2011年6月29日
York大学のファンドレイザーに会ってきました。
York大学は学生数1万3千人くらいの規模の大学で、そこのAlumni DevelopmentオフィスのDirectorに会ってきました。ちょっと前までニューカッスルでも同じ仕事をしていたとか。ここでは同窓会とファンドレイジング同じグループでやっていました。ホームカミングディもはじめたみたいですが、very americanといっていたのでイギリスでは珍しいのかなと思いました。また、プロモーションは基本、紙からEmail,webに移行したい方針でそれは安いからという理由でした。ただ、これを日本のフェーズで鵜呑みにしないほうがいいかなと思います。この国はWEBを使えない人は圧倒的に不利な立場になるという前提があるからです。使えないからクレームをしても一切返事はありません。そんなバックグラウンドの中で移行しているので、効果的だからという理由ではないことに注目です。またセグメントについても聞きました。あまり細かいところまやっていないみたいでした。これらからファンドレイジングが進んでいるようには思えませんでしたが、イギリス自体が土壌がすでにあるので、データベースなどは専用のものを使っていました。またアニュアルギフトの成績表をみせてもらいましたが、この大学の年間の相場も日本と比べてむしろ小さいくらいでした。卒後5年はお願いしないということも気を使っていました。また、イベント集客についてのコミットメントについてもこちらの相場感覚について聞くいい機会だったので参考になりました。

ヨークの街並み。