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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2012年3月 1日

ファンドレイジングUK気まぐれ日記をつけることにしました。

英語にも少しづつ慣れてきたので「ファンドレイジングUK」というカテゴリを作って日記をつけることにしました。最終的にはHigher Educationのファンドレイジング事情までカバーするつもりですが、そこに至るまでにいろいろな資料や人に出会うのでその様子なんかも書くつもりです。不定期で気の向いたときに書き、気の向いたテーマを少しづつ蓄積していきたいと思います。

今回はHM Government2011年5月に発行の「Giving White paper」の冒頭を翻訳します。
(原文はこちら)

まえがき

英国は寛容な国である。国中で、毎日のように、人々は誰かのために時間とお金を寄付している。そのことを祝福することから始めることは正しいし、そのことから私たちの社会はどれだけの恩恵を受けてきただろうか。

寄付することは寄付者にもその恩恵をあずかるもの双方にとってよいことだと我々は認識している。もし英国民が毎年100億ポンド(約1.3兆円※)以上の寄付をしてくれなかったら、チャリティ団体はこれまでのようなすばらしい仕事をすることはできなかっただろう。疲れ知らずのボランティアの仕事は誰かを助け、そしてコミュニティを強くしています。それは寄付者にいつもと違う喜びをもたらします。これによって築き上げられた関係と信頼こそが私たちの社会を強くするのです。

そうならばなぜここで白書を発行する必要があったのでしょうか。政府による長い介入の歴史があるにも関わらず、時間とお金の寄付はフラットに停滞、あるボランティア団体はむしろ衰退していると警告をしているからです。私たちはこれは避けられないことだと受け入れることはできません。私たちは、人々はもっとしたいと思っている、もっとできたはずだ、と信じています。まだたくさんのやるべきことが残っています。私たちはこの状況を変えることに手助けできると信じています。私たちの信念は、この状況を変化させる刺激を与えることです。これは過去の教訓から学んだ全く新しいアプローチを必要とする長期プロジェクトです。政府はもっとビジネスやチャリティと密接に仕事をしなければなりません。一緒にやれば必ずもっと簡単に成し遂げられるし、もっと時間やお金を寄付したい人たちを惹きつけ、それが人々が見たい変化へと導けるのです。私たちは、一線で活躍される人、イノベーターにもっとよいサポートをしなければなりません。(To be continued)

白書では下記アプローチからフレームワークを構成している。
・Introcucing new incentives for giving
・Supporting innovators and leaders
・Maiking it easier to give
・Providing better support for those offering and managing opportunities to give
・Helpong to build new social norms
・Focusing extra support on vulnerable communities
・Helping to channel the energy and creativity of partners across society

※1ポンドを130円で計算した。



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