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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2014年12月10日

放送大学大学院入試の挑戦日記

お疲れ様です。無事放送大学大学院入試の合格通知を受け取りましたので、記念に日記をつけようと思います。これから仕事や育児に追われながらも何かを体系的に学びたい、とかちょっとじっくり考えてみたいという方が放送大学の大学院をきっかけに、または選択肢の一つとして考えられる方のお役に立てたら幸いです。

僕が受けたのは、

平成27年度(2015年度)「文化科学研究科」「 文化科学専攻」修士課程 [修士全科生]

の、社会経営科学プログラムです。


【受験に至るまでの経緯】
実はちまちまと修士科目生として2007年から1学期(6ヶ月)に1科目(2単位)を続けておりまして、今年度後期(2014年度)、現在履修している科目を無事単位取得できると修了単位に到達するのです。育児で学習意欲が極端に減退している時期もありましたし、今も全盛期ほどではありませんが、家族の理解と後押し、また、細く長くをモットーに受験だけでもしておこうかと思ったのです。ちなみに受験料が3万円もするので、せっかくやるんだったら一発で受かりたい。でも全方位的に勉強するほど、学習意欲も沸かないという状態でした。

「既修得単位の認定」
修士全科生として入学された方が、本学修士課程において既に修得した単位があるときは、原則として、修了の要件となる単位(研究指導及び面接授業を除く)として認定します。

[修了要件]
修士全科生として2年以上在学し、以下の単位数以上を修得して、かつ修士論文の審査及び口頭試問に合格する必要があります。

募集要項より抜粋

30単位研究指導8単位を含め16単位以上を所属するプログラムの授業科
目より修得する。


【受験対策】
3万円を無駄にしないためには、猛勉強するに越したことはありませんが、育児や仕事など、いいわけが邪魔をして、できるだけ効率的に合格したい、というギャンブル戦略をとってしまいました。研究するのにそれでは困るんですが、受験っていうのは一発勝負ですので、勉強をしたものが必ず合格し、勉強が万全でないものは必ず不合格になる、という代物でもないので。

さて、ギャンブルするにしても、勝率が気になるわけです。

2014年度(平成26年度)大学院修士全科生入学者選考出願者数について
プログラム名 募集人員 出願者数 合格者数 倍率 入学者数
社会経営科学 100名程度 114名 93名 1.2 88名

放送大学ホームページより抜粋

ちなみに出願状況(H27年度)
2015年度(平成27年度)大学院修士全科生入学者選考出願者数について
プログラム名 募集人員 出願者数
社会経営科学 100名程度 96名


H26度の倍率を見てみると、1.2倍。これは、勝率高いと言ってよい?逆にどうしたら落ちるのかという視点が必要になります。

【受験対策-第1次選考(筆記試験)】
過去問は3年分ホームページからみられます。ここ
内容は英語が半分、専門科目が半分です。配点はわかりません。

英語が得意な方ならば、社会経営科学は辞書持ち込みが可だったので、ほぼ満点取れる内容でした。

専門分野では、かなり基本の内容ですが、一般常識ではまず解答できないので、それなりに勉強が必要です。ここはギャンブル戦略になりますが、過去のエントリーで紹介した受験対策をとって、見事ギャンブル成功しました。2問あるのですが、そのうち1問が予想問題にヒットし、残り半分は適当に解答しました。

自己採点では、仮に英語50点満点、専門50点満点だとしたら、75点になるかと思います。この合格ラインについても公表されていないので、仮に専門が0点だった場合合格できるのかどうか不明です。もし合格できるのなら、英語さえある程度できれば、全く勉強しなくても合格できる可能性はあり得ると思います。


【受験対策-第2次選考(口頭試験)】

第2次選考:第1次選考の合格者に対して、プロクラム毎に、出願の際に提出された研究計画書、志望理由書等をもとに面接試問(本部で実施)を行い、「研究遂行能力、意欲など」を判定します。最終合格者は、プログラム毎に筆記試験及び面接試問の実施結果を総合的に判定し、決定します。

ホームページより抜粋

面接官は2人でした。僕が科目履修した放送大学の専任講師でした。よって、結果論ですが、自分が願書で記載した指導教員が面接官になりえるので、その先生の教科書は読んでおいたらバッチリだと思います。

質問は2問でした。
・上記にあるとおり、どういう研究をするのか。研究テーマの説明が求めれました。
・願書に書いたテーマの研究遂行方法について説明が求められました。

あと、指導教員関する希望が聞かれ、終了しました。


合格しなければ研究を開始していないけれど、面接官からは、先行研究の動向はなどのコメントも求められたので、そういうのも目を通しておけば、なおよいと思います。


【その他ー準備編】
卒業した大学に成績証明書とか取り寄せないと行けないので、早めに準備しておくことをオススメします。僕が卒業した大学は3営業日くらいで送ってくれたので、ちょっと嬉しい気持ちになりました。



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