2011年8月 8日
伊坂 幸太郎の「オー!ファーザー 」
伊坂 幸太郎の「オー!ファーザー 」を読んだ。父親になって1ヶ月の時期にこれを読んだのは偶然だろうか。最近来た友達に持ってきてとお願いしたので偶然ではない。でも、井坂幸太郎の本ならなんでもよかったのでそういう意味では偶然かも。題名ともこれまでの文脈とも無関係に生まれたばかりの娘はとにかくかわいい。
井坂幸太郎の軽快なリズムはそのままに、そうだよなぁと思うシーンが何度もある。そうなんだよ。現実は厳しい、だけどそんな現実を生きていかなければならない。どこを見回しても泥仕合。それが現実。そんな中で、恰好いいオヤジがいたら、そしてその背中を見て子供が育てば、未来はほんの少し明るいかもなぁと思った。
いやぁ面白かったです。
- by editor
- at 00:52
編集長のおすすめの一冊!2010
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