2007年12月10日
2007年、少なくても歩かなかった・・・・
仕事の話です。
今年渾身の力を込めたプロジェクトを6ヶ月かけて終了させた。このプロジェクトで自身成長したし、これまで吸収したすべての知識を総動員して出来た最高傑作だった、と自分は思う。が、現実はあまりにも厳しく、全く評価されなかった。自分自身は満足しているが、評価されてこそという面も否めない。
2007年は本当に頑張った。しかし、現実は甘くない。
今の自分に言えることは、人生は長い。2008年も頑張るために。
「2007年、少なくても歩かなかった。」
以下は落胆する僕に、メンバーの一人がメールしてくれたものです。あまりに名文章だったので、掲載します。うれしいですね。
評価という意味においては、満足する結果を得られませんでしたが、
ODSという一つの成果が、僕らの大きな自信になったことは
疑いようのない無い事実だと思っています。編集長と僕は、くたびれたおでん屋で、しかも驚くほど高くて普通の味がする
おでんをつまみに、散々愚痴をこぼしたので(それこそ、ずたぼろに働いてその日のお給料を一銭も貰えなかった哀れな労働者のように)、日本酒を6合飲んだ次の日とは思えないほどすっきりしています。僕らの試みはほんの少し早かったかもしれません。
それでも10年後のこの世界ではスタンダードになっていると確信しています。
案外それは早く訪れるかもしれません。
でも待っているだけでは何も始まらないのです。10年後のスタンダードは、僕らが作り上げていくのです。
このODSをバネにして。
それぞれ目指す頂は異なるかもしれませんが、志は高いところにあります。
高い山ほど裾野は広く、歩みが成果として感じられないものであります。
ただ、歩みを進め登るにつれ、確実に視界は広がっていきます。
今まで見ることのできなかった遠くの景色が見えるようになります。ふと振り返ってみると、僕らが歩んできた道がずっと続いているのが分かります。
歩んできた道にODSが輝いています。ODSはゴールではなく、通過点だったのです。
「切するが如く磋するが如く、琢するが如く磨するが如し」磨けば光る原石であっても、途中で投げ出したり、諦めてしまっては本来の輝き
は生まれません。
どんなにつまらない石であっても、磨けば美しい輝きを放つようになります。
磨き上げてから、その石がダイヤだったことに気づくかもしれません。だからここで立ち止まるわけにはいかないのです。
今日も新たな一歩を踏み出していく必要があるのです。その一歩を後押ししてくださった皆さんに感謝してやみません。
共に歩んできた編集長に感謝してやみません・・・・これからも更なる上を目
指しましょう!
*ODSとは、プロジェクト名です。
- by editor
- at 17:52
編集長のおすすめの一冊!2010
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