれやすく、口当たりがまろやかで飲みやすい水です。素材やダシの旨み、香りを引き出しやすいので、料理にも適しているほか、赤ちゃんのミルク作りやコーヒー、紅茶などの嗜好品についても、それぞれの味と香りがストレートに出てきます。

軟水は浸透が早く、吸収性に優れているので、老廃物の排出がスムーズになります。赤ちゃんや高齢者など、デリケートな身体の人にも負担をかけないのが特長です。

また、生活用水としては、石けんや洗剤が泡立ちやすいので、洗濯や浴用にも適しています。


硬水はスポーツ後のカルシウム補給やダイエット、便秘解消に役立つので、硬水にはなじみが浅い日本人でも、健康のために飲用している人は結構います。

ただし、胃腸に負担をかけやすいので、胃腸が弱い人や抵抗力の弱い人が飲むとお腹を壊すことがあります。

料理においては、肉などの灰汁が出やすくなるので、灰汁が多い料理には適している他、洋風料理やパスタを茹でる時に使うとコシが出ます。

ただし、炊飯に使うとご飯がパサパサになる上、硬水独特の苦味やえぐみが強調されるので、淡白な和食料理には向きません。

また、石けんなどの泡立ちが悪いことでも知られています。

引用 ウォーターサーバー.net


日本では軟水と硬水の違いが「ppm」で表記されわかりやすいですが、イギリスでは違う表記、あるいはそもそも表記がありません。ヨーロッパはほとんどが硬水とどこかで聞きましたが、いつか軟水が恋しくなったから困るので、その計算方法をしらべました。

一般に以下のような式を用いて計算します。

硬度[mg/l]=(カルシウム量[mg/l]×2.5)+(マグネシウム量[mg/l]×4)


一度エクセルで計算式を保存してしまえば楽ですが、いちいちエクセルを使うのも何だし、結構簡単な計算式なので、誰かオンラインで提供していないか探すと、そういう人はいるものです。とても感謝!

Water treatment solutions Lenntech
Water hardness calculator

このサイトではカルシウムとマグネシウムの量を水のラベルを参考に入力すると硬度を知らせてくれます。

エビアンの例で言うとカルシウム80mg/L、マグネシウム26mg/Lなので

「Very hard water」と表示されます。ppmが307なので、日本では「極めて硬水」にあたります。

Caledonianというスコットランドの水だとカルシウム55mg/L、マグネシウム16mg/Lなので

「Very hard water」と表示されまが、ppmが203なので、日本では「硬水」あたります。


硬水か、軟水かの基準はそれぞれ違うようです。また、日本では100mlあたりの表記になっていることも注意が必要です。



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