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2012年11月21日

ミュンヘンマラソン2012出走しました

2012年10月13日(日)ミュンヘンマラソンに出走し、完走しました。ロンドンからEasyJetで片道たったの29ポンド、帰りは50ポンドして往復で航空賃は100ポンド未満だったのも魅力の一つでした。ミュンヘンの街並みは世界大戦で空爆を66回も受け比較的新しい建物と昔の街並みを復元させたものが肩を並べているのが印象的でした。清潔でとてもきれいです。

ドイツは初めてでしたがほとんど英語で大丈夫でした。というかほとんどの人が僕の英語より上手い!空港からはルフトハンザバス(誰でも乗れます)が格安で往復16ユーロくらいでした。

ミュンヘンマラソンのコースは平坦で、記録を狙えます。ぼくの場合は練習不足で、むしろここ数年の最低記録を更新してしまいました。情けない。しかもおそらくゴルフで負傷した股関節がめちゃくちゃ痛く、10キロを越えたあたりからかなりつらかったです。ほとんど最後の10キロは歩いてしまいましたが、こんなにも42キロが長いのかと、つくづく、マラソンランナーってよくこんな距離を走るなぁと思いました。

さて、記録。

munich001.JPG

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2012年11月 8日

University of Leedsのファンドレイジング

先日University of Leedsのアラムナイリレーションズオフィサーとお会いする機会を得た。いいスーツをまとっていましたよ。全学の同窓会組織を立ち上げたのは5年前だそうで、この領域に猛烈に力を入れているそうだ。5年前までデーターベースといえばスプレッドシートだったというのだから、親近感を覚えるが、この5年の成長ぶりはすさまじい。組織は32人からなっているので、英国大学の中でも「中の上」ではないだろうか。卒業生の寄付率を聞けばまだはじめたばかりだが、19万2000人いる卒業生のうち7000人だということで、3.6%。これはよい数字ですよ。たった5年でここまでとは。マガジンに対する考え方を聞いたが、郵送は莫大なお金がかかるが、今のところ止めるつもりはないそう。プロモーションの意味もあるが、コンタクト・コネクションの側面も強いとのこと。ネットワークレセプションで込み入った話は出来なかったが今後の動きにも注目です。

2012年10月 3日

井坂幸太郎の「PK」を読んだ。

最近は全く本を読んでいなくてそれが一つの気鬱だったんですが、先月の終わりに妻の職場の先輩が買ってきてくれた本がそれを吹き飛ばしてくれました。自分の中では抱っこ紐で1歳の娘を寝かしつけながら、この小説の時間を作るという離れ業に挑戦したんですが、ほとんど効果はありませんでした。自分の暇つぶしにはなったか。

中篇の3部作ですが、作品の登場人物の名前が3作に少しづつ出てくるので、まさかここで繋がるのかぁという伏線を読者に膨らませます。分かりやすくて面白い。読み終わった後、勇気が沸く小説、と一言で表せるんじゃないかとも思いました。

臆病は伝染し、勇気は勇気のある者からしか学ぶことはできない、

というようなフレーズが今でも頭から離れません。

2012年9月20日

The Bristol Pound - 地域通貨

僕は以前、地域通貨について関心をもったことがある。職場のインセンティブに使う方法として活用できないかという提案をしたこともあった。それからしばらく時間がたったが、英国ブリストル市で昨日、ブリストルポンドが誕生した。全国大手チェーンによって地元商店街はどんどんと苦境に立たされているのは英国も同じで、ブリストル市ではそのひとつのソリューションとして地域通貨を選んだんだ。しかも単なる紙じゃなくて、アカウントを持てば、携帯のテキストメッセージで買い物ができるのがすごいところだ。現在個人商店で300の加盟店があり、1000にするのが目標という。将来的には、アーティストとか工芸品そういった育成にも役立てたいということだ。

詳細はこちら
Bristol Pound Leaflet

インデペンデント紙
The Bristol Pound is launched to help independent retailers

2012年8月13日

ブリティッシュ10k

ナイキがスポンサーの巨大な大会です。ロンドンの観光名所をほとんど通ります。そして10キロのマラソンでここまで成功している大会がほかにあるんでしょうか。すごいパワーの入れようです。そしてゼッケンはそもそもTシャツに印字されて送られてくるという凝りようで、出てよかった。普段は交通量の多いロンドンの道路のど真ん中を走れるなんてと、ランナーというよりほとんど観光客気分です。



ノルウェー トロムソ マラソン

6月下旬に出走したトロムソマラソンを紹介します。トロムソになんで行ったかと言うと「白夜」をみたかったからです。5月から7月初旬までがいいということなので、ノルウェーに行くのならばこの時期をお勧めします。トロムソに行くには、オスロで乗り換えないといけません。オスロから1時間30分くらい飛行機に乗ります。トロムソ空港から市内までは、バスがたくさん出ていて料金も決まっているのでタクシーに乗らなくても大丈夫だと思います。帰りは朝早かったのでタクシーを使いました。朝の5時30分だったけどきちんとホテルに来てくれました。田舎だけど、そんなに田舎ではないし、パブもバーもレストランもコンビにもATMもなんでもあります。ただ物価が高いです。ロンドンの1.5倍くらい。

ホテルの予約は早目をお勧めします。僕は1ヶ月前でしたが、予約サイトで見つからなかったので大会運営者にお願いしました。結構すばやく対応してくれたんで、メールでお願いするといいです。お金も後払いでしたんで、楽チン。

コースはとても美しく、比較的平坦です。タイムでるんじゃないでしょうか。僕は練習不足でまったくだめでした。とにかくコースが美しい。そしてスタートは、ハーフで夜10時、ゴールは深夜12時と、それでも白夜で昼のようです。

おおきな大会ではないけど、とても思い出に残るレースでした。



2012年7月30日

敗者の涙

先日の新聞を読んでいたら、米国人ジャーナリストが日本人選手は負けても泣くべきではない、と寄稿していた。なぜならば、世界の人はそれを感動的よりも、子供っぽいと受け取るからだという。その人は日本に好意的なアドバイスをしている。外国人の目から見たら敗者の涙はそのように見えるものかと、僕は思った。もちろん勝負の世界は、勝者にのみ賞賛が送られるべきだ。そしてスポーツを愛するものは常にそういう態度が必要なんだと思う。

実際、海外のメディアを見ていると準優勝おめでとうという記事はほとんどない。ほとんどが優勝を逃してがっかりだという見出しになる。にもかかわらず、僕は、2012年度のウィンブルドンで74年ぶりに英国人で決勝戦に進んだAndy Murrayの流した敗者の涙に感動した。そして会場にいた、テレビを見ていた多くの人がマリの健闘に拍手を送ったのだ。ファンはプレーだけではなく、自分の応援が選手の力になったのか、重いプレッシャーのなかで戦うとはどういうことなのか、そういうものを感じ記憶に刻まれる。何年か後になっても、この試合の出来事でお酒を飲むことができるのだ。これがスポーツのギフトなんじゃないかと思う。そして、オリンピックはこのギフトの結集で、だからこそ、普段興味もないスポーツを観てそこにある感動に期待しているのだ。

今日も興味のないスポーツを見ていたら、日本代表のサッカーの試合を見逃してしまった。ショックの涙・・

2012年7月17日

Newcastle Universityのファンドレイジング

先日Newcastle Universityで12年間ファンドレイザーをやっていて、Major Giftを担当している方に会いました。小さな部署で16人のスタッフのうち、3人はファカルティ(教員ですね)、ファンドレイザー・アラムナイ担当が8人、データベース担当5人で構成されています。データベース担当は、一人が入力担当、二人がデータベースアナライザー(分析する人ですね)、一人がプログラマーだそうで、外から購入したものではなく、インハウスで開発したものだそうです。

Factsとしては、卒業生の寄付率は2%程度で、この数字は英国のスタンダードとのことで、よくやっていると言われているのが、僕も以前訪問したことのあるBristol大学の6%です。

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2012年5月16日

pro bono(プロボノ)・ボランティアのマッチングサービス

pro bono(プロボノ)・ボランティアのマッチングサービスに関するMETROの記事を私訳で紹介します。


チャリティ先進国の英国においてさえ、不景気により1年に300団体のチャリティが閉鎖の危機に追い込まれている。この状況をなんとかするべく、先日pro bono(プロボノ)・ボランティアのお見合いスタイルのWEBサービスが開始された。Goodwill Exchangeのサービスでは、法律家、マーケティングスペシャリスト、会計士のようなスキルを無償で提供してくれる方とチャリティをマッチングさせることを目的としている。

この設立者によると、「スキルがあり教育を受けていて、現在特定の職についていないキャリアからステップアウトした女性が近年増えており、彼女らはチャリティに与えることができる時間がある」と確信している。

「誰かを助けるために、己の人生を捧げる、たぐいまれな人たちがいる。私たちは彼らを支えなければいけないし、かれらを退場させてはならない。」

毎年110億ポンド(約1兆4千億円)の半分近くが、161,649団体もあるチャリティのうちたったの901団体にのみ寄付されています。(小さな団体にとってはますます不利な状況です。)

原文はこちら

2012年5月 7日

Marleyを観た。


Photograph: Berlin film festival the guardian

今、ボブマーレーの自伝映画が上映されているので観た。最初の20分、skaのリズムが心地よく寝落ちしてしまった。ボブマーレーの家族、音楽のメンバーのインタビューから彼の生き方、世界観に迫る。ジャマイカに居たとき、キングストンのボブマーリー博物館に結局行かなかった。この映画を観るまでなんとも思わなかったけど、あそこでボブマーレーがサッカーをやっているシーンを見たとき、ちょっとうーん、いっときゃよかったと思った。あとジャマイカンアクセントの強い人は字幕が出ていたのが面白かった。ボブマーレーはほとんど出てたな(笑

Marley - review

2012年4月11日

Volunteering Rates -ボランティアと寄付

このエントリーはCURRENTS-CASE APR 2012-の記事からの私訳で紹介するものです。

アラムナイプロフェッショナルが彼らのデータベースに熱心であるという話を聴くことは多くない。だが、Melissa Gayは例外で、データは彼女の仕事をよりよくするとわかっているからだ。

Gayはヴァージニアにある生徒数750人の女子大のSweet Briar Collageで3人のスタッフをもつAlumnae relationsのヘッドだ。ちょうど2年前、アラムナイ&渉外担当副学長からの依頼で、寄付とボランティアの相関関係を調査することになった。彼女は全学の潜在顧客管理システムと似たようなボランティア管理システムが必要だと思った。

すぐに彼女はそれぞれのアラムナイ、保護者、フレンドに関するボランティア活動への関与をレーティングしてデータベースへ記録していった。「私たちは寄付とボランティアの相関関係を明らかにできれば、ボランティアの方がもっとよい経験をできるような仕事をしたい。」

アラムナイ、保護者、フレンドが、イベントの出席、ボランティアサービス、寄付のたびにポイントを受けとる。たとえば、ホームカミングディに出席なら5ポイント、クラブイベントなら1ポイント、過去5年間に寄付があれば10ポイント、もっとも積極的なボランティアに10ポンントなどだ。アクティブな若いアラムナイにスポットライトを当てやすくするために、学生電話勧誘活動、学生クラスキャンペーン委員会に従事したなど学生活動促進に対してもこのシステムではポイントを付与する。

このシステムは2010年秋にスタートし、すでにGayの仕事を助けている。たとえば次のアラムナイアワードの受賞候補者選びや委員会候補者選びなどでだ。彼女はあと5年でこのシステムはもっと強固なものになるだろうと確信している。アラムナイ&渉外担当副学長はこのシステムと全学潜在顧客管理システムの連携が重要と認識している。「我々は大型寄付者とボランティアレートの結びつきはかなり低いことが分かったのかも知れない。その事実は、それらにもっと意味のある関係を作ることができるのではないかと感じている。

3D タイタニックを観た。

タイタニックが沈んだのは1912年4月15日、今年がその100年目となる。それにあわせて様々なイベントが企画されているが、3Dタイタニックもその一つで、ディカプリオのやつが3Dになって復活したのです。

僕がタイタニックをはじめてみたのが、たまたまイギリスに遊びに来ていたときの1997年だった。英語がほとんどわからなかったのでどんな内容かまったくだったのだがなんとなく涙した記憶がある。見つけてきた板に二人乗ろうとしたがあきらめた時のシーンだ。

あれから15年後、しかもその100年という節目にロンドンにいるという偶然に気づく。そして週末はたまたま体調不良で家に居て、テレビを見ていたらたまたまタイタニックの特集番組をみることができたことが単なる偶然と思いたくなかったので、さっそく映画館に行ってタイタニックを見てきました。

15年前見たときと視点が違っている。いろんな細かい描写まで今回は見ることができました。映画はジャックとローズのストーリーですが、20カ国以上からアメリカに夢を抱いた乗客2000人以上のそれぞれのストーリーがあったんだ、としみじみと思いました。

2012年4月10日

イギリスの休眠口座活用案 -Big Society Capital

4月4日英紙報道によると、キャメロン首相はチャリティへの投資を促進するため600百万ポンド(約780億円)ファンドを発足することを発表した。この600百万ポンドの内訳は400百万ポンドが休眠口座の活用、200百万ポンドが金融界からの投資という。同首相は世界初のチャリティ投資マーケットを作り、かれが掲げるBig Societyというコンセプトの最初の一例にしたいようだ。このBig Society Capitalは、チャリティがお金を借り易くし、福祉労働プログラムや、囚人の再定住プロジェクトなどのパブリックセクタープロジェクトで利益を出せるようにし、これらを運営する団体を勇気付けることにある。さらに政府は事実上このようなプロジェクトで効率的に運営をできる団体は限られていて、その委託先が限定されていることがいつも争点となるので、それを回避したい狙いもある。

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2012年4月 8日

「イギリス人の国家観・自由観」を読んだ。

名古 忠行著の「イギリス人の国家観・自由観」を読んだ。16世紀からの思想家の国家観・自由観を系統立てて読むことができる。500年以上の自由への論争をわずか226ページの新書のページをめくっただけで理解するのは困難だが、日々のニュースや政治機構の仕組み、会話の中でイギリス人の背景を理解するために重要と思う。今なお貴族階級を残す英国において、また2012年にダイヤモンドジブリー(女王即位60周年記念)を迎えるこの国の君主制への理解も深まるだろう。田舎をドライブすれば柵で囲われた広大な田園と羊たちをバックに写真撮影もしたくなるほど美しい風景を目の当たりにするだろう。この国が守ってきた美徳と守られたきた貴族階級の所有財産なのかもしれない。

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2012年4月 2日

ゲーミフィケーション

最近新聞でソーシャルネットワークゲームの特集をよく見かける。SNSゲーム依存症の人までいるという記事もあった。SNSゲーム成功しているモデルはどんなものだろうかと関心があったのだが、実はこんな言葉があることを知った。それは「ゲーミフィケーション」というものだ。それを解説した記事が先日の日経新聞 Sunday NIKKEI 2012.4.1に掲載されていましたので抜粋を紹介します。

私たちが何かしらのサービスを利用するとき、そこにポイントやバッジの付与、順位の可視化、ミッションなどのの工夫があれば進行リズムとテンポで心の張りを維持することができ、加えて、ユーザー間の競争などの要素が加わると、さらなる挑戦心も生まれてくる。

この記事では、マーケティングだけでなく、組織運営などにも応用されているということであった。うーーん、興味深い。

2012年4月 1日

林望の「イギリスはおいしい」とコリン・ジョイスの「『イギリス社会』入門」を読んだ。

イギリスに住んで1年が過ぎた。

日本から来た友人などと話すと必ず出る話題がある。「イギリスのめしはマズイ」というものだ。ここで前提のなるのがたぶん外食のことを指しているのだ。そしてその外食は旅行者を喜ばせられるかというがという点で評価されるようにも思う。たぶん、思ったより日本で食べる同等のものと比べて安かったりとか(安いと得した気がしておいしかったという印象を残すように思う)、サービスがよかったりとか、その上で美味しいというのがポイントだ。そういう意味で滞在初日の旅行者は「思ったより不味くないね」という感想を言ってくれる。僕は気にいってくれてよかったと思う(笑)。1年住むと外食で食べる割合のほうが圧倒的に少ないから、僕自身は、スーパーで買う野菜の値段が日本より安く、量も多いので満足している。(料理をするのは僕ではないが・・)

1年も居ると細かい疑問があり、そういう解説が欲しくなる。1年前に読んだらどいういう感想だっただろうか。そして1年後に読んだら印象は変わるだろうか。いずれにせよ、イギリス滞在中に方にぜひ読んで頂きたい2冊です。読んだらパブリックフットパスや田舎町に遊びに行きたくなりますよ。イースターはThe ボートレースでも見にいこうかな。


2012年3月28日

Giving White paperのExecutive summary

今回はHM Government2011年5月に発行の「Giving White paper」のExecutive summaryを私訳で紹介します。あんまりうまく翻訳できなかったですが、なんとなく伝わるレベルにはなっていると思います。
(原文はこちら)

私たちはこれから2年間でボランティアとソーシャルアクションに£40million(52億円)を投資します。Social Action FundとChallenge Prizesが寄付をもっと簡単にそしてもっと魅力的にするモデルを支援します。Local Infrastructure Fundがチャリティとコミュニティグループへのより効果的な支援を届けるための追加支援を提供します。

寄付をもっと簡単にする(Maiking it easier to give)
・寄付を毎日の生活にフィットさせる支援
→金銭の寄付の新しい方法を促進する。たとえば、カードで寄付する際の「ATM寄付」や「Round Pound」などの少額寄付スキームと試験的な自己管理型のボランティアプラットフォームの支援。

・Better information
→新しいフィランソロフィーUKWebサイトに投資し、現在・将来の篤志家へのボランティアデータベース構築によるもっと広い情報アクセスを可能にする。
→携帯電話を使った時間の寄付の新しい機会提供

・Removing barriers to giving
→お役所仕事の削減(すいません、意味が全然わかりませんでした。)
Reducing Criminal Records Bureau (CRB) checks and the Vetting and Barring Scheme to common-sense levels, and working with Lord Hodgson's review of red tape to reduce bureaucracy.
→ボランティア経費手当ての増加をこの予算の中に盛り込みます。

寄付をもっと魅力的にする(Making it more compelling to give)
・新しい税制上のメリット
→以下の場合に相続税を36%に減少させる。財産の10%またはそれ以上の不動産をチャリティに寄付、または、著名な芸術作品を国に寄付した場合。

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2012年3月26日

究極のスチュワードシップ

このエントリーはCURRENTS-CASE-の記事からの私訳で紹介するものです。


寄付はお金だけが全てではない。少数だが遺体を医学のために寄付する人たちがいます。このような寄付がアカデミックにあったとき、この意味することは次世代のドクターや他の医療関係プロフェッショナルを育てることに貢献するということです。

医師にたずねれば、仮に10年も前のことだったとしても鮮明にその授業での経験を思い出すことでしょう。

ある医学系の学校では寄付者の家族が訪れることが出来る場を提供することで、寄付者への敬意を表しています。昨年ミシガン州立大学は寄付者が埋葬される墓地にメモリアルウォールを建立しました。オーストラリアシドニー大学では穏やかな庭園に記念の噴水を設置した。一方記念式典を実施する大学も出てきている。ミネソタアナトミーメモリアルサービスはその中でも最大と思われ、2011年式典では2000名を超える出席者があって、聖歌隊、バイオリン、ダンス、詩の朗読、寄付が可能にした研究発表などが催された。

このアイディアは医学生から生まれたもので、最初は学生と教師のみで1994年に行われたが、1997年には寄付者の家族も招待されるようになった。次第にこのプログラムは遺贈プログラムへと発展し現在は一般へもオープンになっている。寄付はこの10年で180件から453件へと増加している。

この式典に参加して、これこそが希望だとこころを決める人もいるという。人が感謝と尊敬をもってもてなされ、覚えていてもらいたいと願っているのではないでしょうか。

From CURRENT MER 2012


2012年3月25日

宗教がわかれば世界が見える、を読みました。

ロンドンにいるとさまざまなエスニックグループにある人たちが隣人として生活しています。スーパーに行っても病院にいっても、学校にいっても、職場でもです。子供がいるとプレーグループなどでそのような公共の場でそこに来るママさんや赤ちゃんたちと遊ぶのです。このような環境やいろいろな場面で、どのような行動をするのか、その行動の背景なんかも知らないと、「いい距離感」が作れないだろうと思うんです。それで池上彰の宗教がわかれば世界が見える、を読みました。外国の方と話しこんで行くとどこかで世界観的な話題になることが多いですが、そもそも日本人とはどういうエスニックグループなのかとか、自分の世界観はどんな感じなのかのヒントになるような気がしました。うーーん、深い!

Ethnic Group % of London's population
White 69.1
Mixed 3.5
South Asian 13.3
Black 10.6
Black Caribbean 4.3
East Asian or Other 3.5
Total population 7,556,900

From Wikipedia, the free encyclopedia

2012年3月24日

T・R・ピアソンの「甘美なる来世へ」を読みました。

知人からお腹を抱えるほど笑えるよ、と薦められた本です。訳者のあとがきにもあるんですが、最初の1ページがピアソンを受け入れられるかどうかがかかっています。僕は最後まで読みましたが、クスっていうくらいでした。たぶんピアソンの脱線の脱線についていけなかったんだと思います。最近はスピード感のあるストーリーが人気ですが、ピアソンの小説のようにあとからジンワリ来るストーリーもいいなぁと思いました。ごく普通の退屈な田舎生活にあるそれぞれがみせる個性とそれぞれが抱える人生。こういう世界観。スゴイ!

2012年3月10日

東北UPプロジェクトへのチャレンジをはじめました。

2011年3月11日は東京のビルの10階で仕事をしていました。その日の夜は帰れず、職場に泊まりました。妻には連絡がつかず心配をかけました。翌日はお腹にいた赤ちゃんの父親になるための両親学級に出る予定でしたが、携帯に休校になるという留守電がありました。あの混乱の中、仕事とはいえ、留守電を入れてくれた担当者の方の責任の強さを感じました。もともと3月19日に引越しする予定で、混乱の中、挨拶もままならず東京を後にしました。引越し先の環境に慣れるまでに時間がかかり、そうこうしているうちに娘が生まれました。育児で眠れない日と、まだ慣れない仕事で瞬く間に時間が過ぎていきました。頭の片隅にはいつも、東北のために何かしなくちゃという思いはずーっとありました。

あれからもう1年が過ぎました。

仕事以外で僕に何ができるのか。今の僕にボランティアに参加する決意はまだありません。そんな思いで1年間過ごした気がしています。今の自分にできること。悩んだあげく、いつも同じ結論ですが、「走ること」以外できないと思いました。東北の方への直接支援は、「東北UPプロジェクト」にお任せし、僕はその後方支援、ファンドレイジングをしようと決意しました。


東北Upプロジェクトとは、将来の東北を担う次世代の「雇用」の課題解決のためITスキル講習と就労支援プログラムを実施し、被災者の雇用可能性の向上を支援するものです。

目標金額は10万円にしました。教材開発は企業の方がしてくださるので、この寄付金で製本されたテキストを講座ごとに被災された方の中から前向きに進んでいこうとされる方、全員にお渡しして頂きたいです。

今回のチャレンジは、4月15日開催のパリマラソン出走を機に70kgある体重を65kgまで減量します。3日におきにこのサイトで体重を報告します。そして体重が0.1kg増えるごとにペナルティとして 1000円寄付します。逆にダイエットがうまくいったなら、皆さんから0.1kg減るごとに1000円の応援寄付頂けたら、僕からMatch Fundingとして1000円寄付します。

例を示すと、前回の報告した体重が67kgだったなら、今回報告が67.5kgに増えてしまったなら僕は5000円ペナルティとして寄付します。逆に、 66.5kgに減っていたら皆さんのうち5名から1000円の応援寄付をもらえたなら僕は1000円×5名=5000円のMatch Funding寄付をします。(結構な出費だー)


この目標の65kgという体重は実に1999年以来です。社会人になってから体重はロングタームで右肩あがり。今回のチャレンジで、この流れを断ち切りたいという不退転の決意です。


僕は東北のために走ります。食生活やノミニケーションのスタイルを見直します。そしてそれが減量という数値でうまくいった暁には、皆様から応援の寄付を頂けるとうれしいです。僕の不退転の決意が本物ならば、毎日のささやかな楽しみの飲み代が、このプロジェクトのMatch Fundingのソースになります。僕は僕のために、そしてこのチャレンジで得た僕のリターンは東北UPプロジェクトへ社会投資するというのが、僕がこの 1年考えた僕なりの社会貢献スキームです。
この僕のチャレンジを楽しんで応援してもらえればうれしいですし、それが東北地方への貢献にも繋がると信じています。

応援よろしくお願いします!!







2012年3月 8日

QRコードは生き残れるだろうか

アメリカの大学生はQRコードを使うのかという調査がありました。QRコードの使い方はわかるが、使うことにほとんど興味がないという結果がでています。調査は全米24大学キャンパスから534名の学生が対象としたものです。

81% の学生がスマートフォンをもっています。

80% の学生が以前QRコードを見たことがあります。

21% の学生がサンプルQRコードのスキャンに成功しました。

75% の学生がQRコードを将来スキャンしないだろうと言っています。


僕も昔の企画でQRコードを何度かやってみたけど、まぁなんとも評価しがたいですね。もっと簡単ならきっと違ってくるんだと思います。

リソースはこちら(QR Codes Go to College http://www.archrival.com/ideas/13/qr-codes-go-to-college.

2012年3月 7日

3月4日 The Cambridge Boundary Run 2012に出走しました。

ハーフマラソンで、4月15日のパリマラソンに向けた調整の一環です。スタート時点の気温は5度。ゴール時点では1度くらいまで冷え込み、結局雪が降りました。レース自体は非常によいコースです。ただ、交通規制などはなく、たびたび減速または停止する場面があるのでスピードは出せません。でもそれが面白いともいえます。来年はフルマラソンに出ようかな。

1 mile 11m28s
3 mile 17m19s
4 mile 12m40s
5 mile 07m45s
6 mile 09m41s
7 mile 08m39s
8 mile 09m06s
9 mile 08m09s
10mile 08m16s
11mile 07m57s
12mile 08m37s
13mile 09m02s

average 09m53s

total 1h58m45s





2012年3月 4日

ワイン市で仕入るものはライフスタイル?

先日、ストラスブールのワイン市に行く機会がありました。
先ず入口で試飲用のグラスがもらえます。朝10時に開場でしたが、すでに行列。みなキャリーオン持参して箱買い。さっそく自分も挑戦。

2009年ものが良いと聞いたので試飲させて下さい

みたいなこというと、たいていお店の人は、ブドウの種類などの説明をしてくれます。

会場に居る人が真剣にどういう話をしているか聴いてみると、どういう料理合うかなどそのオケージョンまで想定しているのです。

多分、ホームパーティで、季節や招待する友達の顔までシミュレーションしてるんでしょう。フランスの食へのこだわりと入念な準備を感じました。

ワイン選びもまた一年の大事な行事なのです。




2012年1月11日

コミュニケーション空間デザイン 合意形成 本音と建前

あけましておめでとうございます。2012年もどうぞよろしくお願いします。年始早々思ったことを書きます。


先日、日本のデールカーネギー*じゃないかと僕が勝手に思った方にお会いした。いやぁ、話はとても面白かったし、自身をDesktopフィロソフィからon-siteフィロソフィと位置づけるなどかなり現場で活躍されていて、経験が伝わってきました。

僕は最近仕事で、Visionを先に設定して、中間の指標となる数字を設定する手法を仕事で用いています。以前受講したセミナーでマーケティング的な要素を自分なりにアレンジしたものです。必ずしもVisionに到達できるわけではありませんが、到達するまでに道のりを大事にしたいと思っています。

最近仕事で失敗した例があります。日本人論における「本音と建前」です。自分が使っているマーケティング的な手法と「建前」はコミュニケーション開始前にある程度の相互理解がないと不本意な「衝突」すると実際学びました。失敗の後、いろいろ何がまずかったのか考えましたが、先日お会いした方の話を聞いて開放された気がしました。

On-siteフィロソファー曰く、

利害が対立する、あるいは一致しない2者を向き合わせない空間のデザインが合意形成の中で重要だ。それは会議室であれば椅子の並び方であり、資料をどこに置くのかも重要。さらに、席は後ろのほうからしか埋まらないので、最初から人数分の椅子を用意せず、立ち見が出たら後列に椅子を追加する、などだ。一つの資料を両者が見て、その資料についてコミュニケーションをさせる工夫、両者が空間の中で物理的に衝突しない工夫が必要だ。
また、インターネット空間は匿名性という理由によらず、合意形成には利用しない。なぜならば、文章の強弱は完全に受け手(読み手)の解釈に委ねられるからだ。
さらに、利害関係のない第三者、たとえば中学生などを入れるとよい。子供の前で大人はわがままばかりを言いづらく、よい意味で建前が何度繰り返されると、それが本心へと移行することも促せるからだ。

僕は会話の内容を再度思い返す。頭の中でゲーム理論のマトリックスに条件を埋めていく。
僕のロスとゲインは何か、相手のロスとゲインは何か。疑心暗鬼が囚人のジレンマを引き起こす。共有、共感など相手の情報を開示するための様々なアプローチを丁寧にやって行こうと、2012年の年初に思いました。

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*デールカーネギー ...僕のおススメ図書。心が疲れたなぁと思うときに読むとよいです。交通事故の人数より、精神病の人数のほうが多いのに、なぜ社会は交通事故の削減のほうにばかり力を入れるのか。

2011年12月 9日

Cardiff Universityのファンドレイジング

Cardiff Universityのアラムナイリレーションシップ・プロフェショナルに会いました。いやぁすごい人でした。カーディフ大学の卒業生は14万人、18年かけてコンタクトを85%にした、そして髪の毛は白髪になってしまったといっていました。そう、50%、75%までは気合で到達する数字かもしれないが、そこから先は相当すごいことです。会ったとたん、こちらの立場でいろいろなアドバイスとアイディアを出してくれるからすごい。85%にするためにいろいろなトライ&エラーがあったんだろうなと想像します。寄付で言えばメジャーギフトのほとんどはNonアラムナイなので、アラムナイエンゲージメントとメイジャーギフトは分けて考えいるところが興味深いところです。じゃあ、アニュアルギフトは?と聞くと、UKの大学で、卒業生の寄付率が5%超える大学はオックスブリッジを含めてもないだろうとのことです。興味深いですね。

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2011年11月18日

University of Dundeeのファンドレイジング

先日University of Dundeeのファンドレイザーにお会いしました。University of Dundeeのアラムナイ活動は2004年に始まったばかりで、現在では卒業生の20%までコンタクトできるようになったとのことでした。スタッフは10人なのでできることは限られているというのが日本の大学に示唆があったのではないかと思います。ちなみに寄付率は2%くらいだそうです。

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2011年11月 3日

The Poppy Appeal - supporting The Royal British Legion

11月11日は第一次世界大戦の終戦日です。その戦死者を偲びPoppyの花をCommonwealth countriesでは身につけるようです。9月にアメリカを訪問した時もVeteransプログラムというものがあり、国に貢献した戦死者の家族向けに教育受ける奨学金などを提供したりするものがありました。僕のプログラムコーディネイターの方もそのおかげで大学に行くことができて今の職に就くことができたと言っていたのが印象的です。それぞれの国にはそれぞれの歴史があります。国に貢献したものとその家族に対し、何らかのサポートをするのが国の義務でありますが、さらに「個人」としてその国に住み、そして地域の方と接しながら日常を暮らしていられるのは、先人達の貢献・犠牲の土台があるからだと改めて思いました。それを「思い出す」ことそれ自体に価値があります。そしてそのきっかけとして、それに先立つものをお願いする。フィランソロピーが浸透しているなぁと思いました。

Poppy Appeal 2011




2011年10月31日

10月30日 パンプキンマラソンに出走しました。

10月30日、こちらではハロウィーンです。高速道路のサービスエリアに仮装した人を見かけましたが、そんなに盛り上がっている現場には行きませんでした。仮装してランニングしている人も2カップルほど。日本の普通のレースのほうがまだ多いですね。イギリスのマラソンで驚いたのが犬を連れて出走しているのです。犬は走るのがめっちゃ速いので飼い主も大変そう。

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2011年10月27日

University of Birmingham のファンドレイジング

先日University of BirminghamでMajor Giftを担当するファンドレイザーとランチをご一緒しました。University of BirminghamはTHE World University Ranking 2011-2012で148位にランクインしています。ちなみに東北大学が120位。

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2011年10月14日

University of Bristol のファンドレイジング

ブリストル大学のファンドレイザーにお時間を頂きました。ブリストル大学はラッセルグループ(英国の研究大学)に名前を連ね、先日発表されたTHE World University Ranking 2011-2012でも66位にランクインする世界級大学です。ちなみに京都大学が52位。

お会いした方曰く、ブリストル大学は英国で3番目にファンドレイジングをうまくやっているといいます。当然1位2位はオックスブリッジ。米国の大学もそうだが、オックスブリッジも相当進んでいるので、日本が今すぐロールモデルにするには程遠い。1歩2歩進んでいるところをベンチマークするのが現実的だ。ブリストル大学も米国をベンチマークしCASEから学んでいる模様。

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2011年10月 2日

世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド

村上春樹の世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドを読んだ。前回読んだのは2007年3月 2日だ。時間が流れ、自分も読み手としての立場は変わった。心に残ったものと残らなかったものが違うところもあるし、同じところもある。

いったい誰が公正さなんてもとめているというのだ。誰も公正さなんて求めていない。そんなものをもとめているのは私くらいのものだ。しかし公正さ失った人生になんてどれだけの意味があるのだろう。(下巻 p334)

人は生きる意味を求め、悩みもがく。そんな悩みがない世界、きっと素敵だろう。いやどうだろうか。そんな葛藤が、そして明日への決意がカッコイイ。

いいソファに座ってみたいな。

2011年10月 1日

University of South Californiaのフィランソロピー

University of South California(USC)に行ってきました。経験のある方にお会いできたのでとても参考になりました。

USCの国際化とはどういうことですか?

全コースまでとはなっていないが、Requirementになっているところが多い。10日間から3週間までのもので、部局の自治が強く多くは、Deanやfaculty主導によるものだ。これは国際経験を積むこと自体が、Academic evaluationに組み込まれているのだ。また、International Advisory Committeeというものを組織しており、国際Internshipなどの受け入れ探しやケアなどで貢献してもらっている。これもDeanやfaculty主導によるものだ。こういう景気なので、Unpaidのものが多い(米国でInternshipというと給与が支払われるものが期待されるが、短期のものは極めて難しいという)。交換留学も進んでいるが、現実的なことを言うと、授業料は相手国に払うようにしないと、出入りのバランスをとるのは難しく、経営的な判断は下しづらい。また、現地での滞在費などの負担は学生には大きい。

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2011年9月26日

A part of America

今日は日米交流ヴォランティアのボブさんにLAのいろんなところを連れて行ってもらった。ボブさんは9回も日本に行ったこともあり、文化を深く理解しようとしている方に見受けられた。よって観光地は好きではないらしく、僕のリクエストが観光地ばかりだったのでひょっとすると失望させてしまったかも知れない。「どこ行きたい?」と聞かれたら観光地しか思い浮かばない。観光地すら思い浮かばない。これが僕の現実。(開き直るのはもっとよくない)

今回の旅行で「一番驚いた」また「しっくりきた」という表現がいいのか。とにかく一番何かを感じた一日だった。

まずは、ロサンゼルスの人口は380万人。そのうち白人が50%で、あとはヒスパニック30%、黒人17%、アジア人13%くらいらしい(ボブさん情報)。全米の50%がアジア系というのだから、日本人が持っているアメリカン人というイメージとは大きく異なるだろう。

僕は18年前(バブルの頃)に初めてアメリカに来たのがL.Aだ。懐かしさがある。

人口の構成はここ数十年で大きく変化している。その象徴はかつてプレステージのあった通りは廃れ、過去の栄光として知る人ぞ知るということだ。Little tokyoもそうだ。今でも商業地区だが、治安はよくなくなり、寂しい。ヤオハンにはお世話になったが今はオーナーが違う。人口構成の変化で街は変る。当然のことだ。でもその目で見なければ伝わらない何かがある。

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2011年9月24日

テンプル大学のファンドレイジング -スチュワードシップ

いつかは会うなと思っていましたが今回の旅行で会えるとは思っていませんでした。テンプル大学でファンドレイジング8年、それがかわれてassistant vice presidentになった方とじっくりお話しする時間を頂いた。それは面白かったです。ヨーロッパの大学からもたくさん視察に見えているとのこと。テンプル大学はもうファンドレイジングが主な収入源となっているというからすごい。州立大学なのだが、州からの補助は10%にまで落ち込んでいるという。ほとんど私立大学だな。

まず基本的なことから。
President・・・Externalなお仕事。主にファンドレイジング。
Provost・・・Internalなお仕事。主にアカデミック、ファカルティに関する。

$1B(780億円)がオペレーション予算(運営費)
$140Mが研究費
$700Mが施設建設費
→2020までに寄付で3分の1を集める計画らしくすでに半分以上集めているというのだからすごい。

施設費はランニングコストがかかるがどうしているのか、と聞いた。

簡単でOverheadだ。大学では税金と呼ばれていて、テンプルでは13%。多い大学では30%とるところもあるそうだ。これはどんなプログラムにも課される。あらゆる収入にだ。たとえばサマープログラムで短期の学生コースもそうだし、当然研究費にも取られる。意外に安いなと思った。多分IVYリーグなどはもっとすごいのだろう。

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2011年9月23日

プリンストンの国際交流

プリンストン大学にやってきました。キャンパスは美しく、全米、そして世界各国から優秀な学生が集まってきています。ここではどんな国際交流が行われているのでしょうか。

プリンストンの国際交流を考える前にその背景を知る必要がある。
【Facts】
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留学生の割合
学部生 11% 大学院生40%
留学生の国別ポートフォリオ、中国、韓国、インド。(1位と2位の差はかなり開いているとのこと。日本人はかなり少ないらしい)
学生の65%はなんらかのfinancial aidを受けており、平均額はほぼ授業料と同額。(極めて寛大な制度)留学生には、夏休みの故郷への飛行機運賃も支給。(夏休みは学校が閉まっているので、様々なケアをしてあげられないよりは、帰郷させた方がいいという考え)
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【入学してくる人】
学部生は、入学1000人対して、8000人の希望。英語コースはなく、そもそも部活のリーダーや音楽クラブを率いていた、などすでにPretty sophisticateという。留学生も最初の海外であるという人の方が少なく、英語も堪能。
一方大学院生は、研究領域が極めて専門的で、学部生よりPretty sophisticateでない傾向もあり、そして英語も堪能でない傾向にあるという。
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大学へのCity(地方自治体)からの視線

フィラデルフィアにやってきました。ここではローカルの大学と協力してどうやってフィラデルフィア市を大学で勉強する町(University study destination)にするかを目的として作られたNPOを訪問した。

問題点はDisconnectであり、キーワードはConnectだ。接続先は、大学、生徒、ビジネス、そしてフィラデルフィアのコミュニティだ。構想はとてもえらい。大きな絵がなくてはこれは難しいだろう。このNPOの活動は主に市からの助成金($1M)と独自の収入源、そして寄付とのことだ。このNPOの設立経緯はあとで紹介する。

まず、市はなぜ、大学に関するこのプロジェクトにお金を出したのか。市はこのプロジェクトに何を期待したのか。市は将来この市をどうしたいのか。これを考えなければならない。フィラデルフィアの町を歩くとその答えがわかるかもしれない。これはストリートを歩く人、町の独特の香り、お店のサービス、そういう複合的な要素をもって感じるのが町の雰囲気であり魅力だと思う。とにかくフィラデルフィアはそれを変えたかったんだと思う。NPOの担当の方いわく、Well educatedな人がたくさん住めば、Business will stayという。このマーケティング的な分析は将来やってみたいなと思いました。とにかくそういう期待で市は担当者の企画にお金をだした。

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2011年9月22日

国際交流は何をもたらすのか

フルブライトや連邦政府の事務を受託しているNPOの方にお会いした。

マクロ的な統計と経験から言って、アメリカ人の国際交流への意識は「関心がない」ように思える。アメリカ自体、世界各国から人が来て、キャンパスには多くの留学生がいる。それが国際交流で、なんで自分が外国に行く必要があるの?日本でも聞こえてきそうな議論だ。そして、そうなら留学生をもっと増やそうと。

一理ある。しかしさまざまな問題も含んでいる。この分析は行われなければならないし、共有されなければならない。

そもそも国際交流が自分に何をもたらしてくれるのか。「就職」のためなのか。短期的にはそうだろう。不景気になったら状況は変るし、たとえば日本語がうまい留学生を雇用すればいいじゃないか、ということも考えるだろう。もっと長期的なInvest in the Lifetimeとして教えてあげることが必要ではないだろうか。

たぶん教わっても分からないかも知れない。感じることが重要。そんなものは個人の問題で、過保護はよくないと聞こえてきそうだ。そうだ。ぼくもそう思っていた。だけど、じゃあ国際交流が僕に何をもたらすのか。国際交流が減少するとどんな影響をもたらすのか。ここはちゃんと考えなければならない。グローバル化が進む中、世界は急速に変化している。高度成長期の成功事例はこの時代では必ずしも勝利の方程式ではないだろう。しっかりと今の位置づけを認識し、共有すべきだ。

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2011年9月20日

国際交流の価値とは何か

今日お会いしたのは国際交流のBig Pictureを書いている人と、ヴァージニアにあるコミュニティカレッジの副学長さんにお会いした。

アメリカに来てから会う人は自分の仕事が「誰に」そして「自分に」どのような価値があるか、それに結構な時間を費やしているように感じた。そこから発せられる言葉には力強さがあり、聞き手を魅了する。僕がこうやってこのような方にお会いしてお話を聞いているのは、自分がやろうとしていること、その価値とは何かを探す旅なんだと思いました。

かなり経験豊富な方で、ある一つの答えに辿り着いていたようでした。たとえばネットワーキング。エンゲージやアクティベートさせるにはどうしたらよいか。そのために何をオファーするのか。Grant Oppotunitiesのほかに何ができるか。Additional Oppotunitiesとしてさらにトレーニングや学びの機会を提供は効果のある手段として推進しているようだった。ここで、このアプローチはひょっとするとネットワーキングを担当するものであれば一度は思いつくかもしれない。結局行き詰るのはトラッキングだ。このトラッキングがなければ成功しない。僕の経験でもそう思う。しかしトラッキングにはかなりのリソースが必要だ。それはDBの設計・開発でもあるし、SNSのようなコミュニケーションツールでもある。だけど、それでも成功しないだろう。結局誰かからコミットを得るには「誰か」が面倒を見なければならない。フルブライトではリージョナルオフィサー、カントリーオフィサーを置いて、エントリーから、また留学中、帰国後をケアし、トラッキングしている。そのメンテナンスのためにオファーがあり、コミュニケーションツールがあるのだ。

とても大事なことだと思った。

2011年9月18日

育児68日目 Development test

英国の育児スキームはとても良くできていて、いつも感心させられます。現場レベルのサービスも個人差があり過ぎるのが異国の地にいるんだなぁと思い知らされます。6週間目に定期検診が或るんですが、ここでは順調に成長しているかが見られます。日本では首が座るのは3ヶ月くらいと言われますが、どうもこの6週間検診でそれをチェックしているらしい。

当然首を持ち上げらるはずもなく再検診。鍛え方の特訓方法も教わる。

がんばれ!!



そういえばこっちのあかちゃんはフライドポテトとか食べてるし、体格が違いすぎる。

2011年9月 4日

Kew Gardensのベンチとファンドレイジング

キューガーデンを歩くと至るところベンチがあります。そのベンチの多くには銘板が貼られています。寄付をしていただいた方への謝意をあらわしているのです。寄付→ベンチ→銘板というと誰でも考えれると思いますし、日本でもいろんなところで行われていますが、僕の中でなにかしっくり来ていませんでした。なにか、名前を売る、広告スペースなような気がして変な感じがしたのかもしれません。それがパブリックであればあるほどそういう感じがします。

今日、キューガーデンで赤ちゃんを連れて散歩し、休憩のときにベンチに座り、その銘板に気づきました。

Do rest awhile as she often did to gain thoughts and pleasure for these tranquil gardens cannot fail to give the same to you in great measure.

Fond memories of our beloved

Antonitta and Decio Nicolini




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2011年9月 1日

育児54日目

子育ては毎日が新発見です。赤ちゃんの成長はあっという間で見逃さないようにしたいと思っていてもついつい見過ごしてしまう。イギリスにいると通りすがりの人や、病院であう子供連れの人、みんな、おめでとーっと言って声をかけてくれます。ロンドンに赴任して仕事だけではなく、こういったコミュニティに入れた感がうれしいです。

育児54日目。支えなしに首を立てていました。あれっ。昨日までグラングランだったのに。「首が据わる」とはうつ伏せの状態から首を持ち上げられるようになることで、まだまだですが、ちょっと目を離すと成長している。今月は中旬からアメリカに11日間も研修。いきなりおもいっきり目を離してしまうことになり成長が見守れない。。まさか顔や声も忘れらるようなことは。。。

すでにウィンクまでもマスター?

2011年8月10日

井坂幸太郎の「マリアビートル」

井坂幸太郎の「マリアビートル」を読んだ。「グラスホッパー」の登場人物の名前が出てくるし、グラスホッパーシリーズの最新刊という位置づけになるだろう。といっても本書をいれて2巻しかないのでシリーズとするのは大袈裟かもしれない。

読んだ感想は、「怖い」小説だ。多面的に怖い小説なんだ。暴力的な内容で怖いんだが、次のページをめくらずにはいられないスリリングもある。そして、登場人物のある少年は人をコントロールすることに興味があり絶大的に頭がいいんだが、読者である自分も読み進めるに従ってその少年にコントロールされつつあることに気付く。

いやぁ怖い小説ですよ。続編がありそうな気がしますね。

おススメです。

2011年8月 8日

伊坂 幸太郎の「オー!ファーザー 」

伊坂 幸太郎の「オー!ファーザー 」を読んだ。父親になって1ヶ月の時期にこれを読んだのは偶然だろうか。最近来た友達に持ってきてとお願いしたので偶然ではない。でも、井坂幸太郎の本ならなんでもよかったのでそういう意味では偶然かも。題名ともこれまでの文脈とも無関係に生まれたばかりの娘はとにかくかわいい。

井坂幸太郎の軽快なリズムはそのままに、そうだよなぁと思うシーンが何度もある。そうなんだよ。現実は厳しい、だけどそんな現実を生きていかなければならない。どこを見回しても泥仕合。それが現実。そんな中で、恰好いいオヤジがいたら、そしてその背中を見て子供が育てば、未来はほんの少し明るいかもなぁと思った。

いやぁ面白かったです。

2011年6月29日

York大学のファンドレイザーに会ってきました。

York大学は学生数1万3千人くらいの規模の大学で、そこのAlumni DevelopmentオフィスのDirectorに会ってきました。ちょっと前までニューカッスルでも同じ仕事をしていたとか。ここでは同窓会とファンドレイジング同じグループでやっていました。ホームカミングディもはじめたみたいですが、very americanといっていたのでイギリスでは珍しいのかなと思いました。また、プロモーションは基本、紙からEmail,webに移行したい方針でそれは安いからという理由でした。ただ、これを日本のフェーズで鵜呑みにしないほうがいいかなと思います。この国はWEBを使えない人は圧倒的に不利な立場になるという前提があるからです。使えないからクレームをしても一切返事はありません。そんなバックグラウンドの中で移行しているので、効果的だからという理由ではないことに注目です。またセグメントについても聞きました。あまり細かいところまやっていないみたいでした。これらからファンドレイジングが進んでいるようには思えませんでしたが、イギリス自体が土壌がすでにあるので、データベースなどは専用のものを使っていました。またアニュアルギフトの成績表をみせてもらいましたが、この大学の年間の相場も日本と比べてむしろ小さいくらいでした。卒後5年はお願いしないということも気を使っていました。また、イベント集客についてのコミットメントについてもこちらの相場感覚について聞くいい機会だったので参考になりました。


ヨークの街並み。

2011年6月26日

気軽にチャリティランが行われています。

最近全然ジョギングできていなかったんですが、今日は天気がよかったんでいつものコースを走ってみたら大会がやっているんです。ビブスをよく見ているとRoyal Free Chartiyとあって今度奥さんが出産する病院のチャリティ団体が主催する大会でした。日本でマラソン大会をやるとなると警察に道路誘導依頼などいろいろ大変そうですが、公園の周りをボランティアが立ち、気軽に行われているようでした。イギリスにはこういう気軽なチャリティイベントがたくさんあります。なんとなくですけど、日本にはプロとアマチュアの差が極端にかけ離れているような気がしますが、こちらではその間でくらいで「何かやりたい」「誰かのために何かをしたい」という欲求を満たす場がチャリティなのかもしれないなと思いました。日本ではいけそうだと思うとすぐにプロの広告代理店がついて、ファンドレイジングをやってしまうので、今後魂のあるファンドレイザーが増えると日本も気軽なチャリティが多くなるかも知れませんね。

余談ですが、当然いつものコースをただ走っただけなので、参加費も払っていませんが、ボランティアの人に、「Hang on(がんばれー)」と応援されるとなんか申し訳ない気分がしました。自分にできるチャリティ、今も模索中です。

Royal Free Charity

2011年6月13日

「非現実的な夢想家として」 村上春樹カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文

村上春樹カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文が掲載されていたので紹介します。

Always on the side of the egg - 村上春樹氏エルサレム賞受賞スピーチについては、こちら

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2011年5月10日

Text-a-donation boost for charity

携帯電話のテキストで、あるNPOのVodafoneコードがJAPN22だとして、寄付者がテキストで、「JAPN22 £5」と打って70070番に送信すれば、そのまま£5があるNPOの寄付金になる。寄付者には、毎月の通話と一緒に請求され、NPOには銀行振り込みされる。ドコモやauでも似たようなサービスがあるが、こっちのすごいのはNPO団体にとって簡単という点だ。日本の場合どこのNPO団体でもいいわけではない。その点イギリスも似ているがそのフィルタにJustGivingがかんでいる。そのスキームを利用したサービスということで注目されているのだ。

英国でも若者の寄付率が低いのがファンドレイザーの悩み。ある調査結果によると65歳以上の寄付率はは80%なのに対して、18歳から24歳の若者の寄付率は44%に留まっているそうだ。若者の寄付率の向上に、「寄付のしやすさ」がどれだけ貢献できるのか。個人的には若いうちに寄付をモチベートするコーズ(大儀)はたくさんあるはずがないので貢献しないのではないかと思っているが、「寄付のしやすさ」が「インパクト」と「マーケティング」がmixされると瞬間的に向上させることができるのかもしれないとも感じている。「その瞬間的」をどう長期的にとらえるか。ファンドレイザーの腕の見せ所ということだろうか。

If your charity's Vodafone Individual Code was 'LUKE22', a donor would text 'LUKE22 £5' and send it to 70070 to donate £5.

参考:Vodafon UK

2011年5月 8日

Kew Garden

キューガーデンに来ました。遠い日本の小石川植物園を思い出しました。








赤ちゃん連れでピクニックに来ている人が多い。


寄付付き入場券とそうでないものを選べる。


年間パスポートも寄付金で支払う形式。授乳スペース、レストラン、カフェ、お土産店も充実していて、近所に住んでいるなら寄付してもイイなぁとおもいました。その価値があります。

2011年4月25日

かぞえうた、をダウンロードしました。さぁなにからはじめよう

家にようやくADSLが繋がったのでMr. Childrenの「かぞえうた」をダウンロードしました。櫻井さんはこの曲の発表の際に次のように述べています。

3月14日、メンバーが集まってのミーティング。
収益を義援金にあてる、そのための曲を作るのはどうだろう?
というアイデアがあがった。
でも曲を作って人を感動させるという行為も、この災害を前に不純に思えてしかたなくて、
どうしたらいいのか何日か悩んでいたのですが、
ふと「かぞえうた」というフレーズが浮かんできて、
それにできるだけ作為的でないメロディーをと考え、この歌に辿り着きました。

僕も3月11日のあの日から「何か」しなくてはと悩んでいます。Twitterでフォローしている尊敬しているNPOの方々は即座に行動に移し、毎日有益な情報を発信している。それを見ながらも、僕はだけど何も出来ないでいる。

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2011年4月20日

21st-century volunteering スマートフォンが提案する全く新しいボランティアとライフスタイル

先日ロンドンマラソンの出場した日本人選手を応援に行ってきました。東京マラソンのボランティア枠もこのロンドンマラソンを模範にしています。ロンドンマラソンについては機会があるときに書きたいと思います。ロンドンなのかイギリスがなのか、なにかとチャリティや寄付のお願いに毎日出会います。それだけ寄付の文化があるということだとは思います。それが表面だけなのか、もっと深い部分なのかは滞在1ヶ月目ではわかりません。

とにかくそんな寄付文化がある英国でも新しい寄付の形を探し続けています。それがなんか日本と似ている気がするのです。METROというフリーペーパーが毎日電車で読めるんですが、その原文をオンラインで探したけれど見つからなかったのが残念ですが、要約すると、「お金」以外の寄付が縮小している傾向に新しい風とプラットフォームが生まれということです。その背景と潜在マーケットについて、忙しい毎日の中、「時間」を寄付することは難しい現代人、だけどなにか社会貢献をしたライフスタイルにしたいという「渇き」、そして「何か違う」つまり、自分の得意分野を使った、みんなと同じでない形を模索しているのだ、と。

1.忙しいから時間がない
2.だけど社会貢献したい
3.自分らしいボランティアをしたい

なんてわがままな都会人。でもこれってとても正直でありがたい感想だと思います。毎日の電車の待ち時間にできる「自分らしい社会貢献」。イギリスはスマートフォンを使ってその領域にチャレンジしようとしています。

たとえば、オンラインイメージバンクへの写真の投稿。素敵な写真とコピーライトを譲渡してその利用料の一部が寄付になるような仕組みだそうです。面白いですね。photofoundation.org

スマートフォンの担当者曰く
For smaller charities it gives them a great opportunity to be in the pockets of millions of people.

詳細はこちら
Do some good

2011年3月10日

チャリティマラソンのその後。寄付先を訪問しました。

みんなに支えられ、伊豆戸田マラソン、無事完走しました。それは10月末で約2ヶ月の月日が過ぎました12月中旬に長野県上田市を訪問。侍学園はこのチャリティマラソンの寄附先の団体だ。そこで現場の責任者の方とこれまでの経緯や今後の再興プランなどについてお話を頂きました。

侍学園は民間の教育施設で、今の公教育では補うことが出来ないものを与えてくれる場所、「生きることを学べる場所」を求めて幅広い年齢層の学生さんが集まっています。

それから生徒さんの前で一言僕からお話する時間を頂きました。突然だったので何の話をしていいのか迷いましたが、「走ることについて」話してみようと思いました。

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2011年3月 4日

tariki(たりき)で行こう

先日会った研究者の方が親鸞(しんらん)を熱く語っていた。経営とかプロジェクトマネジメントとかここ最近そういうテーマを追ってきていたので僕は驚いた。内容は、現代社会は「自力」であることが求められみんな疲弊している。いったん肩の力を抜こうというものだった。自殺者が1年で3万人になったというニュースも昨日あった。まだまだ未熟な僕には他力だけでこの世の中生き延びられるのか、?(クエスチョンマーク)は大きいが自力ではない力の存在があると思って新しい空気をまとえればもっと自然に前に進めそうな気がしてきました。

このことは名号となってはたらく「如来の本願力」(他力)によるものであり、我々凡夫のはからい(自力)によるものではないとし、絶対他力を強調する。

出典:ウィキペディア

2010年12月 9日

わかりやすくすることで、失われるものがある。

先日、「CMの発想をネットに活かす」という講演会に参加した。現在業界屈指のやわらかい発想でCMを作っているクリエイターの方で非常に勉強になった。

自分も仕事をしていてそう思うが、日本はアイディアだけにお金を出さない国。クリエイターが生き延びるのは本当に厳しい環境なのだ。じゃあ日本はどうなっているか。それは広告代理店がメディアとセットでコミッションフィでビジネスが成り立っている。その取引額が大きくなればなるほど収益があがる。つまり既存の大手が圧倒的に有利なのだ。そういう中で独立して、コミッションフィではなくアイディアで勝負している岡さんは本当にかっこよかった。

振り返ると、あの作品の製作に全力の情熱をぶつけたか、時間や予算、人間関係のせいにして妥協しなかったかと自問自答している姿。すごかったですよ。印象に残った言葉は、「わかりやすくすることで、失われるものがある。」です。CMは15秒の世界。クライアントはわかりやすいメッセージを求めます。僕もそうだと思っていました。ただ、わかりやすい→薄っぺらい。大人が楽しめるというものからどんどんと遠ざかってします。難しいけれど、そのさじ加減を経験でつかんでいくのが重要かなと思いました。ほかにもいろんな名言や明日から使えそうなノウハウを聞けた気がします。実際自分でそれを応用してみて自分の言葉でいつか発信したいと思います。

2010年12月 5日

数字で見る、小江戸川越マラソン2010の完走

小江戸川越マラソン2010を完走してから一週間が経ちました。ハーフマラソンで自己ベストを更新したんだけど、そのままもう一回行ってこいと言われたらいけたと思います。ただ、フルとハーフはまったく別もんなのでよっぽどの罰ゲームじゃないとやらないですけど。

さて小江戸川越マラソン2010の当日ですが、ぼやぼやしているとスタートを6分くらい出遅れてしまいました。最初の1キロで時間がかかったのはそのためです。その後も道が混雑してペースが上がらず、16キロ地点まで4分台で走ることもできず終わってみれば平均タイム1キロ当たり5分50秒と、まぁ、フルマラソンと同ペースでしたね。今年はこれで走り収め。振り返るとあまりいいタイムは出ませんでした、コースレコードやハーフ自己ベストなど地味なところが強化でき、かつ安定した走りができるようになりました。来年もランニングとリアルの生活の両輪がうまくいくようにバランスをとりながら上達していきたいです。

総タイム1時間57分03秒
ネットタイム1時間51分53秒
順位1166位

1k11:19
2k5:55
4k10:50
5k5;38
7k10:44
8k5:01
9k5:21
10k4:56
11k4:59
12k5:07
13k5:33
14k5:30
15k5:24
16k5:33
17k4:41
18k5:20
19k4:48
20k4:47
21k5:13

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2010年12月 4日

2010年ベストセラー。今年はその中の3冊を読みました。

トーハンから2010年ベストセラーが発表されました。今年はあんまり本を読まなかったなぁ。だけどいい本を読んだと思います。特に11位の「これからの『正義』の話をしよう いまを生き延びるための哲学」はすばらしかったし、村上春樹の1Q84は傑作でしたね。あとはお決まりの「もしドラ」。景気や社会が混迷する今こそ、共感をもって読める本というものがあると思います。

1位=「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海)
2位=「バンド1本でやせる!巻くだけダイエット」(山本千尋)
3位=「体脂肪計タニタの社員食堂 500kcalのまんぷく定食」(タニタ)
4位=「ポケットモンスターブラック・ホワイト 公式完全ぼうけんクリアガイド」(元宮秀介、ワンナップ編著)
5位=「1Q84(3)」(村上春樹)
6位=「ポケットモンスターブラック・ホワイト 公式イッシュ図鑑完成ガイド」(元宮秀介、ワンナップ編著)
7位=「伝える力『話す』『書く』『聞く』能力が仕事を変える!」(池上彰)
8位=「新・人間革命(21)/新・人間革命(22)」(池田大作)
9位=「創造の法 常識を破壊し、新時代を拓く」(大川隆法)
10位=「くじけないで」(柴田トヨ)

11位=「これからの『正義』の話をしよう いまを生き延びるための哲学」(マイケル・サンデル 鬼澤忍訳)
12位=「エッセンシャル版 マネジメント基本と原則」(P.F.ドラッカー 上田惇生編訳)
13位=「日本人の知らない日本語(2)」(蛇蔵、海野凪子)
14位=「知らないと恥をかく 世界の大問題」(池上彰)
15位=「モムチャンダイエット プレミアム DVD付」(チョン・ダヨン)
16位=「天地明察」(冲方丁)
17位=「ゲゲゲの女房 人生は・・・・・・終わりよければ、すべてよし!!」(武良布枝)
18位=「あたしンち(16)」(けらえいこ)
19位=「誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール」(野口敏)
20位=「母 -オモニ-」(姜尚中)

2010年11月27日

明日は小江戸川越マラソンに向けて早朝に出発です。

僕は旅行が好きなんですが、近場にはほとんど出かけたことがありません。川越もよく聞く名前だけど行ったことがない。近場と思っていたけど、朝7:00に到着しなきゃなので、5:58の赤羽発に乗らないと遅刻です。明日は4:30起床だな。主催者の案内文を見ていると荷物の預かり所に不安を抱えているらしく、雨が降ったりするととんでもないことになりそうだ。赤羽マラソンもしんどかったからなぁ。参加者は1万人規模を目指す大会らしく、WCとロッカーが大会運営のポイントになりそうです。と、最近は運営サイドの目線で大会に参加しているのでした。

2010年11月21日

「竜馬がゆく」を全8巻読み終わりました。

龍馬伝もあと2週で終了です。幕末の志士たちのドラマを見ていると、彼らの情熱とそしてその人生のうえに、僕たちの現在がある。歴史は継続している。過去から僕らが生きる現在、そして未来まで。誰かの膨大なエネルギーと犠牲のうえに今の繁栄があるんだなと。

司馬遼太郎はあとがきで、下記のように書いている。過去を大事にして、将来を思う。とても重要なことだと思います。

竜馬のもっているどの部分が、それをやったのか。また、一人の人間の持っている魅力が、歴史にどのように参加しくゆくものか。さらに、そういう竜馬の人間像が、どのようにしてできあがってゆき、まわりのひとはそれをどのようにみたか。..いつか、それを小説に書こうとおもいつつ歳月を過ごした。。

2010年11月15日

小江戸川越マラソン2010の参加証が到着しました

いよいよ今月28日(日)小江戸川越マラソン2010出走です。今回はハーフマラソンで気が楽ですが、寒さと早朝の移動が大変です。川越にも行ったことがないのでレースで町並みを見れるのも楽しみ。

川越 観光で検索するとサツマイモが登場する。寒いので焼き芋が食べたいなぁ。

「いもの街」として昔から有名だった川越は、今となっては生産量はわずかでも、全国の大産地から良質のさつまいもを買い寄せ、料理やお菓子としてさつまいもの加工品を売る「さつまいもの街」となりました。

出典:川越とさつまいもの歴史 について

2010年11月 7日

日経新聞電子版 for iPhone壊れる

結構気に入っていたんですが突然nullという表示で記事ダウンロードしても一切表示できなくなりました。お金を払っているだけにさすがにムッとしますが、PCでも見られるので我慢していました。数日経っても修正アプリ通知もなかったのでヘルプに質問すると下記のとおりでした。無事直りましたが、原因は不明なのでまた壊れるかも。

●回答
電子版をご利用いただき、誠にありがとうございます。

一旦、アプリを終了して再立ち上げしてください。次に、一旦、電源を切ってから、再立ち上げしてください。これでも復旧しない場合には、一旦、アプリを削除して、再度App Storeからダウンロードしてください。なお、ダウンロードはWi-Fi環境で実行するようにお願いいたします。

ご面倒をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2010年11月 3日

みんなに支えられ、伊豆戸田マラソン、無事完走しました!

台風のなかチャリティーマラソンのため戸田へ。沼津駅につくと折り畳み傘が一瞬でバキっとリサイクル行きになるほどの強風。普通の大会ならとっくに中止になるはずだが、このレースだけはその辺のリスクへの考え方は積極的だ。とにかくこの高低差500mの過酷なレースを楽しみにしている選手のために運営スタッフはなんどもコースを見回り、リスクを確認し、眠れぬ夜もあったらしい。改めて運営スタッフのこの大会への愛情に脱帽だ。

さて、レース。一気に海抜ゼロメートルから500Mへ10キロで駆け上る。ここまでは順調だった。きついが順調。なんとなくここを抜ければあとはどうにでもなると思っていた。

次の10キロで、せっかく登った500Mを海抜ゼロMまで一気に下る。この辺から、ふくらはぎ、太ももの裏に急激な負担をかけていることになるのだが、鈍いので気付かない。


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2010年10月23日

21世紀に生きる君たちへ - 司馬遼太郎記念館に行ってきました。

「坂の上の雲」、「竜馬がゆく」、大河ドラマで司馬遼太郎作品がテレビで人気だ。でも、もっともっと前から司馬遼太郎は日本人に、歴史上の人物をとおして語りかけてきた。

先週は大阪出張で帰りの時間までちょっと空きがあったので司馬良太郎記念館に行ってきた。僕のもっている竜馬がゆくの巻末には「司馬遼太郎記念館へご招待」という広告がいつもあった。僕は司馬遼太郎の代表作しか読んでいない。いや代表作も読みきっていない。30代半ばになった僕は、新聞をはじめとするメディアを通じて、小説や書籍を通じて、そして仕事やプライベートを通じてお会いする方々の人生観を通じて、ちょっとだけ社会の仕組みがわかりかけてきた。そんな時期の大阪出張。頭によぎった「司馬遼太郎記念館へのご招待」という言葉。惹きつけられる様に、近鉄奈良線「八戸ノ里」駅に降り立った。

徒歩で10分。ここは住宅街で、こんなところに記念館があるのか、来場者らしき人は歩いていない。迷ったんじゃないかと心細くなったころに安藤忠雄氏が設計された建物が姿を現した。




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2010年10月12日

ありがとうございます。チャリティラン、5日間で募金目標額到達。

先日友人の通夜に行ってきました。去年の暮れに腰が痛いと言っていたんだけど、仕事が忙しくてすぐに検査にも行けなかったようです。まさか、そんなに悪いなんて本人もわかりませんから。6月頃に入院したということですので、相当いたかったんだと思います。仕事の責任感の強いヤツだったんですよ。

僕は今年で35歳になります。健康には注意を払ってこなかったんですが、最近ではカロリーのコントロールくらいなんもんで、全然意識が低い。正直来年から人間ドックにちゃんと行こうと思いました。自分の体、自分でしっかり管理しなきゃです。イチローも相当気を使っているみたいだし。

みなさま、
チャリティランへのご支援誠にありがとうございました。たった5日間で募金目標額を達成することが出来ました。友人のために最大高低差500メートルある険しいコースを42.195キロ完走してきたいと思います。マラソンの当日の様子はかならずお知らせいたします。

目標金額      : 42,195円
現在の寄付総額 : 43,083円
現在寄付した人数: 7人

また、皆様からご支援いただいたご寄付は、侍学園の学び舎の復興のためにしたいと思います。機会を見つけて自分も現場に行って、復興の状況をご報告したいと思います。

重ねまして、みなさま、友人への追悼ならびに侍学園の復興に、共感とアクションをしてくれて本当にありがとうございました。

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2010年10月 7日

戸田マラ、エントリーしました&チャリティラン~支援のお願い~

みなさま、

先日最大高低差500Mのフルマラソンにエントリーしました。

最大高低差500Mのフルマラソンを頑張ります。このきついコースを本日逝去された職場の同期のために追悼、チャリティマラソンにしたいと思います。36歳という早すぎる寿命を迎えてしまった同期に自分なりにできることを考えた結果です。


【最大高低差500Mのフルマラソンで友を追悼する http://justgiving.jp/c/775 】

職場の同期が本日亡くなりました。享年36歳。若すぎる逝去でした。僕の数少ない飲み仲間で、自分の成長を確かめ合える友人であり、ライバルでした。10年以上の付き合いで、飲みに行って終電がなくなり、新宿のぼろいビリヤード場で時間をつぶし、深夜埼玉の当時住んでいたアパートまで送ってもらったり、思い出は数多くあります。

旧友のご冥福をお祈りするとともに、10月31日に開催される最大高低差500Mという険しいコースの伊豆・戸田マラソンレースに参加し、僕らしい追悼を行いたいと思います。

支援先団体は『侍学園 スクオーラ・今人』で、10月5日火災で子どもや若者の大切な「学びの場」である教室は焼失し、屋根瓦がフロアに散乱しています。NPO法人侍学園スクオーラ・今人復興支援金として寄付したいとおもいます。

代表の長岡さんとは直接お会いしたことはありませんが、一緒に仕事をさせて頂いている中村さんを通じて素晴らしい活動をしていると聞いています。

険しいコースで友を追悼し、その共感を社会に、若者の「学び場」の復興に役立てたいと思います。

100メートル100円、1キロ1000円のご支援頂けたら幸いです。

【火災後の様子。】
焼失し、屋根瓦がフロアに散乱しています。
http://www.sodateage.net/delivery/samugaku.pdf

【ご支援はこちらから】
http://justgiving.jp/c/775

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2010年9月26日

文化の秋ですね。映画「THE LAST MESSAGE 海猿」を見ました。

近所の映画館のシネマクラブという会員になりました。1年間1000円で常に900円で映画が見られるのです。ただ、当然なんですがその映画館でやっている映画だけ。邦画が中心になります。昔海外に行くと映画安っ!、日本高っ!っていう印象でしたが、900円ならそこそこいいなぁと思います。かなり敷居が低くなります。映画を見るというのがライフスタイルになるという感じでしょうか。週末で映画館に2回いきました。次にみたい映画は、宇宙戦艦ヤマトです。

さて、海猿もシネマクラブという会員だから見た、というのが主な動機ですが、昨日のテレビで前作が放映されていたのも影響されています。男の仕事、仕事への思い、同僚との絆、諦めない気持ち、家族への思いなどが描かれています。いい映画だと思います。

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2010年9月24日

松たか子「告白」を見ました。衝撃の連続で買ったポップコーンを食べることが出来ませんでした。

最近はうんざりなニュースなどが多いですが、仕事ではできるだけポジティブなメッセージをと、パンフレットやホームページなどに掲載しています。暗い話題は期待を生みませんからね。出来るだけ「ひと」の良い面に訴えかけたいと思っているんです。

しかし、この映画、人間の闇の部分にどんどんと迫っていきます。怖いですねぇ。恐ろしいですねぇ。買ったポップコーンに一口も手をつけられず、館内で買った200円のお茶(高い!)はたった一口飲んだまま。帰りに100円キャンペーン中のミスドでドーナツを買って帰りたかったのに呆然と家路につきました。本屋大賞を受賞した小説も読んでみたいですが、考えるとおそろしい。

脚本や、監督、役者の皆さんの演技がよかったのでしょう。ただただ、恐ろしかったです。

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2010年9月12日

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

すでに51万部を突破した通称「女子ドラ」を読みました。ドラッガーは経営学の試験で勉強した程度で太字になっている部分を暗記した程度でしたが、「組織」や「マネジメント」ついて本質的なことを言っていたんだなぁとこの本を読んで思いました。入門書としては抜群の読みやすさだったと思います。

印象的だった言葉を抜粋して紹介します。

あらゆる組織が、事なかれ主義の誘惑にさらされる。だが組織の健全さとは、高度の基準の要求である。(中略)成果とは何かを理解しなければならない。成果とは百発百中のことではない。百発百中は曲芸である。成果とは長期のものである。すなわち、まちがいや失敗をしない者を信用してはならないということである。それは、見せかけか、無難なこと、くだらないこといしか手をつけない者である。成果とは打率である。弱みが無いことを評価してはならない。そのようなことでは、意欲を失わせ、士気を失う。人は、優れているほど多くの間違いをおかす。優れているほど新しいことを試みる。

(p.175)

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2010年8月13日

借りくらしのアリエッティを観ました

お盆の東京は電車も映画館も空いていていいですね。今日はお盆休みで映画を見に行ってきました。地元の映画館で、年間1000円払うと、1回の映画代金が900円になるというお得な会員制が魅力でした。しかもポップコーン3回分つき。これくらいの価格だと映画いこうという気がしてきます。

さてアリエッティ。ジブリはうまいですね。トトロもそうですが、何気ない日常にストーリーをみつけて未来への希望や可能性につなげる。子供づれの親もいっしょに観ていて面白い内容になっています。少年ショウ君が単に純粋・純情だけじゃなく悩みを抱えて一生懸命生きているというところ、そしてアリエッティたちの生活。いろいろと考えさせられますね。

映像がきれいなだけでなく、音楽も絶妙にマッチしていて夏休みに田舎に里帰りしたような気分になります。オススメです。

2010年7月28日

あなたが他人のためにしてやれる最善のことは

あなたが他人のためにしてやれる最善のことは、単に富を分け与えることではなく、他人にその人自身がもっているものを気付かせてあげることだ。 --ベンジャミン・ディスラエリ

最近ファンドレイジングを仕事でやっているんですが、寄付頂くだけでなくたとえばNPO団体に示唆もあたえる、NPO団体は、救ってあげたい誰かに「きづき」、すなわち自立に向けた一歩を踏み出せるようにしてあげることなんですよね。僕も青年海外協力隊としてジャマイカで2年過ごしました。僕は労働という対価を分け与えただけだったのかなぁと思うことがあります。「きづき」を与えるなんて簡単じゃないこと、わかっているんですけどね。

発展途上国どころか、自分の周りにどれだけ「きづき」を与えられるか。自分の周りが僕に与えようとしている「きづき」にどれだけ応えられるか、そんな毎日です。

2010年7月26日

うなぎ屋さんは大忙し

土用の丑の日だったので、うな重でも食べようと出かけたら、本日は終了しました、と。家の近くのうなぎ屋さんは、宅配に大忙し。店舗は早めに切り上げている様子でした。以外ですが、そういうものなのかも知れませんね。今年は特に暑いから忙しいのかと聞いたんですが、そういうわけでもないそうでした。

2010年7月25日

メキシコ湾の原油流出について考えてみた

メキシコ湾の原油流出について、CNNでは毎日報道されていますが日本では7月になって見ることはありません。ジャマイカで2年過ごし、海に潜って遊んで楽しんでいたのでその後どうなっているのか、ジャマイカに影響はないのか心配しています。ニューヨークタイムズにその被害(想定)範囲が掲載されていてなんとなくイメージがわきます。

Tracking the Oil Spill in the Gulf

思ったより限定した地域にありますが、海流や回遊魚が他の地域に影響を及ぼすことはないのでしょうか。民間企業の活動は経済を活性化させ、所得の向上を通じて、人々の生活を豊かにしますが、自然や環境に深刻なダメージを与えてしまった場合いったいどうやって責任をとるのでしょうか。CEOの辞任や給与減、賠償などで将来にわたる被害とその被害者への影響を回復できるとは思えません。とはいえ、石油という化石燃料・エネルギーをなくして今日のような生活は送れません。クリーンエネルギーや環境について関心を深めていきたいと思います。

出典:朝日新聞
メキシコ湾の油流出量、米史上最悪 当初推定の2~3倍

2010年7月18日

3連休はエアコンなしで過ごしました

大雨の後は、猛暑。3連休はあつかったっすね。特に用事もなかったので家でのんびり過ごしました。ただ、エアコンを使ってというのもナンなので基本はOFF。ニトリに行ってゴザと冷却常温ジェルを買い、スーパーで涼しめの部屋着を調達。暑いけど汗をかくのはいい気分ですね。

2010年7月11日

影響力があるということには無責任でありたい -ザ・ソングライターズ

NHKの番組「佐野元春のザ・ソングライターズ」を見た。ゲストは、Mr.childrenの桜井和寿さんで、むちゃくちゃ面白かった。桜井さんがどういう視点で、物事を見ているのか少し共有できた気がする。歌というのは、言葉を扱う職業で、その言葉から単に響きやメロディーだけではなくて、香りや温かさまで伝えることを大切にしているようだ。会場からの学生の質問に対する回答が印象的だった。

Q.影響あるミュージシャンとして、生きるとか傷つけるとかいう言葉に責任を感じることがありますか?

桜井さん
影響力がある、僕の歌で影響力を与えるということから無責任でありたいと思っています。僕から出てきた歌が、その詩を通じて共感でき、それが間接的に・結果的に誰かにいい影響を与えられたらいいと思います。

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2010年7月 7日

土用の丑の日

最近ローソンに行くと土用の丑の日の特注弁当買わない?とおばちゃんに言われる。1580円。。うーん、これだったら本格的なうなぎ屋さんに行きたいなぁ。今年は7月26日(月)です。早く帰ってうなぎ屋でおいしいうな重を食べたいですね。

土用の丑の日の由来
夏バテ防止のためにウナギを食べるという習慣が定着したのは、江戸時代中後期になってから。売り上げ不振に悩んだウナギ屋から、相談を受けた平賀源内が「今日は土用の丑の日」と書いた張り紙を出して宣伝し繁盛したそうです。
丑(うし)の日に「う」の付く物(うどん・うり・梅干など)食べると体に良いとの言い伝えがあり、「うなぎ」が合致したと考えられます。

案外アバウトですね。

参考:うなぎネット

2010年7月 4日

不在者投票に行ってきました

暑いですねぇ。ジャマイカに居たときも不在者投票のチャンスがあったんです。あの時は政治的無関心だったので大使館に行くのも面倒だったので行かなかったんですが、今思えば社会勉強のため行っとけばよかったなぁ。

さて、本日参議院選挙の不在者投票に行ってきました。後ろに並んでいる人も居なかったので書き込みのブースで候補者の名前と政党、どんなことをしている人なのかじっくりと考えてみたんですが、どうしても目が著名人に行ってしまいますね。

この人知っている、知らないからというレベルから、この人の考え方がいいとか、人生観がいいとかいうレベルで検討できるくらいアンテナを高くしなくてはと思いました。

2010年6月27日

自分の組織に適したプランは何か -東アジア通貨危機から学ぶ

僕の職場ではプロパー職員の他に外部から複数年契約で専門的なスタッフを招いて一緒に仕事をしています。その他コンサル会社からプロジェクトごとにコンサルタントが入り、さらには特定の業務を外部から業務委託として職員が派遣され、事務などは派遣会社から派遣社員が来ており、さまざまなバックグラウンドをもった方たちで構成されています。細かい作業から、営業の最前線、さらに企画の中心までプロパーの職員以外の方で仕事をしているのです。一昔までは考えられませんでした。

外部のプロフェッショナルな人たちは経験もあり専門知識も豊富、頭もいい。しかし、彼らの提案がすべてうまくいくわけではありません。やはり環境や人間関係、職場全体の雰囲気や協力関係、さまざまな要素が絡み合い、プロフェッショナルな方々のいた環境が暗黙の前提で提案された至極まっとうな提案だけが正解ではありません。プロパーの職員は、彼らから学び、いろいろな条件を勘案して、自組織に適したプランは何か、判断する力を身につけなければなりません。

僕は今、「途上国の開発政策」という放送大学の科目を学んでいますが、11章の「東アジア通貨危機を申告にした原因」で示唆にとんだ内容が記載されていました。

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2010年6月26日

職場における「先輩と新人」コミュニケーション

最近はグループリーダーという中間管理職的な仕事がエフォートの60%近くを締めている。会議の進行、プロジェクトの進捗など。。一度決まったことが、あとでそういう意味だったんですか的なことにならないように、記事メモには必ず、担当の名前を入れて誰がやるのかを明確にしています。さて、そろそろ7月。僕の職場以外でも「先輩と新人」コミュニケーションが話題になっている模様。2010年6月26日NIKKEIプラス1に面白い特集が掲載されています。

【先輩職員に聞いた】「気になる新人の言動」
①メモを取らずに同じことを何度も聞く 502票
②あいさつがきっちんとできない 435票
③指示待ちでいわれたことしかやらない 430票
④雑用を率先してやろうとしない 350票
⑤同じミスを何度も繰り返す 324票

【新人職員に聞いた】「改めてほしい先輩の言動」」
①あいさつをしたらきちんと返して 531票
②機嫌が悪いと口調があらくなるのはやめて 409票
③指示はこまめに出して 342票
④飲み会はだらだら続けず、終わり時間を決めて 311票
⑤日々の業務の意味や目的をきちんと説明して 311票

ドキっとする結果になっていますのね。目的や意味、指示を細かく出すのはエネルギーを使いますが、そういうことを積み重ねられればいいチームになれるんじゃないかと思います。中間管理職としての挑戦は続きます。。

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2010年6月16日

ワールドカップ。がんばれ!!日本

日本。これまでの準備段階で出せなかった結果が本番で出ました。これまでの日本国内のムード、期待感の無さが、一気に吹き飛び、これまでサッカーに関心が無かった人も高ボルテージへ。次のオランダ戦はもっと厳しいものになると予想されますが、それとは反比例するように注目度があがってきています。大会前、カメルーン戦で得点した本田選手は、目標はと聞かれ「優勝」と答えました。だれもが大法螺吹きと思ったかもしれませんが、松井選手、大久保選手をはじめ、献身的なMF陣、屈強なDFが本田選手の大法螺を「ひょっとしたら」と日本国民に思わせました。私もその一人です。これからワールドカップ予選。楽しみですね。がんばれ!日本!!

鳩山前首相のtwiterでも紹介されましたが、これから紹介する映像は非常に面白いです。お時間があるときに是非ごらんください。

デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」

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2010年5月30日

オナラのなぞ

おっさんのオナラはにおう。イメージとしっくりきます。なぜでしょう。2010年5月27日の日経新聞でオナラの詳細記事が掲載されました。オナラには2種類あって、音だけでにおいを伴わないものと、音もにおいも強烈なヤツ。

そもそもお腹にガスが充満して出てしまうのがオナラなんですが、ガスは構造上どうしてもたまってしまいます。多くたまるか、そして臭いガスがたまるのかが分かれ目となるのです。

まず多くたまるには、食事のときに多く空気を吸い込んでしまうこと。これはゆっくりたべればいいらしい。僕も早食いだので、これを機にゆっくり食べるよう心がけてみようと思います。今年の目標にもスローフードを掲げました。てっきり忘れてしまったけれど。

次に臭いガス。これは肉食中心の食生活にありがちだそうです。たしかにジャンクフードばかりの生活をしている人のオナラはどこかくさそう。。
さてどうすればよいか。腸の善玉菌を増やせばよいらしく、自分にあったヨーグルトを探し、それを毎朝たべることです。よく14日間チャレンジとかやってますけど、いろんな意味で自分の体に気をつけた食生活を心掛けたいですね。

2010年5月 9日

社会関係資本と募金 -職場の飲み会編

おかげさまで、「千歳JAL国際マラソンを4時間14分で完走するぞ!」という募金活動、目標金額を達成することができました!!募金してくれたみなさん、ありがとうございます!!

以前「JustGivingでフルマラソンチャレンジ!!」というエントリーをお知らせしました。3月15日にこのファンドレイジングのチャレンジを立てて、本日5月9日に募金目標金額を達成しました。このJustGivingという仕組みはイギリスで成熟したもので、世界最大の市民マラソンレースであるロンドンマラソンでたくさんの寄付を集めています。「それぞれのゴール」目指して、誰かのために走る。その人のために寄付を募るということが文化的に行われているのです。

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2010年3月29日

35歳が人生の折り返し地点

2010年3月29日(月)日経新聞の春秋というコラムに「35歳が人生の折り返し地点」、25年前と今では、という内容でした。25年前は、やりがいのある仕事、高い収入、家庭、健康、外車。35歳ですべてを手に入れ、これ以上何を求めるべきか悩むという村上春樹の小説の紹介があり、現在の35歳の姿は、雇用や所得に不安を抱え、経済的な理由から結婚・出産をあきらめている人も多いという。こうした現状を「35歳問題」、アメリカでは、ミッドライフ・クライシス(中年の危機)と呼ぶそうです。

実は、僕も団塊の世代ジュニア。一歩一歩足元を確かめながら進んで行きたいですね。

2010年1月12日

あとよし言葉

2010年1月9日のNIKKEI PLUS1に面白いコラムがあった。褒め後回しで心証アップを狙おうというものだ。いい話と悪い話があるときは、まず悪い話、あとにいい話を言ったほうが心証がいい。そのとおりだと思う。

「ばかだけどおもしろい。」と「おもしろいけどばか」

「質がいいが高い。」と「高いけど質がいい」

「幸せそうだけどメタボ」と「メタボだけど幸せそう」

笑いを取りに行くのではなく、本当に伝えないといけないない何かがあるときは、この方法が最適じゃないかと思いました。

言葉のならびひとつで相手の受ける印象は大きく違います。気をつけたいですね。

2010年1月 9日

最近シェアライドが流行っているとか

今日の新聞でシェアライドについて掲載されていた。シェアライドとは「あいのり」のことで、目的地が一緒の旅行者をネットで募ってマイカーでガソリン代その他を割り勘で行く方法らしい。ジャマイカにも「あいのりタクシー」があったのであのことかとちょっと懐かしくも思いました。日本で今注目を集めているのが、「マイカー」ということだろう。なんでもお気に入りの音楽や、おやつを用意しておくことがポイントだと利用者の声があった。(シェアライドで検索してみてください。http://notteco.jp/)

旅行でちょっとした出会いが旅の醍醐味でもあり、さらに節約ができるなんて一石二鳥な感じもしますが、僕はちょっと人見知りなので、、、という感想です。

2009年12月30日

2009年振り返り

今年も12月30日になりましたね。私はあっという間でした。本年は民主党による政権交代、オバマ大統領のチェンジ、野球ではWBC優勝、ゴルフでは石川亮選手の賞金王獲得などビックのニュースが多かったですね。経済ではリーマンショック後、いろんな問題が浮き彫りになりました。仕事でいろんな人と会いましたが、一番盛り上がるのが政治と経済の話ですね。ジャマイカに居た頃はジャマイカ人がいつも政治の話をしていましたが、日本も政治と実生活の距離が短くなってきたということでしょうか。政治頼みではなく、みんなで日本の未来について語り合うことはとても良いことだと思います。

さて、私個人的にこの一年どうだったんでしょうか。先週のNIKKEI Plus1に掲載されたインターネットリサーチによると1年に振り返りの時間を作る人は33%程度いるそうです。多いのが、日記や手帳を見直すというものです。あとは、1年区切りで自分史をつくるというひとも居ました。そういえば大掃除で一年の領収書シュレッダーしていたら、それはそれでなんかいろいろと思い出します。お金を払うという行為は、それぞれストーリーがありますからね。

で、まずは今年の1月1日に立てた目標からレビューしたいと思います。

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2009年12月29日

久々に

今年は9月にレースに出走して以来走っていない。自転車通勤もしなくなってしまい下半期だらだらと時間が過ぎてしまった。当然体重とメタボ傾向が強まってきていてそろそろなんとかしないとなという時期が年末だからおそろしい。言い訳をいいだすとそれなりなことは言えちゃうので、それはしないで、やっぱり明確な目標が必要で、それはつまりレースに出走することなのです。思い立ったが吉日ですぐにインターネットで2月開催の都内ハーフマラソンと3月7日開催の沖縄マラソンにエントリーしました。

ひさびさなので、フルマラソンをいいペースでゴールできるか心配ですがきっちり準備したいと思います。

2009年11月21日

空気を読めない女

若干過激なタイトルをつけてしまいましたが、批判的な内容ではありませんのでご安心を。

よく「空気を読まない」という言葉を聞く。なんとなく意味はわかるが、それぞれの空気があるだけに「あのヒト空気読まないよね」という会話にはそれぞれ温度差があるはずだ。「微妙に空気を読まない」っていう場合もあるだろう。それを「空気を読まない」とくくってしまうのは、かわいそうに思う。本当に空気を読まないヒトが身近にいたら。

実は私の職場には「本当に空気を読まないヒト」が二人もいるのだ。めったに出会えないタイプだが二人もいると大変で、お互いあの空気を読まないヒトと一緒にされたくないとほぼ毎日ののしりあっているのだ。平和といえば平和だが、アホらしくて誰も「空気読めてないよ」とは伝えない。どうもこれがまずかったのだというのだが。。

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2009年10月19日

祝!!1000エントリー突破

おかげさまでこのブログも1000エントリーを突破しました。2004年7月からスタートして約5年と2ヶ月ちょっと。約1850日間も続いてきたわけですが、1.8日当たり1エントリーという単純計算になります。2日に1回以上を書いてきたものですから、「継続は力なり」だなぁとつくづく思います。

これだけ長く続けられる要因は、いいエントリーは数年後も読まれるというデータがモチベーションになっています。このブログの一番ホットなエントリーは意外にも「ジャークチキンの作り方」で、1ヶ月に300人以上アクセスしています。YOU TUBEでラスタのおじさんのクッキングビデオを解説したページですが、googleの検索で一番上に表示されるほどです。これは2008年6月に書かれたものですが、それ以前のものにもTOP5にランクインするエントリーもあり、必ずしも新しいものだけがより多く読まれるわけではないのです。

今後も、googleの検索で一番上に表示されるようなエントリーをたくさん出せるよう、日々の生活を楽しみながら過ごしていきたいと思います。

2009年9月29日

ドラクエ あっけない幕切れ

非常に熱中していたドラクエですが、あっけない幕切れが待っていました。シルバーウィークに松山に旅行に行っていたのですが、帰りの飛行機で座席のポケットに忘れてしまい、空港にいる間に何度も航空会社職員に掛け合いましたが見つかりませんでした。どういう管理をしているのかかなり疑問ですが、なくなったと主張しつづけられては弱い消費者は引くしかありません。1日6時間くらいドラクエに費やしていたのですが、そろそろ勉強しろってことかなと前向きに考えています。DS本体も一緒に紛失したので、費やしたゲーム総時間140時間とDS本体の喪失に1日はショックから立ち直れませんでした。

芸術・スポーツの秋ということで。

2009年9月15日

エコポイントで商品券が届きました

昨日エコポイントで申請した商品券が届きました。7月4日にWEB上で入力し、プリントアウトしたものに領収書を添付して郵送してから約2ヶ月。正直2ヶ月くらいあくと少々不安になっていましたが、きっちり郵送されましたので、これから国の景気刺激策の目玉の一つであるエコポイントを消費に回したいと思います。奥さんがパン焼き機を欲しいというので多分それになるでしょう。

【関連エントリー】
エコポイント申請しました。

2009年9月12日

ドラクエ9にハマッています

最近体調が悪く、運動とアルコールを控えているので、家で快適に引篭もろうと、ドラクエ9を買いました。これが面白い。ストーリーも面白いのだけど、スキルの上達や、クエストなどのサイドストーリー、さらに通信機能のすれ違い通信でのアイテムや宝の地図の交換、さらには友達とマルチプレーもできるので、今は職場の同僚と昼休みに一緒にはぐれメタルを倒す冒険に出かけています。家に帰っては奥さんとマルチプレーするために、DSとドラクエ9をさらに購入してドラクエ、ドラクエ、ドラクエの今日この頃です。芸術、スポーツ、文化の秋とは程遠いなぁ。

ちなみにドラクエ9は4日間で300万本売り上げたという記録的ヒットになったようです。特にドラクエ3を経験した30歳代のアラサー、アラフォーに人気らしいです。

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2009年7月29日

それぞれのゴール

Agoraという情報雑誌の7月号に「それぞれのゴール」という記事が載っていた。その内容に感銘を受けたこともあったのだが、たまたま、東京マラソンの主催者にお会いすることができた。その方はとても偉大な方で、

3万人のランナーが3万とおりのストーリーを持って走る。トップランナーだけが注目するお決まりのマラソン大会にしたくなかった

とのことでした。

走る女性はうつくしい

などのコンセプトを掲げ、美容、グルメ、健康など興味が複合的に出会うBA(場)で、それぞれがそれぞれのゴールを目指し「東京がひとつになる日」にしたいのだという。

それぞれがそれぞれのストーリをもって、ゴールした後はそれを分かち合える場があるって幸せじゃんと感心しました。

2009年7月18日

それぞれのライフ

来週の土曜日は放送大学大学院のテストだ。今日最終章の講義を聞きにでかけた。科目は「世界の芸術文化政策」。講義を受けて、この科目を受講してよかったと思った。毎日のニュースや新聞、報道番組から入ってくるさらりとした情報だけを得ているのがビジネスマンの常識だとか言って、僕よりも多い知識と情報量をもって、さもそれが正しいことのように突きつけてくる。短い時間のやりとりの中で、頭の回転の速くない僕は言い返せないでいる。

で、だから?

って最近は思えてきた。それぞれ個人にはそれぞれのライフがある。それぞれがそれぞれの興味の中から、自分の好きなものを選んで、あるいは選ぶ議論をして、自分の責任で自分の人生を豊かにする。それでいい。

その幅広い選択肢から、個人にあったものを選ぶための判断材料になる「場」としての役割をこの講義では、「開かれた社会的ディスコース」としての役割と呼び、芸術文化について美術館や博物館においてその役割を期待し、個々人の人生を豊かにしたいと締めくくられた。

個々人の人生を豊かにするには、一方的にあるいは一元的な情報ではなく、多元的な価値観の中で個々人が開かれた社会的な談話に参加すること、集中力を切らさずに自分で考え続けることが大切ということを学びました。


ひとりづつ、それぞれのというので、好きな曲がミスチルの「掌 -Tour 2004~シフクノオトDVD」バージョンです。これはライブにも行ったことがあるんだけど、感動したのを覚えています。

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2009年7月 4日

エコポイント申請しました。

2006年7月から135リットルの冷蔵庫で頑張っていましたが、話題のエコポイントに消費刺激されまして、なんと501リットルの巨大冷蔵庫を買っちゃいました。

売り場に行くと、何を見るかというと、
1.値段、
2.そして次に、エコポイントがあるか
3.年間の消費電力
4.お店のポイント還元率
5.デザインなど

ポイント制の魅力というか、お徳感に、最初は385リットルくらいでいいのかなぁと思っていたのだが、どんどん目移りして、ちょっと無理をして結構いいものを買ってしまった。

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2009年7月 2日

夢の力 -タンパベイ・バッカニアーズの小島智子さん

小島智子さんについては、ジャンクSPORTSという浜ちゃんの番組に出演していたことがあるので知っていた。今日、実業団でアメフトをやっていた職場の同僚に誘われて小島智子さんが帰国していて、その講演会に行ってきた。

高校時代は水泳の選手だったが、立命館大学入学と同時に応援団チアリーダー部に入部。4回生時に応援団チアリーダー部長。大学卒業後は京都信用金庫に勤務しながらXリーグ所属松下電工インパルスのチアリーダーとしても活躍した。

2003年、倍率14倍の難関を乗り越えてタンパベイ・バッカニアーズのテストに合格し、同チーム日本人初のチアリーダーになった。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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2009年6月27日

気になる金利

6月末は株主総会などで株式会社は忙しい時期だ。株主にも配当や優待券が送付されるので、楽しみな時期でもあるが、最近の株価の推移でキャピタルゲインで楽しいというよりはどんよりしているので、あ、自分も株主だったんだと気づかされる。そろそろ社会勉強というのではなく、ちょっとしたお小遣いに変わってくれればいいのだけど。

さて、安定運用重視の僕は、円定期や、外貨定期など気になるものの一つだ。こういうのも手続きが面倒くさいので、ネットで簡単に情報を比較できて決断したいのだが、やっぱり会社によってそういうのが得意な会社とそうでない会社がある。僕は海外に行った経験があるので、なんとなくアメリカ系の銀行を外貨預金で使っていたのだが、どうも手数料とかが高いとは思っていた。きっと他の日本の銀行もそうなんだろうと思い、あまり比較もしてこなかったのだが、今日はちょっとした時間があったので、他行と簡単な比較をしてみたろころ、かなり金利や手数料も違うではありませんか。やっぱアメリカの会社お偉いさんの給料がものすごく高いので、そういうところで割高感がでちゃうのかな。

ま、超低金利な2009年ですので、比較しても大差がないように思いますがじっくり比較してみるとやっぱり違う。規模がないと0.1と0.2の違いは気にするほどではないですが、世の中の仕組みというか、会社の特徴のようなものがわかるのは、なかなか面白いものです。

2009年6月22日

空から降ってきた魚

空からオタマジャクシが降ってきた? 石川県で相次ぐというニュースが6月上旬職場で話題になった。今の職場は、村上春樹を読む人が多く、海辺のカフカでこのようなシーンがあるからなのだ。海辺のカフカでは、たしか、秋刀魚が空から降ってきて、その記事が新聞に載っていたが、ひょっとすると中田さんが降らしたのかな?なんて。

この空から物が降ってくる現象、ファフロツキーズ現象、英語ではFAlls FROm The SKIES、オンライン辞書では次のように定義づけられている。

fafrotskies
noun
1. precipitation, Precipitation of objects from the sky that are not normally expected e.g. frogs, fish, coins etc.

ファフロツキーズ現象

通常では想定されないもの、魚とか、小銭とかが空から降ってくること

出典:allwords.com

【関連エントリー】
海辺のカフカ

2009年6月11日

絶望=苦悩 - 意味 という公式

以前、福島智さんをこのブログでも紹介したことがある。

そして、昨日、NHK爆笑問題のニッポンの教養 「私は ここに いる」で福島さんが登場した。彼がでると、魅入ってしまう。

ちょうどその夜のニュースで、辻井伸行さん:全盲のピアニスト、バン・クライバーン優勝したのは、すごい偶然だ。
参考:毎日新聞

絶対的に見ても、相対的に見ても、明らかに自分より活用できるリソースが少ない環境の中で、それを突破して、あるいは乗り越えていくというのは、きっと絶望や苦悩をとともに生き、そしてそこで何かを掴んだのだ思う。

絶望=苦悩-意味 という公式がある。

仮に、苦悩というものに意味がなければ、それは絶望だ。たぶんそれは、生きる意味や存在意味がないというのと同じことになるんだろう。

この式を移項すると
絶望 + 意味 =苦悩 になる。

逆に絶望というものの中にも、意味を見出すことができたなら、それは苦悩であり、そこに存在意義があるのだいう。「絶望」という壁を乗り越えてきた福島さんの言葉には重みある。

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2009年6月 3日

「世界のために働くということ」 -コフィ・アナンと語る-

コフィ・アナン(前国連事務総長)、緒方貞子・国際協力機構理事長による「世界のために働くということ」というシンポジウムに参加してきた。国際開発の最高峰にしてそのリーダーとして名実ともに世界に認知されているお二人話ぶりは、落ち着いていて、穏やかで、力強かった。

私も青年海外協力隊員として2年間ジャマイカで過ごしたが、開発途上国への顔の見える協力とはどういうものなのか、考えさせられる2年間であった。自分なりにできることをやったが、今振り返ると未熟な部分が多かった、もっとできることがあったのでは、と最近思うことがある。

英語だったので、すべては理解できなかったが、お二人の存在感と会場の雰囲気が自分にとって明日への活力となった。

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2009年6月 1日

日経新聞の漫画

2009年5月30日の日経新聞朝刊に「結い 親鸞」という漫画の連載がスタートしました。新聞に漫画というと、4コマ漫画を思い出しますが、3面をフルに使っていることにインパクトを受け、思わず読み込んでしまった。漫画も、小説もウソで成り立っていますが、村上春樹が言う小説家の資質である、向こう側に真実を見抜き、そしてそれを小説の中に再構築するだけの巧妙なウソが大きく、巧みであればそれは、面白い!と僕は思います。

日経新聞というのは、たぶんビジネスマンか経済学が好きな人が読む新聞だとすると、ここで連載する漫画はどんな漫画だろうと考えて見ました。おそらくそれは、現代の真実があって、その真実に対する何らかのメッセージが日経新聞らしい、ということだと思います。

この漫画連載にあたって、日経新聞のコメント

希薄なったといわれる人と人との絆や世代を超えたつながりについて再考する契機も提供したいと考えています。

(中略)

物語は頑固な生命観に支えられています。生老病死、いつの世も苦の種類はつきませんが、地球規模の経済変動、感染症の流行などにゆれる昨今、悩みも複雑かもしれません。人のつながりだけでなく、人生を考えるヒントも提供でればと考えています。

出典:2009年5月30日 日経新聞朝刊

2009年4月 5日

定額給付金の申請書が届きました

定額給付金の申請書が届きました。定額給付金というのは周知の事実なのか、給付の目的などは簡潔で手続きがその主な内容になっている。

何のために?どんな目的なの?かはさておき、くれるというのだからなんとなく嬉しい。ちょうど定額給付金企画で山形旅行に行くところだったので、景気を刺激できるようにもらった分以上は楽しんでこようと思います。

【関連エントリー】
「おくりびと」をみて山形へ

2009年3月27日

WBCの思い出

侍JAPANはWBC2連覇を果たした。不調のイチローは最後の最後で優勝を決める一打を放つ。仕事であの感動を一球一球楽しみたかったなぁ。こういうのは何度見ても幸せになれるので、特集番組を早く見たいと思います。

さて前回のWBCは王監督の時で、絶望からの大逆転優勝だったのを覚えている。あの時はジャマイカにいて、ちょうどブルーマウンテンに登頂しようとする前夜だった。携帯電話で友達に速報を確認して興奮したのをリアルに思い出せる。山荘でドミノをやって、ハイテンションで山頂までノーストップで登りきった。山荘で食べたスープの味もなんとなく思い出せそうだ。それももう3年前の話だ。

感動する = 思い出になる ⇒ かけがえのない財産

なんだろうな。人から夢をもらう、そして夢をあげる、この繋がりが幸せの好循環なんだと思います。

2009年1月 2日

お気に入りの靴

Patagoniaのレザー製ローファーは見た目もかっこよくて、軽くて頑丈だからとても好きだ。ただ、どこでも買えるわけではなく、前回御徒町の専門店で入手したのだが、今日は売っていなかった。バーゲンで安く手に入れたかったのだが、そもそも売っていないのだから残念。気に入りすぎてほぼ毎日8ヶ月くらい履き続けたらさすがに裏面に穴が開いてしまった。昨日なんて雨だったから靴下までぬれてなかなか残念だった。全盛期の時は深い水溜りに落ちてもオールシャットアウトできるほど高機能なのだ。また手に入れたい。というかそろそろ穴の開いていない靴が欲しい。。


2009年1月 1日

2009年の目標

新年あけましておめでとうございます。今年もたくさんのエントリーを書きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

できるだけ、自分にとって意味のあるエントリーを書きたいと思いますし、その一部が他の誰かにとっても意味のあることであれば嬉しいかぎりです。

自分にとって意味のあることを書く。
そして、そのほんの一部が他の誰かにとっても意味があれば嬉しい。


これが、2009年、このブログのモチベーションです。

さて、2009年の目標はを、この正月に考えました。こんな2009年にしたいなぁと思います。

フィットネス


  • 毎朝30分早起きして、熱いシャワーを浴びた後、とにかくwiiフィットに乗る

  • フルマラソン3回以上走り、自己ベストを更新する

  • スローフード

勉強


  • 週末は大学院にいく

  • 本をたくさん読む

全般


  • 自分にとって意味のあることをする

  • 意味の無いことは言葉にしない

  • アホらしいことは仕事と割り切る

2008年12月31日

2008年も、もう大晦日

本年は大変お世話になりました。このブログも今年のエントリー数は過去最高だったと思います。小説もよく読みました。映画もみました。旅行も行きました。マラソンも走りました。体重は増えました....(=_=)

2008年を数字で振り返りたいと思います。

観た映画  6本 (2ヶ月に一本のペース)
読んだ小説 34冊 (1ヶ月に約3冊)
完走したマラソン フルマラソン3回、ハーフマラソン1回 (3月にベストタイムを出しました)
増えた体重 +4kg (そろそろ気をつけないと...(=□=;))
旅行はいろいろ行きました。

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2008年12月23日

今年の年賀状はどうしますか

年賀状を書かなくなって10年くらい経つだろうか。そもそも人生で1年に50枚以上の年賀状を買ったこともない。書かなくなってから5年くらいで1通も来なくなりました。引越しを繰り返したこともあるけれど。その背景には、電子メールの普及もあって、気軽にやりとりできるようになり、電子上で済ます人も多くなったのか、ここ数年、全国で年賀状の減少が毎年1億通に及んでいたとか。

お歳暮だの、年賀状だの形式だけの鬱陶しさがあったのだけども、全部止めてしまうと、その文化のよさに気づくものです。たとえば、電子メールならば、いとも簡単に送信できるため、相手に「思いやり」というか、「手間=温かさ」を伝えることはできません。手軽さゆえに、ついつい後回しになり、普段疎遠になっている方に一年のご挨拶をする機会が減ってしまいました。それは、電子メールは、機能として年賀状の代替にはなり得るも、本来の年賀状の機能は果たしていないような気がします。

ここ数年、「やっぱ年賀状は年賀はがきだよね」、という雰囲気の漂いを感じます。日常生活でもあまり挨拶が得意ではないことが30代中盤に来てようやく認識できてきた今日この頃のわたくしは、今年は年賀状を出してみようと思います。

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2008年12月 7日

クリスマスカード

僕にはクリスマスカードを送る習慣はありませんが、正月も近いですし、年賀状とかクリスマスカードを自分の撮ったオリジナルの写真で作ることはそれ自体が楽しい。写真の編集ソフトはたぶんデジカメを買ったときに付属ソフトがついていることが多いので、それを利用すればいいのですが、そのソフトがどこに行ってしまったか分からなくなってしまった、あるいは職場や、外出先でも使いたいというニーズも当然あります。

実はオンライン上で無料の写真編集ソフトがあります。僕が使っているのはphotoshop onlineです。英語版で日本語入力できませんが、写真初心者の僕には十分すぎる機能です。下記もそれで作りました。ただし、結構なデータの通信料なので、インターネット回線が広帯域でないと難しいかもしれません。


みなさま、忘年会シーズンですが、今年も楽しく、笑いながら締めくくりましょう!!
Laughter and friendship to you all year!

2008年12月 4日

JAL CEOの倹約

先日リニア中央などの新幹線に対抗意識をあらわにした発言で話題になった、経営再建中のJALの社長の年収は、960万円、昨年は従業員であるパイロットよりも安い、そして、通勤は都バスという倹約を徹底し、一方年収が130億円近い年収のアメリカ企業のCEOとの対比がCNNで放映され、YouTubeで話題となっている。

先月19日に米3大自動車メーカー(ビッグスリー)の首脳らが公的資金を要請するために、デトロイトから豪華なプライベートジェット機でワシントンに乗りつけた件が国民の反感を買い社会問題となっている

12月2日18時0分配信 MONEYzine

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2008年12月 2日

今年の流行語大賞

「あなたとは違うんです、私は自分自身を客観的に見ることができるんです。あなたとは違うんです

やっぱこれかな。福田元総理は突然どうしちゃったんだというブチ切れ方だったが、あの発言がネット上でも話題となり、Tシャツとかまで販売されたとか。

自分もこの言葉で、友人と飲み会のネタとしてかなり使わせてもらいました。今年ももう師走。そんな季節です。



今年の流行語大賞は「アラフォー」「グ~!」 福田前首相は辞退

2008年11月12日

ひとはパンのみにて生きるのではない。 - 想像力は生きる力

発達心理学特論のメモです。

オーストリアの精神医学者フランクルは、第二次大戦中、強制収容所に囚われ、奇跡的に生き延びることができた。人間は、極限の状況では、残忍で、忌まわしい人間性、原始性を示す。未来を意識したとき、直接感覚に訴えてくる現在から離れるような精神活動が活発になる。極限状況にあってもなお、人は未来を意識し、想像力を働かせることができる。また、そう出来たものだけが精神の浄福を保ち続け、生きる力を与えられる。

..

現実がどんなに苦しくて極限の状況にあっても、精神的に高い生活をしていた感じ易い人間は、ある場合には、その比較的繊細な感情素質にも拘わらず、収容生活のかくも困難な外的状況を、くつうではあるにせよ彼らの精神生活を破壊しなかった。

..

ひとはパンのみにて生きるのではない。厳しい収容生活で生きる目標と希望をフランクルに与えたのは、パンではなくて、人間の精神的な営みである想像力であったのである。


出典:放送大学大学院文化科学研究科 「発達心理学特論」 内田伸子 p67

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2008年10月29日

新聞からすべてを知る

先日、新聞からすべてを知ることができる人物にお会いした。知の塊のような方で、過去の歴史を理解し、そしてその延長に現在を捉え、さらに未来を予測しようとしているのだ。

その方曰く、
「新聞から、現在の仕事を結びつけ、そして、新聞で書かれていることの裏を想像しなさい。いろいろなことがわかるよ。」

そして、
「重要なことは、細かく、小さく書かれている」
と付け加えた。

最近新聞を読まず、ネットの情報で良しとしているが、断片的な知識・情報では何にもわかっていないことと大きく違わない。

ははぁっと感心しっぱなしの時間であった。

目標となる先輩はいますか

先日現役大学生と社会人卒業生が「目標となる先輩はいますか」というテーマで話し合いをするイベントに参加した。現役大学生は19-20歳で卒業生は28-50歳くらいの層だ。

自分の学生時代は、このようなイベントがあっても参加しなかったと思う。参加したとしても、いい就職先を得るには、学生時代どんなことをすべきか、どんな資格をとるべきかとか一生懸命聞いたかもしれない。そこで、「そんな小手先の技術はいらねぇ。本当の自分をみつけろ」とか言われたら、「何いってんの?、就職できなきゃ意味無いじゃん」と思っただろう。

学生の頃は、まわりの人が気になって、周りが就職するから、就職する、普通の人よりはよいところに就職したいとか、目先の「とりあえず就職する」という短期的な関心しかどうしても持てない。

でも社会人になると就職は、もう過去のことであり、興味はもっと先のことになる。


そして、当日のイベントで、現役大学生の興味といえば、やはり10年以上も前の自分の頃と変わららない質問が多かった。


「とにかく時代は変わりつつある」
『時代は変わる』ボブ・ディラン

「時代は少しもかわらないと思う。一種のあほらしい感じである。」
『苦悩の年鑑』太宰治

出典:「魔王」 井坂幸太郎

2008年9月 3日

モカ【Mocha】

イエメンで世界の子供たちのために働く友人がいる。日本語の活字に飢えているだろうと書籍を送付したら、お礼にモカ・コーヒーを送ってくれた。

(ちなみに、さきに書籍を送ったが、先方にはまだ届いていないようだ。あるいは先方の国には届いているかもしれないが、本人には届いていないようだ。ジャマイカでもそんな感じだった。)

モカと言えば、スターバックスのカフェモカでも馴染み深いが実は、遠い遠い中近東のコーヒーなのだ。それもイエメン。


モカコーヒーは、フルーティーなアロマと、強い酸味が特長で、比較的高価なモカ・マタリはストレートで飲まれることが多いが、エチオピア産は、ブラジルなど苦みの強い豆とブレンドされることが多い。特に苦みの強い、ジャワ産のロブスタとのブレンドは、モカジャバとして親しまれている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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2008年8月12日

お父さんってしゃべるんだー!ストラップ2

iPhoneを買おうかなぁとソフトバンクに行きました。結局買わなかったんだけど、お父さんってしゃべるんだー!ストラップ2をもらいました。カイ君なかなか、かわいいです。



2008年6月24日

酸素なワラ(ウォーター)

OGO water


先日、有楽町の丸井あたりを歩いていると行列がある。好奇心で並んでみると水(ウォーター)の新製品の試飲会だった。一本450円と結構なお値段で、試供品の配布はない。おしゃれなグラスにワラ(ウォーター)・ソムリエみたいな人がもっともそうに試飲中解説してくれるのだ。超濃縮の酸素が注入されているらしく、リラックスできるらしい。

酸素バーとか、酸素カプセルとかお高いが、ついに酸素なワラ(ウォーター)まで登場した。

かつては、お水を買うなんて考えられなかったが、酸素を買うのが日常的になる日はそう遠くない気がする。。

初回限定ストラップ付。浴衣のマネキンのモデルが写真のようにもつ。夏っぽいくてなかなか良いデザインです。オランダ製で、フランス人のデザインだとか。

2008年6月14日

只今、引越し準備中

わたくし、引越しが苦手なんです。ここ4年間で6回目の引越しです。

6回のうち、国内の引越しが今回で3回目。

引越し業者と打ち合わせ、手続き関係、荷造り。全部苦手だぁ。苦手なもので、ついつい後回しにして、遊びに行ってしまう。4年前の引越しは、わざわざ北海道から弟に来てもらったのに、毎日飲みに出かけて、契約終了日の前日は、徹夜だった。

協力隊の訓練所から出所する日も、全然まとまらず、結局苦手なもん同士午前2時までかかったなぁ。

ジャマイカから帰ってくるときは、結構簡単で、必要なもの意外全部あげるか、捨てるかした。あれが一番楽勝な引越しだった。

やっぱ国内の引越しは、不要なものの取捨が大変なんだよなぁ。冷凍庫には、2年前ラオスから帰ってきた群馬出身の方から頂いた貴重なラオコーヒーが手付かずの状態で。。

本日、かの頃を思い出しながら、2年間の冷凍保存明けの、しぶ~い味を楽しんでおります。


LAO Caffee

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2008年6月 4日

スモールワールド

1998年頃から世界中で注目されいる「スモールワールド」という言葉がある。これは、世界中の誰とでも6人を介すれば繋がっているという概念で、「ネットワーク科学」などで応用されている。mixiを例にとると、「友達の友達」は、いったいどれだけ広い空間だろうか、mixiに参加している人ならば容易に想像がつくだろう。

この現象はテレビでもとりあげられた。例えば、アフリカのサントメ・ペリンシペという小さな国の人から鶴瓶さんまで14人目で到達した。ブータンから石坂浩司さんまでの人数も、たまたま14人目だった。

 

スモールワールドといっても、友達の友達は、まだ良いにしても、さらにその友達にいったい自分にとって何の意味があるのか。あるいは、飲み会で共通の知り合いをネタにできるかもしれないが、ほとんど無縁の世界である。

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2008年5月19日

噂をすれば影がさす

猛反省しているのだが、仕事仲間と飲みに行くと会話の30%以上は仕事の愚痴か、職場の陰口になってしまう。良くないなと思いつつも、ストレスのせいなのか、ついつい度が過ぎる。昨日、職場の近くで飲んでいた帰りに盛り上がって陰口を大声で叩いていると、たまたま後ろに当人が居た。いやぁ、酔いが一気に醒めました。翌日にも引きずるし。不意に相手を傷つけてしまっている自分が最低だなと思う瞬間でした。猛烈反省して、もう少し大人になりたいかなと。

猛反省した内容↓

なぜ、陰口を叩くのか。

往々にして陰口の主のコンプレックスが、その場に居ない相手に投影されている。文句の矛先が結局自分に向いているのがよく分かる。そのときの顔相の醜さといったら......。心に自分を映す鏡を持ちたいものだ。

『<悪口>という文化』山本幸司 平凡社より

なるほど、陰口は自分の心がすさんでいる証拠だ。ストレスか。じゃあ、どうやってストレスを発散するのか。飲みに行こう。調子にのって陰口を叩いてしまうのが落ちか。仕事をしていて、ストレスが溜まらないことはありえない。陰口を叩くにも最低限のルールは必要だ。

三人寄れば、陰口を叩くな

ていうような諺もある。イニシャルトークをしてまで、陰口を叩くのもどうかと。

やはり、自分を虚しくして、陰口を心がけて減らせるように日頃から努めるしかないかな。

噂をすれば影がさす

人のうわさをすると、その人がたまたまやって来るのをいう。


2008年4月20日

After wind's blowing, basinsmiths get money

After wind's blowing, basinsmiths get moneyと書けば映画のタイトルかなと思うが、なんてことはない風が吹けば桶屋が儲かるという日本のことわざの英訳である。今回は、学校と社会における知識の違いについて考えたい。

村上春樹の小説の中で主人公は、

「学校で教わったことは、学校で重要なことは何一つ学べないことだ」

と語った。そうかもしれないし、そうでないかも知れない。ともかく、答えを知っている先生から、なぞ掛けされるのが、子供にはつまらないのかもしれない。逆に誰も答えを知らないような「なぞ」に対しては、誰もが好奇心をもってその答えを探求し、それが自分を満たし、自分の存在感を確認するのかもしれない。人は、自分を知らない地へ旅行したり、新しい領域へ冒険し、夢を見るのもその延長と結びつけるのは飛躍しすぎだろうか。

学校で誤った情報を記載した教科書を用いたらニュースになるが、社会ではそのような情報のほうがむしろ当たり前である。現代社会では、あらゆる情報が飛び交う。それらの情報をひつづつ精査して、その因果関係を知ることが社会における知識あるいは経験とも言えるだろうか。

村上春樹の小説の主人公は、生き残るために社会の因果関係を知る必要があったのかも知れない。まぁ、生き残りのために必要かどうかはわからないが、誰も答えが知らないかも知れないというなぞなぞに挑戦することは、きっと楽しいことなんだと思う。

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2008年4月13日

なぜ旅行は楽しいのか

なぜ旅行するのか。最近その問いにぼんやりながら答えられそうな気がしてきている。

なぜ外国語を勉強するのか。それは仕事のためなのか。それとも自分の可能性への挑戦なのか。

異文化交流とは何か。なぜ異文化交流をするとそれだけで楽しいのか。

人は新しい文化に触れたとき、自分に新しい価値を見出せるのではないだろうか。これを考える上で、司馬遼太郎著の「菜の花の沖」の文章は非常に面白い。

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2008年3月18日

持続可能に必要なもの、それは健全な危機感

機会があって、(株)りそなホールディングス会長 細谷英二氏の講演を聞いた。細谷氏は、国鉄改革の主要人物で、赤字体質だった国鉄を持続的黒字経営のJRにした男である。国の機関だった国鉄の体質を改革するための苦労話は、山崎豊子の「沈まぬ太陽」を読んでいるときに受けた感動が蘇ってくるのを噛みしめながら耳を傾けた。

講演の内容は、「国鉄改革」・「りそな再生」から学ぶ組織活性化であり、大学の教授から聞くような体系だてた面白い話ではなかったが、経営者のトップとして改革に成功し続ける男の、成功の秘訣の一端を聞けた気がした。

ここでも強調されたのが、変化への対応である。


一番強いものが、生き残ったわけではない。
一番賢いものが、生き残ったわけではない。

一番変化に対応したものが、生き残ったのだ。

「進化論」のダーウィンより

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2008年3月13日

In to the deep

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石垣に行ったら海の中も見なくては。欲張りな旅行者はそう考えるだろう。どちらかというと自分は欲張りな旅行者ではない。おいしいものを食べて、おいしいお酒を飲んで、のんびりするのが好きだ。といいつつも.... 優柔不断な僕は、誘われるがまま、海へ。ダイビングは、過去に50本くらい潜ったことがあるのだが、あまりボンベの空気が好きではない。さらに、3月の石垣の海中の温度は、凍えるほど寒いのだ。

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2008年3月12日

問題を解決し業績を向上させるのはモチベーション

機会があって、トヨタ流業務改善研修に参加した。トヨタを世界トップクラスにした業務改善は、「KAIZEN」という英語になったことが世界に認められた証でもある。

トヨタの業務改善の定義は、

業務上の問題を発見・解決することにより、既存業務の実効性を高める一連の活動

として、トヨタ生産方式では、

ムダを「付加価値を高めない各種現象や結果」と定義し、この無駄を無くすことが重要な取り組みとされる。
(例:作りすぎのムダ、待ちのムダ、運搬のムダ、在庫のムダ、動作のムダなど)

まず、業務改善に着手するには、「理想」と「現実」のギャップを理解しなければならず、そのギャップを「問題」とするようだ。理想なきところに、問題なし。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」 理想を設定するという文化が無い限り、業務改善は進まないようだ。

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2008年3月11日

目に見えるものと、実際にそこにあるもの

夜空を見上げたとき、無数の星が見える。星空が見えることもあるし、曇り空の日も当然にある。あるいは、今見つめている星は、既に存在しないかもしれないし、実は複数個存在するかもしれないのだ。先日機会があって、石垣島天文台において、天体望遠会に参加した。

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2008年3月 9日

変わっていく風景と変わらない風景

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僕がはじめて、竹富島(たけとみじま)に行った時。
町並みは石垣と瓦屋根の家々が、そして道路はアスファルトではない、砂利道。南国の風景がそのまま残されていた。太陽はすでに高く、日焼けした肌を南風がそっと包んでくれる。島は観光バスで効率よく回ることも、レンタサイクルで一気に駆け抜けることも出来るが、歩いてこのゆっくり流れる時間を感じたい。


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竹富島は、この景観を保つために島をあげて努力している。この変わり行く日本の中で、選んだ道とは言え、その厳しさを想像してみた。

観光客の自分に出来ることといえば、その努力に敬意を払うこと、そしてたった一つ思うことは、また竹富島を訪れたい。

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2008年3月 4日

職場でのコミュニケーション

ノミニケーションという言葉を聞かなくなって、久しい。そういう時代じゃないんだよ、上司はつらいよの時代に突入したのは、バブル崩壊からもう15年以上経ったのかもしれない。不景気とともに、懐もお寒い一方。そんな中、部下とのコミュニケーションを取れといわれても、どうしていいものやら。そんな中、こんな手当てを出してくれる会社もあるようです。

日本綜合地所は3日、部下との付き合いを円滑に進めるため、管理職に月10万~30万円の「部下手当」を4月から支給すると発表した。会食費や冠婚葬祭費に充ててもらう。

 部長級23人と、それ以外の管理職(副課長から次長)39人が対象。支給額は、部長級で部下が20人以上の場合で月30万円、19人以下は月20万円、それ以外の管理職が月10万~15万円。通常の給与振り込み口座とは別に、専用の口座を設けて、特別の手当であることを明確にする。

 日本綜合地所はこれまで、取引先との付き合いなどは経費として処理できていたが、社内の飲み会は自己負担だった。今回の手当導入で年1億5000万円の負担増となるが、同社は「部下とのコミュニケーションに役立ててほしい」としている。

(毎日新聞 2008年03月03日18時03分)

時代はまた、部下、上司、職場内コミュニケーションの重要性を訴えているのです。上司にやさしく、部下にもやさしく。同僚にもやさしく。そして隣人にもやさしく。それが、「いい流れ」を作る第一歩な気がするのです。

2008年2月29日

オンリーワンになろう

昨日は、アカデミック木曜日、行ってきました「ものづくり寄席、千秋楽」。来週からもうありません。いいプログラムだったので、少し寂しくなります。

千秋楽ということで、5人のパネラーによる大喜利。テーマは、

・アジアの中での日本企業のあり方
・企業の中でのヒトづくり


いまさら、オンリーワン? いや、これは、一過性の流行言葉ではないんじゃないかと思い始めています。長いけど、読んでみて下さい。

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2008年2月22日

アメリカンドリーム 其の二

前回からの続きです。

ものづくりを諦めたアメリカ、マーケティングの出来ない日本

70~90年代、アメリカは日本の製造業の猛烈な追い上げにあって、逃げ場を探した。BRIC諸国の追い上げによって、今、日本は同じような立場にいる。製造業志向の『ものづくり』から変身しなければ、日本に未来はない。

ポイントは、「顧客資産」・「ブランド力」と「マーケティング」だ。ものづくり現場では、些細なカイゼンを積み重ね、コストダウンをし、マーケティングをしたたかに行えば、未来は明るい。

先日訪問した、アメリカでも同じようなことを何度も聞いた。そもそも「ものづくりの前に」にマーケティングが存在しているのだ。いいものを作ったから、さて売ろう。このスタンスでは、勝ち残れない。

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2008年2月21日

アメリカンドリーム

アカデミック木曜日です。行ってきました「ものづくり寄席 in 丸の内」 テーマは、

「ものづくりを諦めたアメリカ、マーケティングの出来ない日本」

70~90年代、アメリカは日本の製造業の猛烈な追い上げにあって、逃げ場を探した。BRIC諸国の追い上げによって、今、日本は同じような立場にいる。製造業志向の『ものづくり』から変身しなければ、日本に未来はない。


日本の製造業は優秀だが、ブランド力では欧米のそれの優位は変わらない。せっかくいいものを作ってもブランド力で負けてしまっては、あまりにももったいない。技術本位の日本だが、その技術ですらBRIC諸国に追い上げられている。ブランド力は見えないものである。しかし、その見えないものに投資する長期的なマーケティング戦略が必要なのである。

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2008年2月20日

カストロ議長、辞任表明(キューバ) - Cuba

キューバを訪問したのは2006年の夏だった。キューバの夏はTシャツがへばりつくような暑さで、タクシーに揺られながら眺めた風景、トラックの荷台に何十人も詰め込まれて移動する人々、ビーチでとても幸せそうに遊ぶ子供たちの顔を今でも鮮明に覚えている。キューバに行く前に、チェゲバラなど英雄の本も読んでキューバの訪問をより有意義なものにしようとしたものだ。

カストロ議長は、チェゲバラとともに革命を起こし、そして現在へと国家元首を半世紀に渡って務めてきた歴史的な人物だ。89歳。そのカストロ議長が辞任を表明した。またひとつ、ここに歴史の幕が閉じようとしている。それは新しい歴史の幕開けを意味するのだが、なんだか物悲しい気持ちになるものだ。

朝日新聞の記事
http://www.asahi.com/international/update/0219/TKY200802190300.html?ref=any

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2008年2月10日

帰りました。

海外から帰国し、すべての手続きが終わって空港の到着出口を出た時、かなりの確立で鮨を食べたくなる。鮨を食べて、日本のビールを飲み、みそ汁をすすり、お茶で一服する。それから、重い荷物を引きずって、2時間以上かけて混雑した東京を縦断して家路に着くのだ。

今回の米国滞在は、出国時の日本は大雪で、ヒューストンでは、気温が30度から途中一気に5度くらいに下がり、フロリダは、27度くらいで、帰国後の日本は相変わらず、めっちゃ寒い。寒暖の差の激しさに喉をやられてしまいました。時差ぼけも調整できずに、結局アメリカでも日本でもぼんやり気味です。まぁ、もともとぼんやり気味ではあるのだが。。

2008年2月 8日

ディランとキャサリン??

UFtour20080207.JPG

フロリダ半島の北部の片田舎にゲインズビルという町があって、そこに行くには、プロペラ機に揺られること2時間。ジャングルの中に空港がポツンとあるだけだ。ここがアメリカなのか???っと落ち込むこと30分、巨大なフロリダ大学が現れた。そう、ここは大学しかない、大学町なのだ。物価も非常に安く、日本人も少ない。これまた、英語の学習環境にはもってこいだ。

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2008年1月31日

「相手をあわせさせる欧米人」と「あわせる日本人」

今日はアカデミック木曜日。行って来ましたものづくり寄席in丸の内。

日本人はディベートが苦手とよく言われるが、実は、日本人は相手の話を理解しようと必死で話が出来ない。欧米人は一見話を聞いているようで、実は相手の欠点を探して、自分の論理の正当性を説く。相手をあわせさせる欧米人を相手に日本はどう対応すればよいのか。

レッドオーシャンの元気な魚達
~消耗戦を勝ち抜く日本企業~

日本の製造業、特に化学系企業は規模のハンディキャップを背負いつつ、欧米企業との消耗戦(レッドオーシャン)でしたたかに勝ち残っている。そこにはMBAの教科書の常識を超えた秘策がある。

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2008年1月24日

IT技術と組織パフォーマンス

今日はアカデミック木曜日。行って来ましたものづくり寄席in丸の内。

IT技術の導入をしていないところはないと思うが、果たして投資した分以上の効果は得られているのだろうか。一部にしか使われず宝の持ち腐れになっているものも少なくない。本当に必要なのは、IT技術を導入することではなく、起こりうる様々な変化に対応できる組織に変革することだ。結論から言うとIT技術を有効に使って組織を変革すべくトップの決断とそれを執行する各部門の代表者からなるプロジェクトチームの強い結束力なくして成功はない。


財務状況の悪化の中,とりわけ病院の効率化が問題になっている。ITを活用する取り組みがあるものの,それほど成果をあげていない。ものづくりの視点を医療サービス産業に適応し,医療現場の問題を明らかにしつつ,医療サービスの向上に必要なものは何かを考える。

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2008年1月23日

マイレージの魔力

最近、マイルを貯めることに夢中な人が多いそうだ。食事や旅行、買い物などまず最初にマイレージが貯まるかなと考えてしまうようだが、これってよく考えると、完全に商業ベースに載せられてしまっていて、自分の選択肢をかなり限定させれている。しかし、マイルを貯めること自体が結構楽しいようで、なぜか止められない。うーーん、マイレージの魔力なのか。

さて、じゃあ、どこのマイルが得なのか。これは、個人の生活にスタイルによるが、海外旅行が好きならば、外国の航空会社のマイレージ会員になった方がいいかもしれない。海外旅行といっても主にどの地域に行きたいかもかなり重要で、ヨーロッパなのか、北米なのか。もっと詳しくヨーロッパのどの地域なのか。加盟しているキャリア(航空会社)がどの国に乗り入れているか、これが重要になる。

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2008年1月22日

まじめな人は、必ずコツコツか

あの人はまじめだ。そして仕事を一生懸命やっているように見える。

でも、あの人は夜遅くまで一体何をしているんだろう。

そもそも、まじめとは何か。あの人は真面目だというとき、どの人の顔が浮かぶだろうか。

まじ‐め【真=面=目】

[名・形動]《「まじ」は「まじまじ」の「まじ」と同じか》

1 うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。「―な顔」「―に話をする」

2 真心のあること。誠実であること。また、そのさま。「―な人柄」「―に暮らす」

そう、真面目だからコツコツかというと、それは全く関係がない。真面目だから仕事が出来るかというとそれも関係がないようだ。ここでは、真面目の意味の1.いい加減なところがなく、真剣であったとしても、やっぱりコツコツとは関係がなさそうだ。どちらかというと、真面目ではなくてもコツコツやるタイプの方が、仕事は任せられそうだ。(真面目じゃないだけに、悪いことをしちゃうかもしれないな。)

2008年1月17日

モチベーションと金銭的報酬

今日はアカデミック木曜日。寒く、行く気がしなかったので、演者の論文を読み込んでみました。

仕事をしていて、自分は頑張っているのに、仕事をしていないあの人より給料が低いのはなぜ?っと嘆きたくなることはございませんか?

給料は高いほうがいい、だけど満足を報酬のあとにしてしまうと、仕事→金→満足となり、会社でのすべての行動が完全に給料と連動していないと、やはり不満が生じ働く気がなくなってしまうようである。

仕事それ自体が報酬、そして、給料は生活を安定させるものと思えれば案外幸せかもしれません。


本編では、「ライセンス・ビジネスと発明報酬 」というタイトルで中村修二氏の青色LED404特許に焦点をあてて、経営学の立場から、知的財産は金銭的インセンティブとして騒がれるほど巨額にはなり得ないことについて触れられており、非常に興味深いです。

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2008年1月11日

過去の否定が改革の第一歩

昨日の木曜日は、2008年最初のアカデミック木曜日。イトーヨーカ堂の現場管理と現場事例という題材で、ほぼ満席だった。演者の著書は新聞等で高評価を受けているとのことであったが、ボソボソと話しており、執筆力とプレゼン力は明らかに違うなと改めて思った。しかしながら、おそらくイトーヨーカ堂で成功していると思われ、ごく聞きなれた内容ではあったが、強調されるとそうかなと思わざるを得ない。勝ち組ならではの説得力で、負け組みは、いくら論理的でも負け犬の遠吠えにしかならないということか。


イトーヨーカ堂の経営の特徴と現場事例
イトーヨーカ堂の経営の特徴を報告後、DVDで現場事例を放映、パートを巻き込んだ「仮設‐検証、発注を通した売り場設計(品揃えや売り方など)」を紹介。さらに単品管理経営を概説する。

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2008年1月 1日

2008

新年明けましておめでとうございます。2007年、特に11月から年末にかけて沢山の方にアクセスして頂きました。2008年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末は、実家に帰り、動物園とかスノボーとか行っていたら、思いっきり風邪をひいてしまいました。31日も元旦も寝込んでしまい、今年こそは紅白でも見ながら年越しそばを食べたかった。

結局食欲もなく、おそばもおせちも、紅白も見られず。思えば、ここ数年日本では正月を過ごせていなかった。。雑煮が食べたい。。

2008年はどんな年にしようか、具体的に考えてみた。

ダイエット
 フルマラソン 3回以上出走
 朝走る 週2回以上
 規則正しい生活

勉強
 週末は引き続き大学院
 読書


仕事
 忍耐強く
 できるだけ自分だけが大変だと考えない

2007年12月13日

消耗戦の先に見えるもの

今日はアカデミック木曜日。行ってきましたものづくり寄席in丸の内。

テーマは世界自動車産業の実力ランキング

10年来、「世界自動車産業の実力ランキング」をつけている。10年前と現在でどのように違っているのだろうか、その理由は何故だろうか。グローバル製品市場戦略と「技術力」「生産性」「収益力」などの競争力視点から、多面的に語る。

内容が難しかったので、自分なりにマッピングすることがほとんど不可能でした。

トヨタはこの5年でついに世界自動車産業のトップに躍り出た。フォードやダイムラーを抑えての一位だ。その深層パフォーマンスには、徹底したコスト低減を行った結果収益が向上したためだ。一年間1000億円のコストカットを、10年間続けたという。自分の生活で言えば、1ヶ月の出費を4割カットすることを2ヶ月くらいは続くだろうが、10年続けるとなると、並大抵ではない。トップの座に君臨するということはそういうことなのだ。(このたとえは、正しくない気がするが。。。)

原価改善で年間3000億円削減

2007年12月10日

2007年、少なくても歩かなかった・・・・

仕事の話です。

今年渾身の力を込めたプロジェクトを6ヶ月かけて終了させた。このプロジェクトで自身成長したし、これまで吸収したすべての知識を総動員して出来た最高傑作だった、と自分は思う。が、現実はあまりにも厳しく、全く評価されなかった。自分自身は満足しているが、評価されてこそという面も否めない。

2007年は本当に頑張った。しかし、現実は甘くない。

今の自分に言えることは、人生は長い。2008年も頑張るために。

「2007年、少なくても歩かなかった。」

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2007年12月 6日

強くなければ生きられない、やさしくなければ...

今日はアカデミック木曜日。行ってきました、ものづくり寄席in丸の内。

今日のテーマは

完璧品質をつくり続ける生産方式
~品格有る経営への考察~

ここから私が学んだことは何だったのでしょうか?

ものづくり企業が完璧品質を目指すことは、品格ある経営の第一条件である。品格ある経営とは、「効率よい経営」と「尊敬される経営」を同時に達成することである。日本からポーランドへの初の大型投資であったいすゞのディーゼル・エンジン工場での経験をもとに、品格ある経営を考察する。

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2007年12月 5日

静電気よ、さようなら

冬、静電気に悩まされていませんか?

テレビを見ていたら、ものすごく簡単な方法で、静電気を緩和させることが出来るというのだ。一番静電気が来るときは、ドアを開ける時だ。なぜならば、ドアのノブが金属だから。

静電気が、ビリっというときは、体内に溜まった静電気がアースしようとするときで、金属は電気を通しすぎるので、空気を伝って金属に通電する。その時に、ビリっとするのだ。

そこで、木やコンクリートも一応通電するので、地上に接する木やコンクリートを触れると静電気は地球へ逃げていく。これがアースするということだ。

で、どうすりゃいいの?ということだが、

ドアを開けるときに、壁を触ればよいのです。

お試しあれ。

2007年11月28日

そうだ、姫路にも行こう

himeji20070002.jpg

京都は人で溢れている。さすがに人ごみに二日連続はちょっと。。ということで、姫路に行ってみました。新大阪から新幹線で30分くらい、駅から徒歩10分であっという間に姫路城。天気もよく、最高でした。

姫路城は豊臣秀吉が西攻略の拠点にしたお城で、その後は城主がいろいろ変わったので、様々な家紋がお城にあります。

2007年11月17日

編集長が行く

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6月から始めたプロジェクトが先週末に終了した。今年の仕事はこれだ!と胸を張れるものに仕上がりとても満足している。どんな評価を受けて、2007年を締めくくるのか、子供のような気分でその日を待つ毎日だ。

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2007年10月14日

小さな夢の第一歩

大きな夢を叶えるのは難しいことだが、小さな夢を叶えるのはそんなに難しいことではない。小さな夢を叶え続けると結構楽しかったりする。今日から大学院単科の後期が始まった。科目は「総合情報学」で情報の発達が社会や生活にどのような影響を及ぼし今後はどのように展開していくのかを考えるという興味深い科目だ。

週末にランニングをして、大学院に行って学習する健康で文化的な生活に満足している。ご飯もおいしく感じるし、社会や技術の繋がりも見えてきて様々な人に支えられて生きていることを実感できるし、また自分もその歯車として社会に貢献しようという労働意欲も芽生えてくる。いろんな意味で秋ですね。

2007年9月16日

無事、前期終了 -小さな夢-

5月から7月までほぼ毎週末土曜日は、朝ミスドに行ってモーニングセット(お変わり自由のカフェオレとどれでも好きなドーナツひとつで320円!)で朝食をとりながら予習をして、Air大学の学習センターに行って大学院の授業を聞いた。とても興味深い科目をとったので、非常に役立ったし、6ヶ月前の自分から明らかに成長した。ただ、内容が難しかったので、正直一発勝負の試験では単位を落としたかなっと思ったが、先日成績通知が来てばっちり単位を取得しました。(優秀な成績とは程遠いけど。。)

昨日の自分より成長していることを実感することは難しいが、毎日ちょっとづつの前進を6ヶ月続けることで少なくても6ヶ月前の自分より成長を実感させてくれる。そういう意味で大学院の単科をとるのはいいかなぁと思い始め、仕事が忙しいながらも自分の成長を確かめられる大学院の単科をこれから10年続けて、修士課程を修了してみようかなという密かな夢が今の自分にはある。(ここで書いては密かでもなんでもないのだが。。)10年後の自分は今の自分よりもっと前に進んでいたい。

2007年8月13日

寄席

タイガー、タイガー、じれっタイガーっ。..........
「タイガー&ドラゴン」というTBSのドラマは落語を題材にしたもので、お気に入りなんだが、その舞台は浅草六区ブロードウェイだ。競馬の場外馬券場(JRA)あり、パチンコ屋あり、昼から座り込みの酔っ払いあり、よくいるオバちゃんありの下町だ。お盆休みだったので、寄席を見に行ったんだが、こりゃあ面白い。一般3000円とまぁまぁするが一見の価値はありだろう。

2007年7月31日

土用の丑の日

選挙結果も暴風雨が吹き荒れたんだが、昨日は朝から、暴風雨に雷警報。
昨日電車通勤しているとこんな雑談が聞こえてきた。

女子1 「今日の夜は何たべる?」

おっさんA 「月曜だけど土用の丑の日だから、浅草で鰻を食べよう。浅草だけに雷にうたれちゃったりして。えへ。」

女子1 「。。。。」

おっさんA 「若者は元気だから、鰻なんか食べる習慣はないかぁ。」

なんて、ありふれた会話が昨日は全国でされていたんだろうと予測しますが、そもそも土用の丑の日とはなんでしょうか。古くは平賀源内がキャンペーンを行ったものだそうです。


土用の丑の日(どようのうしのひ)は、土用の間で日の十二支が丑である日のこと。

夏の土用の丑の日は、暑い時期を乗り切る栄養をつける為に、鰻を食べる習慣がある。 土用入りの日が申から丑の間の場合は、丑の日が2回あることになる。この2回目の丑の日を二の丑という。 一般には土用の丑の日といえば夏を指すが、土用は春、夏、秋、冬の年4回あり、土用の丑の日は年に数回ある事になる。 近年、鰻の人口当たり消費量上位に位置する長野県岡谷市を中心として寒の土用の丑の日にも鰻を食べようというキャンペーンが展開されつつあり、全国に広まりつつある。

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2007年6月23日

本物の価値は変わらない

結構前に自転車のギアが壊れてしまった。ギアが壊れるとはどういうことかというと、1速だけということで、一番軽いギアなんだが、これが坂道でちんたら走っていると、おばちゃんが操る電動自転車にぶっちぎられてしまう。まだ電動自転車ということで多めにみても、平地でもママチャリを操る高校生にもぶっちぎられる。ヘルメットをかぶって、ロードレーサーと呼ばれるレース用マシンに乗っているのにだ。これはフルマラソンをすでに4度も完走している自分にとってはショックなことで、どうにかしたいと思っていた。この自転車の年齢は8歳以上だと思われるが、尊敬する先輩に譲ってもらったものなので大事にしたい代物だ。

そこで週末に地元の「自転車修理大好きな店」に行った。調べてもらったらやっぱりすぐには直りそうもない、と店員は言う。しかも車体が古いので部品がもう手に入らないそうだ。新しい部品で動くことは動くかもしれないが、かつての切れ味は保障できないという。店員いわく、「直してもグレードダウン」ということだ。ちょっと意味がわからなかったので、詳しく聞いてみると、このタイプの自転車あるいはその部品はネットオークションに賭けられているような代物で、現在でも購入当初と価値は変わらないだろうと言う。

最新のテクノロジーが登場し、見た目はよくなり、価格は安くなっているように思われるが、今も昔も本物の価値は変わらないということを再確認できた。

しかし、店員も先輩のセンスには驚いていて、「いい自転車なんでがんばります」と言ってくれた。梅雨明けには、もう、おばちゃんが操る電動自転車にぶっちぎられることはないだろう。

2007年6月20日

快適な通勤

眠れずに朝早く目が覚めた。仕事までには3時間以上ある。二度寝もよいが、目がぱっちりだ。どうする?

最近読んだ記事を思い出した。一日38キロ走る男の話だ。その男は都内で医者をやっている超多忙な人物だが、ギリシャのスパルタロンという250km走で表彰台にも上った超人なんだが、彼は言う。

「通勤ランのいいところは、どんなに仕事がきつくても、走らないと家に帰れないことです。」

電車でも帰れると思うけど。。

鉄人への道は、厳しいときのトレーニングが必要だということだ。本番で練習のほうがキツかったと思える人は成功している人だろう。

さて、先日その通勤ランをやってみた。

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2007年6月 4日

忍耐なくして、スキルなし

大学院の授業では現在LATeXの使用例まで進んでいる。先日エア大学の講義を聴いていると、先生が最後に名言を放った。

初心者にやさしいものを10年使い続けても、初心者である。

初心者に敷居が高いものを身に着けると、一生もののスキルになる。

なるほど、Microsoftのワードはもう、10年も使っているが、実はそのスキルは小学生レベルかもしれない。一方、苦労して勉強した英語の方は、まぁ、スキルといってもいいかもしれない。半端な技術では生活はラクにならない。一生もののスキルはきっと自分を助けてくれることだろう。もっと努力しろってことだな。

2007年5月30日

目標の達成は

現在プロジェクト管理を勉強しているのだが、こういう言葉がある。


「目的の達成はお祝いするときではなく、新しい目標をたてるときである」

by P.F.ドラッガー

お祝い気分と安心感が蔓延して、次への飛躍を忘れないための警告だとか。。

旅の終わりは、次の旅を計画するときである。

by おれ

なんていうのはどうでしょうか?

2007年5月25日

夢の扉

今週の日曜日(5/27) 18:30からTBSで夢の扉が放映されます。舞台は自分が2年間過ごしたジャマイカ。そこで夢を追いかける一人の男を密着取材して作られたドキュメンタリーです。僕の同期のShin君も出るので、時間がある方はぜひ見てください。

[字]南米・カリブ海に浮かぶ島国・ジャマイカで子どもたちに器械体操を教える石本泰規さんを紹介する。91年、青年海外協力隊員としてジャマイカを訪れた石本さんは、任務終了後も現地にとどまり、95年にはジャマイカで初となる体操ジムを設立した。子どもたちに体操を教える傍ら、石本さんは貧困層の子どもたちを対象とした体操指導も始めた。貧困層の子どもたちが犯罪に手を染める確立が高いため、体操を始めることで子どもたちを救いたいと考えたのだ。

2007年5月 4日

「変えれること」と「変えられないこと」

先日スポーツ新聞を読んでいてヤンキースの松井秀喜選手が人間には変えられないことがあると語っていた。昨年は骨折で試合から長期離脱をし、結果を求められるプロスポーツの世界で焦りはあっただろう。リハビリから故障前の状態に戻さなければいけないというプレッシャーは凡人の自分には計り知れない。前年よりも良い結果が求めらる彼には常に進化することが求められる。現在の状態からいろいろなことを試さないとならない。たとえその挑戦が不調を招いてしまったとしても。そのような試行錯誤の中で彼は、人間には「変えられること」と「変えられないこと」があるということを悟ったのだ。「変えられないこと」を悟るという挑戦は、一見無駄にも思えるが、それでいいんだという自分への確信にも繋がることなんだと思う。

2007年4月19日

イタリアは不幸な国?

ヨーロッパの中で一番幸福な国はどこか?なんてニュースが流れてきたが、ヨーロッパではイタリアの幸福ランキングはそんなに高くなかった。なぜならば、イタリア人は批評癖があるらしく、こういう調査にはその傾向が顕著に現れたからなんだとか。そもそも統計をとること自体に意味があるのかと首を傾げたくなるが、興味が惹かれたのは事実だ。メディアの力だろうか。「幸せは自分の心がきめる」なんてみつお言っていたような気がするが。

先日仕事の合間にイタリア共和国首相ロマーノ・プロディの講演会を聞く機会を得た。最初の20分はペーパーの棒読みだったが、オリーブの木の中心メンバーであるし、欧州委員会委員長を5年も務めた人物でもあり、質疑応答の時は、鋭い眼光を垣間見ることができた。

聴衆からの質問に対する回答で、地理的に遠い国への国際援助を考える場合、そもそもその援助額について国民的理解を得られることも難しく、さらにその額の割りに効果も得られていないという実情があり、欧州・日本に比べてその額がかなり小規模にも関わらず、例えばアフリカの首脳陣に絶大な好印象を与えている中国の援助政策の成功を直に耳にしたプローディ首相の生の声はなかなか印象的であった。

関係ないが、日本人がイタリア語を話しているだけで、ペラペラに聞こえ、それだけで凄いと感心してしまうのは、自分が語学に劣等感を持っているからだろうか。英語だとタドタドしく話すとすぐばれちゃうからなぁ。。

もっと詳しく

2007年4月15日

図書館の雰囲気

エア大学には学習センターがあって、そこの図書館や視聴覚室を利用できる。今日はそこへ行ってきたのだが、沈黙の世界だ。最近はカフェとかで勉強することが多く、なにかしら音楽や話し声でざわざわしているのだが、ここは別世界。区立図書館でも子供が走り回っていてここまで、音なしの世界は実現されていない。そういう点では、このエア大学の学習センターは勉強する環境にはもってこいだ。また、その学習センターが筑波大学の敷地内にあって、公園と隣接していることから、まわりの環境も含めて気に入っている。

2007年4月 4日

桜散る

最近は司馬遼太郎著の「坂の上の雲」を読んでいる。主要人物の一人に「正岡子規」がいるが、彼は「読者が文章を読んでその情景を予備知識なしに想像できる」という世界を目指した。

ということで、今日の朝の自転車通勤の様子を文章にしてみました。

自転車で のぼる坂道 散る桜

//別に写真をとるのが面倒くさかったわけではない 笑;

文章にするっていうのは、結構面白くて、いい句だろうが、悪い句だろうが、思い浮かんだことそれ自体が喜びなのかも知れない。歴史上の詩人たちの句をたどり、旅行してみるのもオツかもしれない。

2007年2月20日

味覚の春

花粉症の影響を多々受けている今日この頃。味覚も当然狂う。昨日テレビを見ていたら芸能人が牛丼屋で「牛丼大盛りの肉抜き、ねぎ抜き、つゆだくだくだく」でお願いしていた。そりゃ、つゆだくだくだくライスだろっ。それくらい味覚が狂っているのだ。

それはさておき、今日弁当に入っていた漬物が異常にまずかった。塩素で漬けたんじゃないかという味をしていたが、ぎりぎり漬物のような味だ。そこで思ったんだが、そもそも味覚自体は想像力の賜物ではないかと思う。漬物をしらない外国人が今日弁当に入っていたような物体を食べたとすると「ホワット、。ユーのレストラントでは塩素をフードにプットするのかぁ?」などとクレームをつけるに違いない。自分がジャマイカにいた頃、やはり日本の味が恋しくなった。ジャマイカの中国料理屋は中国料理とも普通にかけ離れているが、どこか近く、懐かしいために、なんとなく納得してしまうのだ。想像力が味覚のギャップを埋めてくれるのだ。いろいろな味を知るということは、想像力が豊かになり、とりあえず、味覚で納得できるような気がする。思えば、ジャマイカ人はフライドチキンと小麦粉の味しかしらないから、当然すしや、刺身は食べれないし、そこからフライドチキンの味は到底想像できないのだ。日本の食文化はリッチなんだと思う。それにしても、今日の漬物はまずかった。

2007年2月 8日

スタバ

スタバは スターバックスのことだが、自分の中では、空港の中の移動で、キャリーオンを左手で引きずって、右手にはスタバのコーヒーっていうのが定番になっていて、アメリカの空港に行くと飲みたくもないのに、とりあえず、スタバに向かうのだ。

日本でのスタバといえば、オフィス街にあって出入りしている人もビジネスマンとか、スーツを着た女性だとかを想像する。まぁ自分が利用しているところがそういう場所だけなのかもしれない。

実は、最近自分の近所にスタバがあることが判明してよく利用している。これまで自分には固定化されたスタバのイメージがあったのだが、地元のスタバの実態とは掛け離れたものだった。というより地元のスタバはけっこう面白い。

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2007年1月10日

空の旅

年末年始に16000マイル程の旅に出ていたのだが、往路の飛行機でエコノミークラスからビジネスクラスに席替えになった。ビジネスクラスではワインは飲み放題、食事は皿で出るし、おいしい。シートはゆったり。値段が倍くらい違うだけのサービスで最高でした。でも、なんでエコノミークラスからビジネスクラスへの席替えが起こるんでしょうか?

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2007年1月 8日

ティラミス

ティラミスというと甘くて濃厚で口の中でとろけるデザートを想像する。しかし並みのティラミスは後味がくどいか、妙な甘さが残るものだ。先日、自分史上最高のティラミスを食べてきた。

どこでって?

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2007年1月 7日

初夢 2007

このブログをはじめて3回目の年明けを迎えました。通常では昨年の感想と今年の抱負を語りたいところなんですが、そんな時間もなくあっという間に年末年始を過ごしてしまいました。今日明日はゆっくりと美容院やバーゲンで外套や革靴でも買って身だしなみを整えようと思います。

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2006年12月 8日

A gift from サンタ

ちょっと早いクリスマスプレゼントが届いた。
NintendoDSLite。日本に帰ってきてすぐにADSLを申し込んだんだけど、抽選で豪華商品とかあったんだけど、とりあえず参加賞的な商品券につられて申し込んだら、豪華商品が当たった。いやーこんなことがあるんですねー。かなりうれしい。でもゲームソフトはついて来ない。これって結局出費じゃねぇ?

2006年12月 1日

秋深まる

061201_12493.jpg最近ちょっとした偏頭痛に悩まされている。これも変わっていて職場に行くと偏頭痛が起こり、家に帰ると直るのだ。働きすぎかもしれないな。明日からNAHAマラソンに出走のため沖縄に行ってきます。

2006年11月27日

空気清浄機の選び方

鼻炎が酷いので空気清浄機を購入するためヨドバシカメラに行って来た。価格帯がまばらでどれを買えばいいか迷う。そりゃ高ければそれだけ性能がいいのだが。

1.加湿器付空気清浄機
喉も潤って風邪対策にもいいよね、ただ、使う季節は限定されている。本当に必要か?どうしても必要な場合は、専用加湿器を買うのもいいのでは。

2.センサー
値段が高いものはセンサーの反応がいい。ただ、手動でONにするのならその必要性も疑問。あれば自動ONになるので便利だろうけど。

3.フィルター
ここが価格に与える影響が大。取り替えフィルターは2000円から6000円なので、この寿命はよく検討する必要がありそうだ。通常は2年で、値段が高いものは買い替え不要なものもある。

4.音
高いものは音が静かで、安いものは音がうるさい。部屋の完全洗浄15-30分なのでその時間を我慢できるのならここも節約できそうだ。

5.パワー
値段が安いものはパワー不足で、高いものはパワー十分。パワーが強いほど、完全洗浄の時間を短縮できる。騒音を我慢できるのならここも節約できそうだ。

上記のことを考慮して、どちらかというと2年後の買い替えを想定して、かなり安い1万2千円のものを購入した。性能はそんなに悪くない。ちなみにお店で出回っているものは2万円台のものが多い。

2006年11月26日

帰郷-2006冬-

らーらー、らららららー♪らーらー、らららららー♪
金曜日を休んで北海道に帰郷していました。目的はリラックス。突然帰ろうかなと思って格安航空券を探していたら23500円で取れたので、「よし、帰ろう」っていう軽いノリ。降り立つと雪がチラつく。気温は摂氏2度。外は寒いが家の中は暖かい。そして飯もうまい。これが北海道の良さなんだよなー。

今日北海道から戻ってくると東京は曇り。外はそれほど寒くないが、家の中がやばいくらい寒い。黙っていると足の指先がどんどん冷たくなってくる。ユニクロでフリースを購入したがあまり効果はないので、暖房家電を秋葉のヨドバシで見て回る。オイルヒーター、ハロゲンヒーター、カーボンヒーター、セラミックヒーター等様々出てきていて、自分のニーズにぴったりのものを探すのが面倒になってくる。

価格帯ではオイルヒーターが飛びぬけて高く、手を出しにくい。そうなるとハロゲン、カーボン、セラミックに絞られる。ハロゲン、カーボンはファンがなく、空気を循環させないので、ホコリが舞わなくていいのだが、明るすぎて目に良くないらしい。

鼻炎持ちとしては、ホコリが舞うファンは避けたかったが、最終的に目にやさしそうな、セラミックヒーターを購入した。ぼちぼち暖かくて気に入っている。値段もカーボンより2千円高い程度だ。

*ちなみに冒頭の音符は北の国からとは関係のない、実家の犬の名前です。

2006年11月15日

本格的なスペイン料理(らしい)

職場の同僚が出産でフェードアウトすることになった。ささやかながら送別会をということで突然本格的なスペイン料理屋さんで行われた。本場風(日本人)のスペインっぽい生演奏。サングリアはなかなかおいしく、パエリアもぼちぼちおいしかった。途中盛り上がり、店員さんに

「お客さん、もう少しボリュームを下げてください。ほかのお客様が音楽を楽しめません。」

と注意され、

「いやー、音楽がうるさくて、声が大きくなってしまったんですよぉ」

なんて、お茶目な同僚の方々です。

2006年10月30日

どこに住もうか。

最近知人・友人がマンションをこぞって購入している。租税優遇等もあるのか、物価が下げ止まりこれから上昇という予測なのか、それともマンション建設ラッシュなのか、とにかく今買わないとっていうムードはある。いずれにせよ人生の中でも一番の買い物であることには間違いはない。

友人がマンションに新居を構えるので、遊びに行く機会がある。新築のマンションはかっこいいし、匂いも、雰囲気もおしゃれだ。そこが家族の城になること間違いなしで、その城と家族を守るために一生懸命働こうって気にもなるかもしれない。

自分は。。まだ先の話だが、本当に一生を東京で暮らすのか、まずはそこから考えないといけないかもしれない。田舎でマイホームなんてのもいいかもな。

2006年10月25日

Firefox2.0

待っていました。(というほど待ってませんでしたが)
Firefox2.0の登場です。マイクロソフトがIE7.0をリリースして1週間、英語のみしか対応していないのを尻目にFirefoxは日本語対応可です。インタフェースも良くなりました。なかなか気に入っています。

ダウンロードはこちら

2006年10月22日

YouTube

YouTubeという動画配信サイトがあって、お笑いとか音楽とか無料でみることができたんだが、最近お気に入りのお笑いがみれないなぁと思っていたらどうやら削除されてしまったようだ。特に広告とかも少なくどうやって利益を得ているのか疑問だったんだけど、著作権無視で世界的な人気サイトになって最終的にグーグルに買収されたようだ。これからもっと知名度は上がっていくと思われるがそれにつれて魅力的なコンテンツが少なくなるか、有料又は広告が多くなっていくんじゃないかと思う。

もっと詳しくYouTube

2006年10月19日

IE7 正式リリース

IE7が正式にリリースされました。サイズは15MB近くかなり大きく、OSのアップデートも含めるとインストールの時間が3分近くに及びます。ただ、タブブラウザになっているので、便利にはなりました。IEは使う機会がまだまだあるのでインストールする価値はあると思われます。

使ってみて3日目になるんだが、予期せぬエラーで突然終了連発。普通に使う分には問題なさそうだが、グーグルデスクトップをインストールした後でこうなってしまったことが原因としてあげられそうだが、それがために予期せぬエラーになっているかどうかは定かではないです。

日本語版はまだで、Windowsアップデートにより11月頃から可能という情報もあります。

もっと詳しくIE7

2006年10月 8日

松茸の秋

SuperMarioBigMash2006.jpg
3連休初日木更津にBBQに行ってきた。東京から特急さざなみで1時間。十分すぎるほど田舎だったが、雨のち晴れで雲ひとつない青空で絶好のBBQ日和となった。参加メンバーの一人の実家から国産松茸が大量に送られてきて、贅沢にも炭火焼しちゃいました。

松茸。それは薫り高いきのこなんですが、今回は一本丸々一人で食べちゃいました。醤油を少しだけたらして炭火でロースト。炭と松茸の香りが食欲をそそります。さてそのお味は。

松茸の秋の続きを読む

2006年9月24日

食欲の秋

最近気になる変化がある。それはお腹が減って仕方ないのだ。これが中学生や高校生だったら育ち盛りだから正常だが、30超えしたおっさんがこの兆候は危ない。糖尿病か、生活習慣病予備軍まっしぐらだ。

それにしてもおかしい。ジャマイカから帰国直後は別に日本食がおいしいなんて感じなかったのだが、最近は美味しくて、美味しくて。それに飲み会に行けばビールもそこそこ飲んでしまう。あぁ、どういうことだろう?ま、よく言う「食欲の秋」ということでしょうか?

日本には、春夏秋冬、美しい四季があり、食べ物にもそれぞれの旬があります。現在は、年間を通していろいろな野菜が手に入ります。しかし、私達人間も植物と同じ気候風土、季節の中で生きています。ですから、野菜は季節のものを食べるのが最も自然です。自然が生み出す作物は、私達の身体にぴったりなのです。 秋の味覚である米、いも類、栗などは糖質(でんぷん)が多くエネルギー源になります。『冬の寒さに備えてしっかり食べてエネルギーを蓄えましょう』ということなのです。自然は実によく考えて食物を与えてくれます。まさに旬なのです。


旬とは…魚介、蔬菜、果物などがよくとれて味の最もよい時   「広辞苑」より
参考資料  粗食のすすめ  幕内秀夫 著

つくば学園病院HPより抜粋

2006年9月20日

円定期の魅惑

取引銀行の円定期に3ヶ月もの6.0%というのがあってどうしようか迷っている。しかし、これは5年または10年物の年利1.5%の円定期とセット販売だ。この5年または10年というのが曲者で実際は10年になっちゃうみたいな現実が待っていそうだ。5年または6年にしてくれればいいのに、なんで5年も延長?
でこのセット販売は同額づつの入金が義務付けられている。あなたならこの円定期を買う?

とは言え、ほとんどナッシングに近い普通預金に眠らせておくのはかなりもったいない。最近はかなりの円安で外貨預金もしづらい。ネットで調べていると、ある銀行ではネットで円の定期預金ができる。普通のやつ。1ヶ月物からあるので、塩漬けにもならないから金利は、0.15%と安いが、普通預金に入れておくよりはましなんじゃないかなと思う。6ヶ月以降は各銀行によって金利がまちまちなので、結構おもしろいかも。

2006年9月19日

JICA アフリカ青年招聘事業

この3連休はアフリカから24名の青年がやってきたので、彼らと日本の若者23名と2泊3日の合宿セミナーに行ってきました。合宿の内容は幡ヶ谷からバスで修善寺に行き、4グループに分かれて日本やアフリカの教育事情について話合い(発表をいれると計9時間)、スポーツ交流(3時間)、文化交流(立食パーティ)というものでした。

アフリカ人は、レソト、ボツワナ、ウガンダ、ザンビア、エジプト、ジンバブエ出身でした。ジャマイカ人のルーツであるアフリカ人達は、askのことをaksと言い、deskのことをdeksという同じ方言を使っていたし、見た目は全く一緒だったので、3ヶ月前にいたジャマイカが懐かしかった。

英語力は、衰える一方で、疲れが見え始めた3日目では、ほとんど英語を話さず、通訳を使って、なんか自分が偉くなった気分を堪能してしまいました。
AfricaP9160041_s.jpg

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2006年8月28日

怒涛の5日間

2006jocvAug26Kokyo.jpg怒涛の5日間だった。火曜日から連続5日間飲み続け。朝起きるととりあえずだるい。あー、飲みすぎた。もう、飲むのは控えめにしようと思っても、6時ころになるとなんとなく喉が渇いてくる。ちょっとやばい症状。来週は穏やかそうな1週間だし、こうやって飲み会に誘ってもらえるのも幸せだし、忙しくないうちに会える友達には会っておきたいもんだ。

昨日は、2時ころ八重洲駅前の飲み屋から締め出され、開いている飲み屋を探すのも面倒なので、皇居で朝を迎えた。なかなか気持ちよかったし、朝の丸の内の高層ビルもなかなかカッコよかったし。今日は同期のKojiro君が香港に就職で行ってしまうので送別会に行ってきました。みんな相変わらずでいい感じ。10年後も、20年後も相変わらずがいいんだけどなぁ。

2006年8月21日

甲子園 2006 夏!! 2

いやー、まじで感動した。再試合が月曜日だったけど半休とる価値があったよ。駒大苫小牧には優勝してほしかったけど、早実のピッチャー斉藤くんはすごすぎた。4連投でこの夏900球以上も投げても顔色ひとつ変えなかったのに、優勝を決めた時に堪えていた涙が溢れ出すのを見てこっちが泣けてきたよ。苦しかったんだなぁ。今年の夏は、松坂が優勝した年並みに熱い甲子園だった。

両チームとも最後まで集中力を切らさず、あきらめない姿は本当に凄かった。勇気をもらったよ。ジャマイカから帰国後、流されるように生活してきたけど、そろそろなんかはじめよっかなぁ。

2006年8月15日

甲子園 2006 夏!!

ジャマイカに行く前、2003年までははっきりいって自分の地元である北海道勢は甲子園で1回勝てれば万歳で、だいたい1回戦負けであった。ところが自分が応援できなくなってからの北海道の野球が熱い。ということでテレビをもっていないんだけど、今日の試合を応援したくてテレビチューナーを買いにいった。ところがどっこいケーブルがあわない。マニュアルにはF型ってかいてあったけど壁のソケットがまた違う種類で。。。ということで残念ながら今回もインターネット速報での応援となった。

速報を開くと、8対5で負けている。。。。
自分が見ると負けちゃうのかなぁ。なんて思いつつも、クリックを1秒に一回くらいしながら応援。温存していたエース田中君を投入も追加点を取られる。しかし、ここからがすごかった。打線が粘る粘る。8回裏に同点に追いついてから、9回に相手に追加点を許すが、その裏に大逆転サヨナラ勝利!!

いやーマジ感動。テレビで見たかった。次の試合は木曜日か金曜日だけど、是非テレビ観戦したいもんだ。(仕事がなけりゃなぁ。。)

あとで気づいたんだけど、メディアプレーヤーでも観戦できました。(遅すぎた。。)
インターネット生中継

2006年8月13日

選手生命終わりだ。

先日お先真っ暗になった。お酒を飲んでも酔うことすらできない。誰かに話したくても話すことも許されない。
そんなある日のお話です。

選手生命終わりだ。の続きを読む

2006年8月 9日

やっぱり鼻炎

ジャマイカに行っていた2年は花粉症に鼻炎知らずだった。東京に帰ってみるとやっぱり目はしょぼしょぼするし、鼻水はたれる。そんで、週末家にいたらとおくから光化学スモッグ警報が発令されてるじゃありませんか。いやー、どおりで。やっぱ自然に囲まれているところに住むのが理想だよなぁ。

もっと詳しく光化学スモッグ

2006年8月 1日

情報の洪水とサステイナビリティ

日本は便利です。快適です。そしてスピーディ。かなりシステムが出来上がっています。そして、ニュース、新聞、雑誌、ラジオ、インターネットでさまざまな情報を得ることができます。こんなに便利なのに、とても忙しい。コンビニは24時間営業で、その数は半端ない。家に帰るまでに10件くらい24時間営業のお店がある。ホントに便利。こんなに便利なのに忙しい。

これって幸せ?

ここで立ち止まると発展は止まってしまう気がするので、なかなかぼんやりできないんだよなぁ。発展を前提とする社会はその発展を促進させるために科学技術が解決してくれるものと私は期待していましたが、一つ解決すると問題もまた進化を遂げてしまっているのが現実です。たとえば、「おれおれ詐欺」なんかは携帯電話がなければ起こりえない社会問題なわけです。
グローバリゼーションの波はどんな国にも多少なりと押し寄せてきていると思いますが、

あの種の画一化、ひとつの標準にあわせないとやっていけなくなってきていているんだけど、持続可能性を考えたらなら、地域の伝統を残しつつ新しくするという面が大切になってくるでしょう
サステナP10より抜粋
ということで、協力隊の活動を振り返ると一方的な仕事だったかなぁと反省しないといけないことは結構あったかなぁ。地域の伝統と日本的なよい標準(又はグローバルスタンダード)をうまく結びつけることができればきっといい活動といえるんじゃないでしょうか。いわゆるSustainable Developmentですよね。そのためには、やはり現地の言葉を使って、よく話を聞き、よくこちらの意見を伝えることが重要なんだろうなと思います。ただこれを実行するには信用のある長期の見通しを立てられる実力を持つ人物にならないといけないんだと思います。そういう人物になれるように日ごろから意識して生活していこうと思います。

帰国して2週間

さすがに驚きも減ってきました。日本食はおいしいけどその感動も減ってきました。そうもう慣れてきたのです。昨日から職場に復帰してまだ本格的に仕事は始まってないけど、徐々に社会復帰が完了しつつあります。ジャマイカで得た語学力と知識、対応力、タフネス、ランニングとかをどう日本での生活に適応させられるかが一番の課題です。
職場はどうやら暫定的なものらしく、2ヵ月後に異動という話もちらほら。なかなか落ち着かないけど、社会復帰にはちょうどいいかなぁ。
磨いた語学力をどう活用するか。ホントにもったいないよなぁ。

ということで、いちおうケーブルテレビがなくても聞ける英語があります。インターネットは必要だけど。
また、ジャマイカからでもインターネットを使えばNHKのニュースは聞けるんだよね。

BBCニュース ラジオ
NHKニュース ラジオ

2006年6月17日

ラスト10分のドラマ

これまで見てきたワールドカップの試合の印象なんだけど、均衡している試合の多くは残り10分で決まってしまう。試合終了までチャンスがめぐってくるのを信じてゴールを目指すのだけど、この集中力がすごい。見ているこっちも最後に何かが起きるんじゃないかと興奮するのである。試合は同僚のジャマ人とみることが多いんだけど、観戦の仕方が面白い。とにもかくにも一喜一憂。ゴールのあとにオフサイドなんてあった日には手が付けられない。ジャマ人を見ている方が面白いときもあるくらい。これもここでしか見れない景色なのかななんて感傷的になっちゃったりして。

同期隊員のブログに面白いFirefoxのプラグインが紹介されていたので、ここでも紹介します。
Foottiefox
Firefoxの下段に現在のスコアが表示される他にグループ別結果、スケジュールまで見れてかなり便利です。
JOGA.com
このJoga.Comは右側にフレームが出て、さらにブラウザの下にも出るので、こっちの方が便利かも。途中経過の表示もあってわかりやすい。

2006年6月13日

1-3 against Australia

ジャマイカのローカルテレビでもワールドカップが見れる。しかも生中継。これはかなりうれしい。ワールドカップはオリンピックと違って試合の時間がかぶらないからたぶん全試合みれる。そのおかげでここジャマイカでも日本の試合が観戦できるのだ。今日はジャマ人と一緒に観戦してたのだが、ジャマ人のこころのどこかで8年前のワールドカップでジャマイカが日本に3-1で破っているので弱いと思っている。なので、一緒に見ていてもきっと日本は負けるだろうと思ってみているのだが、おれから言わせてもらえばそれはロングロングタイムアゴーで過去の栄光にすがってるんじゃねー。
そして、今日W杯のオーストラリア戦があったんだけど、俊輔の怪しいゴールとは言え、試合終了直前までリードしていたので、鼻高々だったんだが、最後の10分は苦痛以外なにものでもなかったな。今はテレビもつけるのも嫌なくらいへこんでるよ。
だけど、やっぱワールドカップはどんな試合を見ても面白いなぁ。なんか緊張感とスピードが違う。スポーツバーでもいって思いっきり観戦したいもんだ。ちなみにジャマイカでは朝なので、寝不足にはなりません。

ジャマイカでのワールドカップ番組表(EST-1時間、表示時刻のマイナス1時間)

2006年5月25日

10年後の未来

ある人が10年後もジャマイカにいることを決意した。その人はその決心前の1ヶ月、寝る前にジャマイカで貧しい環境に居る子供たちを教育することと、日本で教師をして暮らしていくことを比較してどっちかが楽しいのか悩んだそうだ。そして最終的にジャマイカに残ることを選んだ。ジャマイカで生活する上で、経済的に苦しくなること、そして10年後日本に帰って社会復帰できるかという不安を当然考えた上での決断だ。たぶん自分にはこういう決断はできない。10年後の未来を明確にどうしてたいか想像できないんだ。ただボンヤリと楽しく過ごせればいいと思っている。なんだか自分が情けなくなってくるんだけど、こればかりはどうしようもない。自分の将来の安心を完全に犠牲には出来ないが、自分が何かする時に、少しでも社会に貢献できるようなことはしたいと思っている。

ジャマイカに残る決意をしたこの人に心からエールを送りたい。

♪例えば誰か一人の命と 引き換えに世界が救えるとして 僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ♪

HERO by Mir.Children

尊敬に値する人物は経験や年齢だけでは計れないもんだなぁと思う。身近にこういう人物が居て光栄です。

2006年5月17日

ムカッとくる言葉

今日は朝からそんな予感がしたんだよね。朝起きると、カウンターパートが勝手に家に入っている。これは本当にやめて欲しい。まぁ、鍵をかければいいだけなんだが、もしかけたとしても、勝手に入ってくる行為が嫌なんだよな。一度注意したんだが、すぐに忘れてしまうのもジャマイカ人のいいところでもあり、駄目なところでもある。とにかく、朝一番で、ラボの設定をしたいから手伝ってくれ。「学校に行く時間だよ」っと連発しまくり。そのわりに家にあるMP3プレイヤーとかを物欲しげに見つめなかなか学校に行こうとしないんだよな。
でラボの設定に入るとやはり働くのは俺なのか。手伝ってくれというより、やってくれという方に近い。俺がやると、ヤツはやらない。お決まりのパターン。そして、動作不良のパソコンを直しているときにヤツはその言葉を発した。
カーク「何やってんの?」
俺「仕事に決まってんだろうが。ERD(緊急リカバリーディスク)で直そうとしてんだよ、つーか、お前働けよ。」
カーク「眠いんだよ。」
そして、「わんうぉんちゃんちょんちん」
俺「カッチーーン」
OSインストールが軌道に乗ったところで、「後はやってね」と言って、その場を離れた。

確かに、小声で、しっかりと英語の発音をしていなかったとしても、中国語を真似する口調を目の前でやられるとどういうわけが怒りが速攻で沸点に達する。この気持ちはなかなか一般の人とは共有できないが、とにかくものすごく馬鹿にされている気がするのだ。しかも、まぁまぁ仲が良かったり、身近な人物に言われるとショックがデカイ。どうもこの類のからかいや、冷やかしに対して慣れるということは無理みたいだ。

まぁ逆にしっかり発音をしないと、そういう風に聞こえると前向きに受け取ることも出来るので、発音の大事さを改めて再認識した。もっとしっかり発音しないとね。

最近の円高

4月中旬まで1ドル118円台だったのに、急激に109円台へ。理由はどうやら米国経済の先行き不安から来ているようだ。日本株の上昇も若干円高の要因かもしれないが、今は単に市場が米ドル安を望んでいるんだろうな。でも、日本財務省長官が急激な円高は好ましくないと発言し、トヨタなど日本の輸出企業もこの円高に懸念を示していることからなんらかの介入が入るのかもしれない。どうなんだろ。個人的な経験から言わせてもらえば、こういう公的な発言があった後でも、こういう流れは一時的に止められない気がするが。108円から107円くらいまで円高が進むんじゃないだろうか。

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2006年5月 8日

セリヌンティウスによろしく。

セリヌンティウスのためとかそういうわけではないが、最近よく走っている。夜のグラウンドは最高だ。蛍の光に草の香りと遠くから微かに聞こえるレゲエの音楽と、満天の星空。空気が澄んでいる。いつも1時間くらい走るんだけど、30分もすると自分の体がまわりの雰囲気に溶け込むような気がする。いつまでも走っていられそうな気がする。だけど1時間も走ると結局膝が痛くなってきて、急にその雰囲気から追い出されてしまうような悲しい気持ちになる。ここでしか吸えない空気、吸って吸って、はいてはいて。2ヵ月後は東京の空気を吸っているのかと思うと寂しくなる。自分が求めていた幸せがここにあって、ここにあると知っていても通り過ぎなくてはいけない時間が必ず来てしまう。次にこの空気を吸えるのはいつだろう、10年後、20年後?2ヶ月後って即答できるような生活を日本でも送りたいもんだ。

*セリヌンティウスっていう人は、自分の命と引き換えにメロスを待ってくれたとてもいい人です。

2006年5月 5日

デルピエロによろしく。

お前はイタリア人か!!って言われるくらい(誰にも言われていないけど。。)パスタばかりの毎日。まさしく3食パスタ。朝食もパスタってすごくない?朝もつくっちゃうんですねー。最近は朝洗濯、朝パスタ。おれって朝方人間。(というと誰かにつっこみをいれられそうですが。。。)

なぜか知らんが、今パスタ作りが楽しくてしかたない。しかも美味しいし、洗物もご飯炊くより少ない。パスタを作ったやつは天才だな。ありがとう。感謝してます。何が楽しいかというと、パスタを茹でている間に、野菜、肉を切って、炒めて味付け、アルデンテ一歩手前であげて、野菜とかを炒めているフライパンにざぁって入れてからめる。手際のよさが肝心。遅れるとパスタは茹ですぎになったり、野菜が十分に炒めてなかったりで、風味が飛んじゃったり。んーん、極めたいなぁ。パスタ食べすぎでイタリア顔にならねぇかなぁ。。

2006年5月 4日

Blogging into the future

このページもブログといわれるホームページ日記みたいなもんなんだけど、日本では本格的に3年前くらいから流行りだし、現在はMSN、livedoor、gooとかでも普通に利用できる。日記を書くだけならホームページのソフトの使い方を覚えなくて良いし便利なんだよね。
でジャマイカ。ようやくブログの波がやってきそうです。だいたいこういうのはメディアでいわれてからもぼちぼち時間がかかるので、2年後?3年後?その他、高速インターネットの普及も鍵を握っているし。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス、例えばMIXI)もそのうち始まるでしょう。


'BLOGGING', WHICH might be a new word to many readers, is being grasped both here and abroad not only as the future of press freedom but also as an opportunity to develop media careers.


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2006年3月22日

Windows Vista発売延期

VistaとはXpの次のバージョンのOSであるが、今夏発売予定だったのだが正式に2007年1月に発売延期されたらしい。


正直Windows2000で満足しているので、それ以上の機能にはあまり関心がない。Vistaに期待するところでは、セキュリティとドライバーの豊富さだろうか。とはいえ、今後パソコンを購入するとなると話は別である。ノートパソコンであれば当然OSが搭載されてくるわけで、2007年1月以前に買ってしまうとXPが、それ以後だとVISTAが搭載される。OS自体の値段に大差はないので、当然最新のOSを選択したいに決まっている。ということで、2006年中にPCを購入又は買い替えを考えている方は、もう一度よーく考えてみる必要がありそうです。

2006年3月21日

敗者復活

よっしゃーーー。
祝!日本 WBC優勝!

いやー、気持ちがいいですねぇ。テレビで見れず、インターネットラジオも音質最悪。日刊スポーツのリアル速報とキングストン・テニス隊員の電話速報によりまぁまぁライブで楽しむことが出来ました。やっぱテレビが欲しいな。


予選リーグは3敗。韓国には2連敗。打てない。勝てない。こういう状況の中でも準決勝進出のチャンスが回ってきて、宿敵韓国を6-0の快勝。そして決勝ではアテネオリンピック金メダルのキューバを10-6で撃破。2次予選で韓国に敗れてからの大逆転劇。こうなるんじゃないかという期待をそのまま実現してくれました。

韓国を零封した上原、よく投げた!!

決勝で好投した松坂、渡辺俊介、おつかれー。

そしてストッパーとして大活躍した大塚、お前は男だー。

日本のメンバーでも別格だったのがイチロー。予選では全然調子が上がらなかったが、ここ一番で集中力を上げてくれた。頼もしい存在だよ。いやー、テレビで見たかった。

井口、松井っ。あと阪神のフロント!!負けてたら恨むところだったぞ。なんてね。

敗者復活ほどのドラマはないよなーっと感じさせられた大会であるとともに、アメリカの大会の運営、例えば、アメリカがキューバ、ドミ共、プエルトリコと予選で対戦したくないために組まれたカードや誤審。メキシコ戦のホームラン取り消し、日本戦タッチアップ後のホームイン取り消し等、疑問がかなり残る大会だったのは確かだよな。

2006年3月17日

トレードオフのお話。

トレードオフっていうのは、「何かを得れば、何かを失う」交換を意味する言葉なんですが、
勝者でたら敗者が生まれる。簡単ですよね。
誰かが金持ちになれば、誰かが貧乏になる。本当でしょうか?
誰かが幸せになれば、誰かが不幸になる。考えたくないですね。
もし、世の中がこういう法則で成り立っているとしたらと考えるとゾッとします。人生はそんなものだろうと既に悟っている人もいるかもしれません。こんな簡単ではないにしても、バランスが大事と言い聞かせて暮らしていくしかないのかもしれません。

書き出しから比べると全然小さい話ですが、久々にちょっとむかついたのでブログっちゃいます。


最近は仕事が忙しくなってきて、集中力を高めて仕事をしているとあることに気がついたのです。カウンターパートがいない。1日や2日ならいいでしょう。しかし、自分が集中力を高めると居なくなるのです。2人で一緒にやればもっと早く終わったり、もっといいものが出来るのに、自分の職場では、それともジャマイカではなのか、だれかがやると誰かがやらない。
「あの、頑張っている意味がないんですけど。。一応 For a better tomorrow for allのためにここに居るんですが。。」
ジャマイカではファーストフード店行って気がつくことは、店員が多い。とは言え、ほんとに働いているのはごく一部。いっぱい雇っている意味がないんですけど。。。
こんなところでもトレードオフの関係が見受けられるんですねぇ。

2006年3月 7日

楽器バトン

まっしーから、楽器バトンが回ってきました。


念のためバトンの解説。

あるテーマに関する質問のリストに対して、(基本的には)自分のBlog上で回答し、次に回答してもらいたい人(Blogを書いている人)を指定する。という物。
チェーンメール(不幸の手紙の類)と同じ様に感じる人もいるでしょうし、
答えたくない内容のものには、無理に答える必要は全く無しです。

BLOG上で回答ということと、アンケートっぽいことがバトンの特徴なのかな。巷では、music/musical batonというのが流行っているそうで、もともとは日本国外からやってきたようだ。Batonで検索をしてみると最初に始めたのは誰かなんて記事も読むことができる。

ジャマイカではBlogは当然ブームではなく、チェーンメールがブームで、生徒がガンガン送りつけてくる。しかも添付ファイルが多いので、開くことはまずないのだが、生徒は学校でガンガン開く。最近はヤフーメールも添付ファイルを開く前にウィルスチェックをしてくれるのでそれほど問題にはならないが、管理者としては冷や冷やですよ。


楽器バトン

1.やってるorやってた楽器は?

やっている楽器は、ハープとアコースティックギター。
ギターのコードはまだ5,6個しか覚えていないので、まだまだです。

ハープもまだ10曲くらしか弾けないし、フルベントの壁にぶつかっています。


2.その楽器をやり始めたきっかけは?

夕日をみながら何かを奏でたかったから。ハープは持ち運びが便利だから。
ギターは孤児院で弾き語りをする先輩がくれたから。


3.一番影響を受けたアーティストは?

おとん。
自分もいつか結婚式や送別会でなにかを奏でたいな。
結婚式ならミスチルの「シンプル」
送別会なら「終わりなき旅」かな。


4.その楽器をやってて良かったことは?

ハープでアメージンググレースを弾いたら、となりのジャマ人のおっさんが祈りだしたこと。


5.生まれ変わったら何の楽器をやるorやらない?

まだ死ぬまでに時間があるので生まれ変わりについては考えられないけど
サックスかな。BankbandのDVDを見ていてめちゃくちゃかっこよかったから。


6.バトンを渡す人を5人挙げて

5人は無理だなー。

はんちょ
ラオスのmix
てんちょ
たいよー
ほりよさん

2006年2月24日

ところ変われば...

祝!!フィギュア金

これが日本女子冬季オリンピック史上初らしいのだが、今回の冬季オリンピックでも初のメダルだってのもすごい。開催前は安藤みひめ、みひめって、あー「みき」っていうのねー。活字でしかみてないから読めないっつーの。ま、終わってみれば15位で実力的には他の荒川とか村主の方が上だったんだよね。マスコミも美姫しか取り上げないから完全に実力を読み違えてしまったよ。メディアに踊らされたね。そういえば、モーグルの上村も長野の時は里谷よりも注目されていたような。


テレビでオリンピックが見れないのでこう、盛り上がりに欠けるんだよなー。今年はサッカーW杯があるけど、どーしよかな。日本代表の試合はみたいよなー。

それはさておき、来週にMCSE70-217を受験するつもりで先週からコンピュータの勉強を再開した。アメリカに研修に行ったときよりも圧倒的に時間があるので、楽勝かと思いきや腕試しで受けた模試で正答率59%と最悪な結果に終わってしまった。あと1週間で修正できるかな。かつて2日間で出来たことを1週間かけても出来ないっていうのは結構悲しいことだ。

異なる環境、そこから生まれる緊張感っていうのはプラスの影響があるんだろーな。

2006年1月25日

キューバに思いを馳せる

弟が持ってきた本にチェゲバラの本があった。最近再評価されだしているみたいで、キューバにも行ってみたかったので一読した。

チェゲバラ、熱いっす。

簡単に言うとチェゲバラはアメリカの帝国主義(軍事力を背景に自国の民族主義、宗教、文化、経済の拡大と同時に新たな領土、天然資源を獲得すること)に猛烈に対抗し続けた革命家なんだけど、世界最大の軍事・経済国アメリカに反発するのは難しい。日本なんかは原子爆弾を2発打ち込まれていても、やはりアメリカの言いなりにならざるを得ない事情から見てもその困難さは想像しやすいと思う。

チェゲバラは、そんなアメリカの支配の中貧困で苦しみ農民たちを救うためフィデル・カストロとともにキューバ革命を成功させた。どれだけ貧困だったかというと一部の大地主ががっぽり儲けて、小作農は住む家すらないという状況だったらしく、病気に苦しむ家畜に打つ注射があっても小作農に打つ注射はなかったようだ。革命後の目標は農地改革をして大地主の一人勝ちを是正しようとするが、当然損をするのは大地主。その中の多くはアメリカさん側の人間なのでアメリカは猛烈に大反対。アメリカによる経済的制裁などによりキューバは革命後も経済的に厳しい状況が続いているようだ。
*キューバの主要輸出品目はサトウキビでその多くをアメリカが購入していたため、アメリカがそれを買わなくなると売り上げが激減してしまうという構図。特にこの地域はハリケーンなどもあって農作物に自国経済を頼っているため(モノカルチャ)、経済的に安定させるのは難しい。

この本をきっかけで中南米の歴史をざっと追うことができた。アメリカを毛嫌いするジャマイカ人が多い。彼らが毛嫌いする理由はあまり論理的なものが少ないが、とにかく嫌いみたいだ。最初のころはその意味がよくわからなかったが、スペインに占領され、その後イギリスの支配下になった。アメリカが直ぐ北方に控え、巨大プランテーションを展開している。意識の片隅に奴隷時代から一部の白人に経済を搾取されてきたという思いがあるんだと思う。

2005年11月 1日

ミスチルのCDが届きました。

And I love you_.jpgいやー。うれしいですよぉ。残り1年これをきいて頑張ります。


まだ3回しか聞いていないので感想をいえる時期ではありませんが。。

靴紐、Candyなんかは、僕が求めるミスチルの曲って感じで気に入っています。

1回目の印象・・・シングルのところばかり聞いたのでわかりません。

2回目の印象・・・やっぱAnd I love youはいいなぁ。

3回目の印象・・・エレキギターでゴツゴツしている歌や、ニシエヒガシエの頃のポップとは一味違う側面や、初期の頃のポップのような歌もあってミスチルのこれまでやってきたことがひとつになったようなアルバムなんじゃないかなぁと。

ネットで他のリスナーの評価を見ていると、シフクノオトに比べてメッセージ性が薄まり、愛の歌をいろいろな形でうたっているとか載っていたなぁ。

自分的には、タガタメで僕らに「できることは 愛すこと以外にない」っていうメッセージの後にAnd I love youがあるんじゃないかなぁと思う。自分のことばかり考えずに、少しは他人のことを思いやっていい連鎖を作れれば世界平和は少し身近に感じられるかなぁと思う今日この頃。

よし、今週も頑張るぞ!!

2005年10月27日

せこい話ではありますが。

今日は朝からADSLモデムの設定。現在インターンで来ている同僚も昨日からセッティングを楽しみにしていた。しかし、俺からしてみれば、大変だったのはこのセッティングではなくて、このモデムを購入する行程だったわけで、こればかりは、今週の月曜日から来たインターン君と共同作業もする気が起きなかったので、いつもより30分早く職場に行って早速作業。いやぁー楽しかった。
ま、現在来ているインターン君が来週から同僚になる可能性が極めて高いのだが、せこい話、おいしい仕事を独占したわけです。どーせ、ぼかー、小さい人間ですよ。


現在まで3名のインターンを受け入れているが、3名とも給料(月US500ドル)分の実力はある。特に最後のインターン君はCISCOアカデミーの修了書も持っていてなかなか知識もある。彼はどうやら自分に採用の決定権があると思い込んでいて、かなりお願いしてくるのが気になる。夜も電話してくるし、男の自分にパーティ行こうぜとか、ラリーに行こうぜとか、クラブに行こうぜとか、いろいろ誘ってくる。

なんか怪しい。。。、実力的にインターン君が飛びぬけている気がするので、仕方ないか。自分の目が節穴であることを祈る。

2005年10月 6日

amazon.com

来年の4月から7月は資格取得月間にしようと思っている。MCSE取得まで3科目、2003アップグレードまで2科目の計5科目。余力があればCCNAもとって帰りたい。はっきしいって、TEST KINGをやればかなりの確率で受かると思うんだよね。やるかやらないか、それが合否の分かれ目で、ブートキャンプ9日間で4科目を合格しているので、どうやってモチベーションを高められるか、それだけなんだよね。

あとはTOEFLも受けようと思う。こういうことはジャマイカに居る間に全て終わらせたい。日本に帰ったらなかなか出来ないから。

受験できるかCHECK!

さてさて、1年前に挑戦して挫折したamazon.comでの注文。てっきりジャマイカへは届けてくれないかと思ったら、ちゃんと郵送してくれるみたいだ。船便をつかえば、US25、安いと思うよ(10週くらいかかるけど)。しかも新品でも普通に割引されているし、中古だと7割引きくらいになっている。こう考えるとジャマイカで買ったり、日本から郵送するより断然お得。便利ですねぇ。

2005年9月17日

最近はまっている曲

弟から送られてきたDVDの中に「糸」という曲が入っている。この曲、めちゃくちゃしびれます。ボランティアとしてジャマイカに派遣されて、建前はジャマイカの将来のために働いて頑張ってる。でも、英語や日々の生活では学ぶことばかり。特に自分がいるコンピュータ技術という分野では、貧困層の生活改善とは遠いところにいる。これでいいのか?っていう気持ちはどこかであったのかもしれない。


こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない

この曲をカバーしているap bankのボーカル桜井さんは、音楽を通じて環境について何かしたいと言っていた。自分もこうやってボランティアに参加しているにも関わらず、貧困層を直接助けるような仕事をしていない。そしてはっきり言って、そういう勇気もまだないと思う。そういうことが正しいと思う気持ちと、実際にやることには大きな隔たりがある。ただ、実際にそういうことを実践している人を応援したり、今自分ができることをそういう気持ちをもって続けることだけでも、いつか誰かの傷をかばうかもしれないとそういう風に聞えて、心にジーンと来た。この歌詞をみて、ジーンと来た方は是非このDVDを買って日本の環境改善に貢献しましょう。(っと飛躍しすぎたか(笑))


なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつめぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない


なぜ生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない

(省略)

words & music by 中島みゆき

2005年9月14日

弟からの誕生日プレゼント

B0007TIQ8M.09._PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg男の兄弟は無言のやりとりだ。そんな弟からBGM Vol.2~沿志奏逢のDVDが送られたきた(写真)。母から弟がCDを送ったと聞いていたが、こんなに早く届くとも思わなかったし、送られてきたDVDもピンポイントで欲しかったものなのでかなり嬉しい。いい弟をもって兄は幸せものだよ。
ジャマイカから帰ったら、まず最初に、湘北vs陵南戦終了後のゴリと魚住のような男の挨拶をしたいもんだ。

ゴリ:「。。。。。」
魚住:「。。。。。」
ウホ


このDVDは小林武史氏とミスチルの桜井氏が結成したバンドbank bandのライブビデオで、「これからの未来のために"一生活者としてできることを"を、音楽を通じて感じて欲しい」というコンセプトの元、その収益金はap bankによって自然エネルギー促進のためのプロジェクトへの融資などに使われている。

ap bank
bank band

2005年9月 7日

平日にぐーぐー。

今日はJICAから自宅待機命令があり、家で一日中眠っていた。ほとんど眠って過ごしたがまだ眠い。なぜ自宅待機がかかったかと言うと、本日JLP(ジャマイカ労働党)が全国レベルのデモ*をするそうで、平和的なデモをするつもりではあるが、警察が立ちはだかるようだと武力による抗議も辞さないと表明したためだ。自分の家は学校の敷地内にあり、デモに巻き込まれる可能性はほぼ0パーセントだが、いい機会なのでたっぷり眠ることにした。まだ、眠い。

*最近のオイルの値上げに便乗した物価上昇に対する賃金安を抗議するそうだ。

2005年8月12日

30回目のバースディ

今日は30回目のバースディ。あっという間すぎて実感がわかない。いろいろな人からお祝いのメッセージを頂いた。前の会社の同期とか弟、母親、遠くからは、インドネシア、セントルシアから。覚えていてくれてありがとうございます。

さて、誕生日をボーっと過ごそうと思っていたが、実際はなんとなく寂しかったのか、ドミいた隊員たちとハッピーアワー(1時間限定のドリンク半額バー)に行き、その後たまたまメキシコから公演に来ていたサーカスを見に行った。サーカスを見たのは人生で初めてだったので興奮しすぎて喉が痛くなった。1800円くらいで最前列の席をとれたのでかなりお得だったかな。

2005年8月10日

将来今日を振り返るときのため

今は家でじっと勉強しないといけない時期なんだけど、将来きっとこの数日間を振り返る日が来る気がして、じっとはしていられなくなった。そこで、急いで準備して、キングストン行きのバスに乗った。


ドクター: 「あなたの20代はあと2日しかありません。安静にしていて下さい。」
自分:   「え~、こりゃえらいこっちゃ」

最後の20代をどうやって過ごそうかいろいろ考えた。友達に祝ってもらう?いやいや、今自分が居るところはジャマイカだ。そう、ロブスターを歳の数だけ捕ったろうじゃありませんか。ロブスターをろうそく代わりに「ふーっ」やったろう。(希望)

20代最後の海を満喫すべくカリブ海へ、いざ出陣!

2005年7月30日

マイアミに行ってました。

今回で2回目となるマイアミ。2泊3日とショートステイなのでメインテーマはお買い物。特にこの時期は夏のバーゲンなので、どこも30-50%OFF。やっぱバーゲンは楽しい。今回GETしたアイテムは、アシックスのランニングシューズ、ナイキのトレーニングウェア、ナイキの靴下、ウェットスーツ、GUESSのカッターシャツそして日本食材。
2回目のマイアミで気づいたこと。やっぱ英語がかなりスペイン語訛り。バスは安いが本数が少ない。タクシーはめちゃくちゃ高い。30分乗ったら普通にUS40-50はいっちゃいます。鮨は高いが、うまい。
そして、自分の変化にも気づきました。だいぶ旅慣れてきたなぁと実感。旅先での電話やホテル、空港の入国審査など昔はオドオドしていましたが。やっぱり慣れなんだなぁ。とはいえ、バリバリのアメリカ英語ははっきし言って何を言っているのかわかりません。何回か聞き返すと、スペイン語は話せるのか?なんて質問されたこともありました。旅行はなんかしら新しい発見があるもんだ。

2005年6月28日

「ありがとう」と言えば。。。

知人がこの夏に小説を出すそうだ。1年ほど仕事を一緒にしたのだが、それまでの道のりと執筆活動を少しだけしっているので、それが形になるのはすごい事だ。やっぱ夢は追い続けるものですね。
「あきらめたらそこで試合終了だよ、三井君」
「安西先生~(涙)」

・・・・・

ありがとうと言えば、ジャマイカ人でありがとうを言う人が少ない気がする。まぁ、ありがとうを言ってもらいたくてやってるわけじゃないので、別にいいのだが、何かをしてあげて無視されるのは、なんだか無性に腹が立ってしまう小物な自分がイヤになってしまうのだが、世間には大人物ばかりが居るわけではないので、なるべく「ありがとう」をいえる人物になりたいもんだ。

そんな礼儀知らずなジャマイカの人たちなんだが、今日は仕事が終わって、さて、これからひとっ走り行って来ようかなと思った矢先に、校長先生から電話があって、地元の有力者の家にパソコンの修理にいってくれないかという依頼があった。まぁ、特に断る理由もないので引き受けた。パソコンの修理は簡単な障害だったのであっという間に終了。あっという間に終了すると他のパソコンも見て欲しいと言う。んーん、ひとっ走りしたいんだけどなぁ。2台目の修理も終わりかけた頃、ちょっとした邪念が走る。いやぁ、お金を払うと言ったらどうしようかなぁ。ボランティアだしなぁ。などとくだらない事を考えていたら、「本当にどうもありがとう」と言われた。なんか久しぶりに聞いた気がして、いい気分がしたが、出張サービスまでして、無視されたらタマンナイよなぁ、などとブツブツ考えていた。そこのお母さんは暑いといって仕事をしている日本人を差し置いて、自分に扇風機を直撃しているくらいですから。
帰りは家まで送ってくれたのだが、何か飲むと言われ、「ペプシ」と答えてしまう自分は見返りを求める憐れな迷える子羊なのです。
あぁ、ボランティアスピリット。

2005年6月11日

Japan first to reach Germany!

日本代表がW杯ドイツ行きの切符を手にしたことは、ジャマイカの新聞でも大きく取り上げられた。うれしいが、やはりライブで見れなかったのはとても残念。ジーコが試合後の会見でも触れていたが、FIFAの制裁である無観客試合はとても残念な結果である。ワールドカップの出場をかける試合でテレビでしか見られないなんて。
とはいえ、テレビでも見られないのはもっと悲しい。代表の試合の異常な盛りあがりったらないからね。この調子だと来年のドイツのW杯も日本の試合は見れなそうだな。アメリカと同じ組に入るとかなり可能性はあるかもしれない。ジャマイカではアメリカのケーブルテレビが見れるからね。ドイツでシドニーオリンピックのリベンジとなれば最高なんだけどな。

2005年6月 2日

ストレンジカメレオン。

The pillowsというバンドがある。そのトリビュートアルバムでミスチルがカバーしているのが、このストレンジカメレオンなのだ。この曲マジでいいです。そして、この曲を聴きながら思ったこと。
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君といるのが好きで あとは ほとんど嫌いで
まわりの色に馴染まない 出来損ないのカメレオン
優しい歌を唄いたい 拍手は一人分でいいのさ
それは君の事だよ
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とくに行き詰ってるわけでもなく、この曲を聴いて思っただけなので、深刻な内容に書きあがってしまったとしても心配しないでください。

最近、ジャマイカでの生活が心地いい。居心地がいいのかな。どっちだ。(どっちも変わらん気がするが。)なんで、そう思うのかというと、多分自分がジャマイカの色に馴染んでいないからじゃないか、自分でいうのも何だが、自分はかなり自律的な方だと分析している。もっというと、別に命令されなくても自分で目標を設定して進んでいけるタイプの人間なのだ。かといってハイペースになることなく、かなりゆっくりマイペース。いつも「人生は競争じゃない、そこに辿り着くことが重要なんだ」と言い聞かせているくらいだから。

7月に帰る先輩や、同期のホームページを見ているとみんな現地の人の目線で悪戦苦闘しているようだ。ここが変だよ「○×人」みないな。真剣にその変なところを変えたいと思うから衝突し、凹んだりするんだろうな。なんかそのまっすぐな姿勢にココロが打たれるよ。自分にはどうもそういうところが欠けているのかもしれないな。こっちのやりたいことは一方的に伝えているが、相手の本音は聞き出せてないんだよな、実際。お金のこととか、やる気のこととか、将来のこととか。語学力も密接に関係してくる。真剣な話だけに何度も聞き返せないしね。自分的には、それは最後の6ヶ月くらいにできればいいなぁと思っている。(やっぱ冷めてるなぁ。)

そう、まわりの色に馴染めない 出来損ないのカメレオン。
優しい歌を唄いたい 拍手は一人分でいいのさ

自分が楽しくなくちゃね。へへへ。

2005年4月28日

日本の鉄道

05042819490091.jpeg兵庫県尼崎市のJR福知山線で快速電車が脱線した事故は、ジャマイカでも大きく報道されている。日本の鉄道は安全だという神話は崩れてしまったのかなぁ。
写真はココナッツを割ったもの。ココナッツの内側にはココナッツウォーターと呼ばれる水分とナタデココのような白いゼリーが入っている。


カウンターパートがその記事を見つけてきて、こう聞いた。「日本では90秒に1本の割合で電車が来るのか?」彼にとっては、この大惨事よりもそっちの方が興味津々。なにせ、会議も、セレモニーも1時間遅れが常識なこの国の人にとって驚愕の事実だったらしい。まぁ、そうしないと、通勤の人たちを運べないし、ホームが短いからたくさんの人を運べないんだよと、説明するとなんとなく納得していたが、彼を日本に連れて行ったら、驚きの連続だろうなぁっと想像してしまった。彼はその後も、訪れた先生に90秒だよ!っとかなり興奮していた。その中で、あるおばさんも、異常な反応を見せた。「なにー、90秒(驚)!!!!日本の列車は、レーザーで走らせているのか?」おれとカウンターパート「。。。。。。。」いや、レーザーってね、そんなわけないじゃん。どうやって人が乗るのよっと、説明しようと思ったら、カウンターパートが「ノーマン!!」って一言。あー、そういえばそんな便利な言葉があったよなぁ。

さてさて、本日も予定の英文献50ページを読み、家に帰ると、斜め向かいのにーさんがジャンプして、ココナッツを取っていた。かなりの跳躍力だが、相当頑張んないとあの高さは無理だよ。といいつつ、地面にはすでに3つのココナッツが。「ヤーマン」と挨拶すると、「飲むか?」と聞くので「ヤーマン」というと2つのココナッツをくれた。若いココナッツはゼリーがほとんどなく、ココナッツウォーターが多い。すこし酸っぱめだが、若い方がジャマイカでは人気があるそうだ。おれは、甘い方が好きだけどね。

2005年4月26日

星空とビールとミスチルと。

今日も体調はスコブるいい。試験期間のため、生徒がラボにあまりこないので、じっくり本が読める。専門分野とはいえ、英語はやっぱきつい。10ページ進むのに1時間はかかる。目標の50ページを大幅に超え、60ページ近く読んだので、かなり気分がいい。しかもこの時間。まだ、寝る前に10ページは読めるはず。イブニングクラスがある日なので、職場に20時までいるため、走ることは出来なかったが、なかなか充実。帰ってきて、夜空がとてもきれいだったので、最近始めたギターとビールをもって、そとのベンチへ。涼しくて、星はきれいで、何よりも静寂。その中、へたくそなギターでミスチルを弾きまくる。さすがに、痺れを切らしたが、向かいのおやじが出てきて、ギターを弾き出した。「こうやって弾くんだよって」。おー、ギターもうまいが何よりも歌声がちょういいな。しばらくは雑音かもしれんが、歌はうまくて損はない。ジャマイカは雑音にやさしい国。深夜に大声で歌うぞーーー。恭平君、おとん、ケンジ、帰ったらカラオケ行こうぜぇ!!

2005年4月21日

13ヶ月ぶりのシングルリリース。

ミスチルのシングルがリリースですか。すでに、日清とポカリスエットのCMで流れてるらしいけど、ここはジャマイカ。ききたーぁ。まぁ、こればっかりは仕方ない。13ヶ月ぶりとは意外だなぁ。サインから出してないってことか。今回は4曲A面らしい。買うほうとしては得だけど、楽しみにしているほうとしては小出しにしてくれてもいい気もするので複雑。残りのジャマイカでの生活のテーマソングになるな。あー、楽しみだぁ。


今日は恐ろしく疲れが溜まっていたのか、ちょっとした頭痛があり、そして瞼が異常に重く、お昼休みに戻って昼寝をしたら、うっかり夜の10時になってしまった。やべーなぁ。笑。まぁ、土日にしっかり仕事をしよう。今週も頑張ったなぁというにはアツカマシイことしちゃったよ。あぁ、幸せ。(笑)

2005年2月 8日

スラダン

ドミに行くと必ず読む本がある。それは、スラムダンクの29,30,31巻だ。すでにジャマイカに来てから10回以上は読んだ。これを読むとガッツが出てくる。

スラダンの続きを読む

2005年1月30日

蛍の墓

時期外れだけど、「蛍の墓」を見た。そろそろ学校で日本文化紹介を定期的に始めようかなと考えていて、その一環としてこの映画を見せようと思ったからなんだけど、放映する前にもう一度自分でも見直してみることにした。最後に見たのはいつ頃かなぁ。10年前くらいかなぁ。。
10年前に見た映画をもう一度見るって結構いいかもしれないって思った。全然印象が違う。昔の自分は、映像やその場の会話とかに夢中になってストーリーとかあんまり分かってなかったんだろうな。最近では、この他に「風の谷のナウシカ」を見たけど、この映画はすばらしい。昔と変わらず楽しめた。

「Grave of fireflies」これが英語のタイトルです。
今回も長いです。暇つぶしにどうぞ。

蛍の墓の続きを読む

2005年1月 1日

謹賀新年2005

hopes.jpg新年あけましておめでとうございます。
ジャマイカにはお正月はありません。ほとんど平日と変わらない。日本人的には不思議な感覚がするけどやっぱり日本人なので、どんな2005年にしたいかを考えてみました。

1.ブルースハープを20曲マスターする。
2.空手のハイキックをマスターする。
3.アメリカに在外研修に行き、ワークショップ開催型の活動内容への足がかりにする。
4.上記3つを組み合わせたプレゼンテータになる
5.ガッツを見せる

コンテンツの充実、語学の問題、自身のプレゼン能力などの他にワークショップ開催には受入機関の理解、カウンターパートや他の隊員の協力も不可欠になってくる。瞬間瞬間の対話を大事にしてガッツで2005年を過ごしたい。

2004年12月31日

さよなら2004

2004年は激動の年だったな。長崎にOz氏と行き島原半島を1周(具雑煮最高)、親を連れて伊豆を1周(うなぎが超うまい)、技術補完研修で仙台の密度の濃い23日間(牛タン牛タン)、弟といとこが引越しの手伝いに上京し東京を遊びつくし(やっぱ串揚げかな)、二本松(福島)で79日間の訓練(あぁ協力隊)、そして北海道に帰り(やっぱ実家はいいね)、ニューヨーク(タイムズスクエアかな?)、ジャマイカへ。首都キングストンで3週間の研修の後、赴任。任国外旅行でメキシコへ9日間(タコスタコス!!)。人生でこんなにも物理的に移動し、そしてこんなにもいろんな人に出会うことはもう無いかもしれない。2004年はそんな年だった。
いろんな人と関わってここに居られることに感謝しています。いろんな人のおかげで、こういう自分でいられる事に感謝しています。2004年、僕と関わったすべての人に「ありがとう」。また2005年もよろしくお願いします。

先輩がやってきた2

mobey2.jpg翌日は、ジャマイカ一の観光都市モンテゴベイに向かった。OZ氏の最後の日くらい晴れて欲しかったが、あいにく、晴れたり晴れなかったりと、最後まで快晴にならず、残念だった。Oz氏とその友達のりょうたさんには、日本からの応援物資をもって来てもらって本当に嬉しかった。ジャマイカでこんなに楽しいのは初めてだった。気心知れる仲間との旅はホントに、心が癒される。また来て下さい。ジャマイカに!!
写真は、出国直前に立ち寄ったレストラン。値段は高めだが、店員がおちゃめでかわいい.

2004年12月30日

先輩がやってきた。

mobay.jpgうれしい日本からの来客である。ロサンゼルス経由ではるばるジャマイカに来てくれた。職場で採用された当初からよく面倒を見てくれ相談に乗ってくれたOz氏の来ジャマイカは本当に嬉しかった。合流後さっそく、ジャマイカで一番のアトラクション、ダンズリバーに行ってきた。残念ながら写真はないが、水着になって滝のぼりをするもので、結構楽しい。初めての挑戦だったが、日本から誰か来たら必ず連れて行きたいところだ。合流初日は、オーチョリオスというジャマイカ第2の観光都市のゲストハウスに宿泊し、ジャマイカ料理ではなく、メキシコ料理を披露した。今回の旅には、同期隊員2名が随行し、隊員はその味を絶賛していたが、あくまでもジャマイカの生活に馴染んだ隊員の感覚で日本の感覚でおいしいのかどうか、正直自信が無い。まっ、いいか。

2004年11月 2日

皆既月食エトセトラ

11月になりました。月は替っても気候の変化が少ししかないので実感が湧かない日々です。
先週、ジュニアシニアボランティアの方(以後Sさん)から電話をもらい夜空を見上げてみた。そうすると、今夜は何年に一度かの皆既月食ではないですか。おー、月がオレンジ色に光っている。それよりも驚いたのが、リンステッド(私の赴任先)の夜空がこんなにもきれいなのかと。そのSさんは親切な性格から、僕を含めて20人くらいの知人にこの事実を伝えてくれていたという。っとここまでは普通の話ですが、その会話の中で要チェックな点がチラホラあったのでそのなかの一つをブログってみました。
Sさんの発言。
「皆既月食ってコロナのかんけいだよね?」

笑。
これを読んでいる読者ならどのような突込みをいれますか?
きっと楽しい電話になったに違いありません。ちなみに、何がおかしいの?って思った方は、今からでも遅くない、続きを読んで勉強しよう。

皆既月食エトセトラの続きを読む

2004年10月 4日

得意料理?

dinner1.jpg
一人暮らしは、大学卒業後に始めたので今年で8年目に突入する。新米さんだったころは、いろいろと理想に燃えていたらしく料理のできる男を目指していたらしい。引越しは、今回のジャマイカを含めると4回目となり、引越しの度に初心に帰って、料理器具を揃えたものだ。(但し、今回は、フォークすら、使い捨てを使用中!!) で、ここ1,2年で気づいたのだが、どうも料理が好きじゃないらしい。ここジャマイカでもラッキーなことに昼は、学校の食堂で用意してもらっている。さらに、交渉の結果、夜も作ってもらえることになったのだが、鶏肉中心の油をたくさん使ったジャマイカ料理の学校食堂のメニューは多くても3種類と貧弱。時に3日連続同じメニューも珍しくらく、最近は夕食を遠慮している(ダイエットという名において(笑))。しかし、さすがに深夜はお腹が空くのでしかたなしに自炊。そこで、編み出したのが、この得意料理だ。調理時間は15分(パスタをゆでる時間含む)。コーンとニンジン、インゲン豆をパスタとバター醤油で炒める(ちなみに野菜は缶製品です)。緑黄色野菜ばっちりの、隣にあるジャマイカ・ビールに道端に落ちているライムを搾ってビタミンもばっちりのはず(?)

2004年9月21日

保険金ゲット〜!!

ジャマイカ到着2週間目にして、さっそく長距離バスの中でスリに遭遇。未だに手口を思い出せないので詳細は伝えられないのが残念ですが、たぶん、4,5歳の子供2人と、その親1人のグループ・スリにやられたと思います。まぁ、それはさておき、出発前にJOCAプロテクションというAIUの保険に加入したので、その日の内にさっそく関連書類に目を通すと、被害にあった日から1ヶ月以内に届出をしなければならず、さらにやっかいなのが、警察への盗難届け(注)が必要なんです。それに訳文をつけて、保険金申請書、盗まれた所持品のレシートと一緒に日本へ郵送。念のため、その日の現地通貨の対米ドル・レート、米ドル対日本円レートを添付した。すると、郵送した日から2週間弱で保険金が振り込まれていた。ちゃんと書類を揃えれば、一発で保険金が振り込まれるんだなと感心した。
(注)警察へはよっぽど語学に自信がない限り、だれか交渉力のある人と行くことをお勧めします。ジャマイカの警察はあまりやる気がなく、すぐに権限外だからと他の支局等に仕事を回そうとします。本件については、JICA調整員に同行してもらい30分で盗難届け(ポリスリポート)をゲットしました。

2004年7月19日

JamaicanBlog

ブログ始めました。