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2009年6月30日

1Q84を読んだ


村上春樹の「1Q84」を読みました。美しく、悲しく、象徴的で、対照的かつ多義的な世界がそこに描かれています。村上春樹はエルサレムでの授賞式で構築されてしまった社会システムの中で、個人が流されずに自分の考えをどのように保ちつづけることができるか、ということについて語っています。そして、この小説で、小説家として物語を通じてこのことについて語りかけているように、僕は感じました。そして何かしらのものを受け取った気がしています。
読売新聞のインタビューで、どれだけの数が売れるかということよりも、どのように伝わったかが重要と話したことがとても印象的でした。

オススメ!!です。

2009年6月27日

気になる金利

6月末は株主総会などで株式会社は忙しい時期だ。株主にも配当や優待券が送付されるので、楽しみな時期でもあるが、最近の株価の推移でキャピタルゲインで楽しいというよりはどんよりしているので、あ、自分も株主だったんだと気づかされる。そろそろ社会勉強というのではなく、ちょっとしたお小遣いに変わってくれればいいのだけど。

さて、安定運用重視の僕は、円定期や、外貨定期など気になるものの一つだ。こういうのも手続きが面倒くさいので、ネットで簡単に情報を比較できて決断したいのだが、やっぱり会社によってそういうのが得意な会社とそうでない会社がある。僕は海外に行った経験があるので、なんとなくアメリカ系の銀行を外貨預金で使っていたのだが、どうも手数料とかが高いとは思っていた。きっと他の日本の銀行もそうなんだろうと思い、あまり比較もしてこなかったのだが、今日はちょっとした時間があったので、他行と簡単な比較をしてみたろころ、かなり金利や手数料も違うではありませんか。やっぱアメリカの会社お偉いさんの給料がものすごく高いので、そういうところで割高感がでちゃうのかな。

ま、超低金利な2009年ですので、比較しても大差がないように思いますがじっくり比較してみるとやっぱり違う。規模がないと0.1と0.2の違いは気にするほどではないですが、世の中の仕組みというか、会社の特徴のようなものがわかるのは、なかなか面白いものです。

2009年6月25日

引き出し力(ヒキダシリョク)

先日ニュース番組を見ていると、海外のファストファッションを迎え撃つ日本企業の特集が放送されていた。デザイナーを常駐させること無く、バイヤーがプランニングから全てこなして、商品化まで持っていくことにより、その企業では1日あたり10新作、年間ベースで3600新作を世に送り出しているのだという。しかも低価格で。リーマンショック後の大型不況で、ファッションも2極化が進み、よい商品を長く使うものは高級ブランドで、流行をいち早く取り入れたい人は、安くて、「今」がギュッと込められている商品を好む傾向があり、人気だという。

こういう傾向の中、高級ブランド企業は、「高級」である意味を問われている。2009年6月21日(日)読売新聞朝刊の「ビジネス5分道場」で、次のように掲載されている。

高級品とは、

正しい使い方を知り、家庭的な人間関係の中でよいものを選びあい、その能力を店と顧客が育てあうこと。この条件が場と商品に揃うことが、真の「高級」なのだという。

(中略)

人々にとって価値や豊かさとは自分の潜在能力が引き出され、それを理解し適切に評価できる人が集まっていることだ。

【教訓】 顧客の潜在能力を引き出せ

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2009年6月23日

細胞から元気になる食事

山田 豊文著の「細胞から元気になる食事」を読んだ。皆さんは食生活をどのようにお過ごしでしょうか。僕は一人暮らしが長かった(大学を卒業してから10年くらい)ので、コンビニ弁当、スーパーのお惣菜、居酒屋の油もの、もちろんファーストフードに、カップラーメン、さらにはスナック菓子など、この本を読まなくてもなんとなく健康に悪そうな10年を過ごしてきました。

特に大きく体調を崩すことはありませんでしたが、ここ1,2年仕事のストレスが原因と思っていた、朝起きたときの胃のむかつきとか、疲労感みたいなものが、ひょっとすると食生活のせいなのかなと思い始めました。

この本によると胃腸は24時間営業中なので、油物などヘビーなものを食べると、胃腸は重労働を強いられ、それが続くとどんどん機能が低下し、本来なら正常に処理されるべきものが未処理になり、他の器官に影響を及ぼし、それが、体調不良などの原因になるのだという。

これはなるほどと思いました。ではどうしたらいいのでしょうか。

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2009年6月22日

空から降ってきた魚

空からオタマジャクシが降ってきた? 石川県で相次ぐというニュースが6月上旬職場で話題になった。今の職場は、村上春樹を読む人が多く、海辺のカフカでこのようなシーンがあるからなのだ。海辺のカフカでは、たしか、秋刀魚が空から降ってきて、その記事が新聞に載っていたが、ひょっとすると中田さんが降らしたのかな?なんて。

この空から物が降ってくる現象、ファフロツキーズ現象、英語ではFAlls FROm The SKIES、オンライン辞書では次のように定義づけられている。

fafrotskies
noun
1. precipitation, Precipitation of objects from the sky that are not normally expected e.g. frogs, fish, coins etc.

ファフロツキーズ現象

通常では想定されないもの、魚とか、小銭とかが空から降ってくること

出典:allwords.com

【関連エントリー】
海辺のカフカ

2009年6月21日

阿修羅展のすごさ

阿修羅展」東京会場閉幕 総入場者数は94万6172人 [出典:朝日新聞]

「歴女(れきじょ)」は歴史好きの女性を表す名詞で最近よく聞きますが、この阿修羅展、平日から大行列の盛況ぶりで平成館で2009年3月31日(火)~6月7日(日)という約100日の開催期間を単純に割り算すると1日当たり9,461人が来場したことになります。入場料をここでは簡単に1000円とすると約9億4000万円の入場料収入になるわけです。

これってすごいですよね。ではなぜ、こんなに阿修羅像が人気だったのでしょうか。

「360度から見られることはたぶんもうないのではないかと思って、楽しみにしてきました」
と展示方法に相当な工夫が施されている、学芸員・アキュレーターの手腕が大きいようですが、もうひとつ、阿修羅像が「イケメン」だったので女性ファンに受けたのでは、と分析する人もいます。

そしてテレビなどで多く取り上げられた広報効果が大きいと思いますが、インターネット上ではどのような戦略があったのでしょうか。なかなか面白い取組みをしています。

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2009年6月20日

Movable Type 4.261

Movable Type 4.26から4.261にアップグレードしました。

先週作業したばっかりなのに。。。

コミュニティ掲示板、コミュニティブログの機能は必要なかったので、Movable Type Commercial 4.26にアップグレードしました。アップグレード方法は変更無く

1.バックアップをとる
1-2.よい機会なのでSqliteを最適化する
2.新しいファイルにリプレイスする
3.ログインすると自動でアップグレードウィザードが走る

4.継承すべき、ファイルをアップロードする(.htaccessとかmt4iとか)

わかりやすいマニュアル

総作業時間 約2時間 
やっぱり、ファイルのダウンロード、アップロードに結構時間がかかります。

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2009年6月18日

【Excel】重複データをチェックする COUNTIF関数

アクセスより、エクセルのほうが職場のユーザに説明しやすい場合が多いです。アクセスなら簡単なのに、エクセルで伝えようとすると???なじぶんですが、大抵のことは両方で出来るのです。それは好みによるところが多く、結局エクセルユーザというのが現実かなぁと思います。

さて、先月シート1で作業している名簿と今月シート2で作業している名簿を合算して「重複をなくしたい」というニーズはよくあります。顧客番号を管理しない場合はよく起こる現象ではないでしょうか。そこで役に立つのがCOUNTIF関数です。

同じ列にコピペして、COUNTIF関数で、そのセルに入っているデータをカウントすれば、「1」ならばユニーク、「2」以上ならば、重複していることがわかります。あとは、それを見て手入力で行削除するか、VBAで2以上ならば、行削除というマクロをつくれば自動化までそう遠くはありません。

さて、B列(B:B)にある重複を探す例です。B2のセルにあるデータの重複をB列全体から探すという内容になっています。

=countif(B:B,B2)


参考:ALL About Excelで重複データをチェック

【関連エントリー】
【ACCESS】重複しているデータと重複していないデータに分割する
【ACCESS】重複するレコードを見つけて削除する

2009年6月17日

村上春樹語る

1Q84はもう読みましたか?僕はまだ読んでいません。1,2の全2巻ですが、本なんてそんなに売れないだろうと思って、ぼんやりしていたら村上春樹さん新作「1Q84」品切れ続出...増刷も追いつかずという記事を見てウソだろと思っていたら、近くの本屋では売っていませんでした。そんなことって。。

しかし、こんなチャンス本屋が黙っているわけがなく、丸善なんかでは高速対応で、1Q84出店も出ていて、今週入手できました。そんなこんなもしていると、新聞では書評もでちゃうし、昨日の読売新聞では村上春樹自身が語るというかつてでは考えられないことが起こっています。

読み終わるまで、書評も村上春樹のコメントも見たくないので、切抜きにしてとっておこうと思います。楽しみだー。

読売新聞:新作「1Q84」オウム裁判が出発点...村上春樹さん語る

2009年6月16日

あの頃ぼくらはアホでした

東野圭吾著の「あの頃ぼくらはアホでした」を読んだ。あの時の人的な東野圭吾ですが、その自伝的な本で、なんだ、僕らと同じようにアホな学生時代をすごしたんだなぁと感心してしまいました。特に中学生時代の話は大爆笑で、あるあるっていいながらニヤニヤしてしまう。持て余した時間に読むのに最適なかるーいタッチの小説です。

2009年6月14日

Movable Type 4.26

Movable Type 4.25から4.26にアップグレードしました。

コミュニティ掲示板、コミュニティブログの昨日は必要なかったので、Movable Type Commercial 4.26にアップグレードしました。アップグレード方法は変更無く

1.バックアップをとる
1-2.よい機会なのでSqliteを最適化する
2.新しいファイルにリプレイスする
3.ログインすると自動でアップグレードウィザードが走る
4.継承すべき、ファイルをアップロードする(.htaccessとかmt4iとか)

わかりやすいマニュアル

総作業時間 約2時間 
やっぱり、ファイルのダウンロード、アップロードに結構時間がかかります。

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2009年6月11日

絶望=苦悩 - 意味 という公式

以前、福島智さんをこのブログでも紹介したことがある。

そして、昨日、NHK爆笑問題のニッポンの教養 「私は ここに いる」で福島さんが登場した。彼がでると、魅入ってしまう。

ちょうどその夜のニュースで、辻井伸行さん:全盲のピアニスト、バン・クライバーン優勝したのは、すごい偶然だ。
参考:毎日新聞

絶対的に見ても、相対的に見ても、明らかに自分より活用できるリソースが少ない環境の中で、それを突破して、あるいは乗り越えていくというのは、きっと絶望や苦悩をとともに生き、そしてそこで何かを掴んだのだ思う。

絶望=苦悩-意味 という公式がある。

仮に、苦悩というものに意味がなければ、それは絶望だ。たぶんそれは、生きる意味や存在意味がないというのと同じことになるんだろう。

この式を移項すると
絶望 + 意味 =苦悩 になる。

逆に絶望というものの中にも、意味を見出すことができたなら、それは苦悩であり、そこに存在意義があるのだいう。「絶望」という壁を乗り越えてきた福島さんの言葉には重みある。

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2009年6月 7日

ブレイブ・ストーリー

宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」を読んだ。最近DSのドラクエにハマっていたせいだけでははないと思うが、ファンタジーの小説というものがこんなにも面白いのかっと感心してしまった。漫画も面白いのだが、小説がそうさせるのか、それとも宮部みゆきが偉大なのか、心躍る冒険のストーリーに留まらず、現実社会の本質や、人間の弱さ、仲間のすばらしさなど、現実と幻想の世界を織り交ぜて主人公(読者)の心を冒険へと誘う。

ブレイブ・ストーリー、まさに勇気のお話だ。

僕が選ぶ2009年度ベスト小説のひとつだろう。まるで漫画を読んでいるように時間を忘れ次のページをめくってしまう。

オススメです。

2009年6月 3日

「世界のために働くということ」 -コフィ・アナンと語る-

コフィ・アナン(前国連事務総長)、緒方貞子・国際協力機構理事長による「世界のために働くということ」というシンポジウムに参加してきた。国際開発の最高峰にしてそのリーダーとして名実ともに世界に認知されているお二人話ぶりは、落ち着いていて、穏やかで、力強かった。

私も青年海外協力隊員として2年間ジャマイカで過ごしたが、開発途上国への顔の見える協力とはどういうものなのか、考えさせられる2年間であった。自分なりにできることをやったが、今振り返ると未熟な部分が多かった、もっとできることがあったのでは、と最近思うことがある。

英語だったので、すべては理解できなかったが、お二人の存在感と会場の雰囲気が自分にとって明日への活力となった。

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2009年6月 1日

日経新聞の漫画

2009年5月30日の日経新聞朝刊に「結い 親鸞」という漫画の連載がスタートしました。新聞に漫画というと、4コマ漫画を思い出しますが、3面をフルに使っていることにインパクトを受け、思わず読み込んでしまった。漫画も、小説もウソで成り立っていますが、村上春樹が言う小説家の資質である、向こう側に真実を見抜き、そしてそれを小説の中に再構築するだけの巧妙なウソが大きく、巧みであればそれは、面白い!と僕は思います。

日経新聞というのは、たぶんビジネスマンか経済学が好きな人が読む新聞だとすると、ここで連載する漫画はどんな漫画だろうと考えて見ました。おそらくそれは、現代の真実があって、その真実に対する何らかのメッセージが日経新聞らしい、ということだと思います。

この漫画連載にあたって、日経新聞のコメント

希薄なったといわれる人と人との絆や世代を超えたつながりについて再考する契機も提供したいと考えています。

(中略)

物語は頑固な生命観に支えられています。生老病死、いつの世も苦の種類はつきませんが、地球規模の経済変動、感染症の流行などにゆれる昨今、悩みも複雑かもしれません。人のつながりだけでなく、人生を考えるヒントも提供でればと考えています。

出典:2009年5月30日 日経新聞朝刊