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2009年7月 6日

去年の今頃はウルムチで

去年の今頃はシルクロード8日間の旅に出ていました。ニュースを見ていると、ウルムチで大規模な暴動があったようだ。あの時は北京オリンピックで聖火リレーで何かともめていた。その後僕は忘れ去ってしまっていたが、現地の人においては忘れることが出来ない根強い問題なのだ、それと同時に歩いた町並みや香り、音、雑踏など鮮明に思い出しました。今年は、冷蔵庫を買ったので遠出の予定はありません。

中国の新疆ウイグル自治区で、5日夜、政府に不満を持つ住民らによる暴動が発生し、多数の車両や商店が放火されるなどして、中国の国営メディアは、これまでに140人が死亡したと伝えました。

NHK

2008年9月29日

シルクロードをゆく 27(最終回) - 兵馬俑(へいばよう)

シルクロード旅行記も27回目にして最終回を迎えました。1週間の旅行を思い出しながら、約3ヶ月に渡って書くというのもなかなか面白く、今後の旅行の参考になったかなぁという感想です。今思い返しても、シルクロードに行ったんだなぁと他人事のようにすら思えています。人の脳は不思議だ。

兵馬俑は、世界遺産の中でも有名と思います。西安市内からも路線バスが走っていて行きやすく、ふらっと観光できます。シルクロードの帰国前日だったので、疲れもピークで、とりあえず行った、写真を撮った、という感じです。

兵馬俑は、秦の始皇帝のお墓の一部で、兵士の石像は等身大で、その数の多さに圧倒されます。また、顔や服装が一体づつ違う手の込みよう。当時の始皇帝の絶対権力がうかがえます。


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2008年9月28日

シルクロードをゆく 26 - 砂漠とラクダ - 鳴沙山・月牙泉(めいさざん・げつがせん)

敦煌の砂丘は、一般的に想像する理想的な砂丘だ。どこまでもどこまでも続く。砂丘はとても美しく、かつてオアシスの地、敦煌を求めてこの砂漠を遥か彼方から旅人たちは歩いて、あるいはラクダでやってきていたのだ。


せっかくここまで来たのだから、ラクダに乗ろう。物価を考えるとボチボチ割高感を覚えたし、砂が入らないようにする脚絆を勝手に付けられてさらにお金を要求されて憤りを覚えたが、数ヶ月経って思い返せば、やっぱり乗ってよかった。

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2008年9月23日

シルクロードをゆく25 - 漢代の万里の長城跡

テレビや写真でよく見る万里の長城に行ったことがない。今回の旅行でも行く予定は無かったのだが、敦煌で万里の長城を拝むことができるというのだ。敦煌市街地から西北に90キロ、砂漠のど真ん中にある。2000年も前の状態がそのままそこにあることに感動を覚える。近づくことも可能で、草や藁などを詰めて作ったのだなぁ。


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2008年9月21日

シルクロードをゆく 24 - ヤルダン地質公園

玉門関からさらに西へ。そこは不毛な砂漠のど真ん中。外で10分も太陽を浴びれば、喉はカラカラ、手持ちのペットボトル2本はあっという間に底を突き、本能が水分を欲するのだ。しかし、公園内は入り口以外飲み物は販売しておらず、恐ろしいところだった。

ここは、映画HEROのロケ地でも知られ、岩石がいい感じに風化している。写真のようにスフインクスのように見える巨石などいろいろだ。帰りは喉が渇いて観光どころではなかったが。


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2008年9月 8日

砂漠の空

今日の東京の空は秋晴れ。雲ひとつなく清清しい。バーベキューしたいなぁ。


シルクロードの空もこんな感じだった。



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2008年8月28日

シルクロードをゆく 23 - 敦煌・玉門関

紀元前2世紀末、中国、漢の武帝のとき、万里の長城の西端に置かれた関所だった玉門関。ここから先は異民族の地、西域だ。漢の武帝は『三国志演義』に登場する名馬・赤兎馬のモデルとも言われる汗血馬(かんけつば)を求め、外交交渉でこれを手に入れようとしたが、決裂したので将軍李広利に遠征を命じた。李広利は2年にわたる遠征に失敗し、多くの兵を失い、敗残兵を連れて敦煌目指して引きあげた。遠征失敗に激怒した武帝は、ぴしゃりと玉門関を閉じ、「あえて帰国しようとする者は斬罪に処せ」と命じたという。

玉門関は無情の関所だったのだ。



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2008年8月27日

シルクロードをゆく 22 - 敦煌石窟:莫高窟(ばっこうくつ)

莫高窟(ばっこうくつ)にやってきた。「敦煌」という映画も見て、イメージを高めていた。ここ敦煌で大規模の造形が何世紀にも渡って、そして現在まで、権力の地図が変わっても大切にされてきたことそれ自体奇跡にも思えてくる。

壁画や仏像には穏やかな表情のものが多い。かつて敦煌の政情は不安定で侵略など厳しい状況にさらされた民衆の祈りのようなものが伝わってくる。

映画「敦煌」で活動的な主人公が莫高窟(ばっこうくつ)の中で、シンミリするシーンが印象的で、それが経典を守ろうとするモチベーションになったのかなと思いを巡らせた。



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2008年8月26日

シルクロードをゆく 21 - 敦煌(とんこう /トゥンホワン)

シルクロードをゆくの連載もクライマックスを迎えつつある。シルクロードと言えば敦煌だからだ。ラクダ、砂漠、石窟、仏教美術、これらすべてを敦煌で体験できる。砂漠のど真ん中にこれだけの文化が栄えているオアシスなのだ。

写真のガンダムかザクのような建物は、世界遺産の莫高窟(ばっこうくつ)。

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2008年8月24日

シルクロードをゆく 20 - 寝台列車に乗ろう

シルクロードに来たのなら、寝台列車に乗ろう。旅のロマンが間違いなく、そこにある。そしてここは思い切って最上級の席を確保しよう。寝台列車は日本でもそんなに乗る機会はないし、個室で砂漠の夜空は最高だ。ポットも常備してあるので、カップ麺を持ち込み、ベッドに横になって星空を眺めるのは、寝台列車の旅の醍醐味と思います。飛行機でファーストクラスを利用することは経済的に不可能だが、列車なら十分手が届きます。

4人一部屋の個室。運がよければ、一人きりの場合もあります。

ウルムチー敦煌間390元(約5850円)で12時間の旅だ。安い。ただ、チケット購入は難しいらしく、手数料を払って業者を使おう。手数料といっても50元(750円)だ。トルファンからの途中乗車は、一等席は出来ない。トルファン-敦煌というチケットは売ってくれず、ウルムチ-敦煌で購入しなければならないのだ。

業者の人がわざわざ、ウルムチから席を確保して、チケットを持って来てくれるのだ。手数料50元で割に合うのか不思議だったが、人件費が安いということだろうか。

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2008年8月20日

シルクロードをゆく 19 - 高昌故城とトルファンの料理

トルファンの見所の一つ高昌故城。西遊記のモデルとなった三蔵法師がインドに向かう途中に2ヶ月ほど滞在したことでも有名。敷地はかなり広く、ロバの馬車で三蔵法師が滞在した建物に向かう。建築物はかなり破損していて、かつての繁栄に遡るのにいったいどれだけの歳月が必要なのかと思うほどの破損ぶりだ。

しかし、せっかくトルファンに来たならば是非立ち寄りたいところだ。


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2008年8月18日

シルクロードをゆく 18 - トルファンのベゼクリク千仏洞

火焔山を奥まで進むとベゼクリク千仏洞だ。6世紀から9世紀中期までこの地域は、高昌ウィグル帝国が支配し、仏教を信仰していた。その時に掘られた石窟だが、その後イスラム教がトルファンに信仰するとともに破壊され、または、清時代にここに来た外国人探検隊によって持ち去られたようだ。仏陀の絵のほとんどは、顔が消されている。なかなか悲しい。とはいえ、最近ではどこかの日本人大学生が、世界遺産に落書きしたとかあったように、人は何かを見ると触りたい、叩きたい、落書きしたい、という感情が生まれてしまうものなのかもしれない。(自己顕示欲?)

外観がとてもきれいなのでトルファンに来たならば是非訪れたい場所だ。


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2008年8月 8日

シルクロードをゆく 17 - ナン焼きを見学する

新疆ウィグル自治区に行ったら焼きたてのナンを食べよう。街を歩くと、ナン焼き用のかまどを見かける。夕刻そのかまどの前に焼きたてのナンを求めて行列ができるのだ。この地域のナンは、日本でおなじみのカレーにつけて食べるようなものではなく、「パン」に近い。汽車の駅構内では、大きなナンを何枚も重ねて袋に入れて持ち歩く人をよく見かける。



ナン【(ヒンディー)naan】

インドや中近東の平焼きのパン。小麦の精白粉に牛乳・バターなどを練り込んで発酵させてから、タンドールとよぶかまどの内壁に張りつけて焼く。

出典:デジタル大辞泉

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2008年8月 7日

シルクロードをゆく 16 - 火焔山と西遊記

トルファンには火焔山という観光名所があり、西遊記のゆかりの地でもあるそうだ。なので、西遊記の石像が火焔山付近ではたくさんある。正直言って、火焔山と聞いてもピンと来ないし、西遊記をテレビで見ていたのは25年前なので、全く思い出せない。

西遊記
さいゆうき

(内容)

玄奘は五行山下の悟空を救い出して旅に出る。途中で白馬となった竜を乗り物にして進み、人間の家に婿入りしていた豚の化け物、猪八戒(ちょはっかい)を従者に加える。次に、流沙(りゅうさ)河で河に潜む沙悟浄も従者とする。こうして一行は、九九八十一難(くくはちじゅういちなん)に遭い、さまざまの妖怪 (ようかい)と戦う。金角・銀角を瓢(ふくべ)の中に吸い込み、羅刹女(らせつにょ)・牛魔王から芭蕉扇(ばしょうせん)をだまし取って火焔山(かえんざん)の炎を鎮め、無事西方の楽土にたどり着く。そして経文を携えて都に帰った一行はみごとに成仏する

出典: 日本大百科全書

名前を聞くと、ドラゴンボールにも出てくるので親しみはある。まぁとにかく凄まじい火焔に囲まれてそれを消せるのが、「芭蕉扇」ということで、悟空が扇をもって火を消す石像が多いのだ。


火焔山は見た目が、炎のように見えるのでそう命名されたそうだ。

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2008年8月 6日

シルクロードをゆく 15 - トルファンの交河古城

振り返れば今回のシルクロードの旅で一番よかったかもしれない場所がトルファンの交河古城だ。

正直、地球の歩き方での扱いもパッとしないので、疲れていたからスっ飛ばそう思っていたのだが、車をチャーターしていて、ここも観光ルートに入っているので、しかたなく降りて、歩き出す。トルファン観光名所の入場料は、地域の物価からありえないくらいかけ離れていて、高い。そしてトルファンの午後はものすごく暑く、太陽の日差しは半端なく、熱中症寸前で、テンションは低かったのだ。

しかし、一度足を踏み入れると、そこは思い描いていた砂漠の古城なのだ。


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2008年8月 5日

シルクロードをゆく 14 - ハミ瓜を食べよう

夏のトルファンはとにかく暑い。喉が渇く。ジュースを買うのもいいが、夏はフルーツがシーズンで、ハミ瓜と呼ばれるメロンのような果物が安くてとてもおいしい。


観光地で冷蔵庫に保存されているハミ瓜は一玉わずか5元(75円)。あまくて冷たくておいしい。街中でスライスして売られているものは1元(15円)だ。


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2008年8月 2日

シルクロードをゆく 13 - 灼熱のトルファン

北京オリンピックで観光客が全然来ないらしく、閑散としている。道路は工事中が多く、観光地といった雰囲気は一切ない。バスターミナルから歩いてホテルへ向かった。一応トルファン市内の最高級ホテルを予約したのだが、客が全然居ない。そして、水道からは赤い水が。錆びているのだ。これは、ひょっとして間違った旅程を組んでしまったのかと若干凹んだ。しかし、実際はトルファンを後にする頃には、気に入ってしまうのだが、それは今回以降のエントリーで紹介したい。

とはいえ、初めてトルファンに足を踏み入れた印象は、あまりよくない。暑い、ものすごく暑い。その上、廃れている。ホテルの部屋に閉じこもりたい気分になるが、ホテルの部屋もあまりよくない。お腹が空いたので、ご飯を食べに行きたいが、暑いので面倒くさい。まだ、トルファン観光の手配もしていないので、それもやらなくてはいけないという煩わしさと観光地を巡らなければならないという、義務感に似た葛藤があった。結局単純な自分は、お腹が空いていただけで、近くの中華料理屋に行って小料理を食べたら速攻で元気が出た。


ホテルのフロントにある温度表。2泊3日滞在したが、この数字が変わることはなかった。一番暑い夕方の5時6時は41度以上あるのではないだろうか。

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2008年7月26日

シルクロードをゆく 12 - トルファン駅からオフロード

トルファンの車窓から景色を眺めたり、読書したりしていると、いつの間にトルファン駅に着いていた。読みふけってしまい危うく降り損ねるところだった。ここで降り損ねると、都内で終電を降り過ごすより悲しい。たぶん、戻ってくるのに10時間くらいかかるかも。

トルファン駅に降り立つと、なんか臭い。いや、けっこう臭い。うーん。シルクロード。ちょっと奥地に来たかなという感じ。

駅を降りても、人がまばら。変なやつも寄ってくるが、市街中心部へ行くバスがあると地球の歩き方にあったが、そんなもんは見当たらない。むむ。

しかも、怪しい運転手が連れて行くというが、明らかに怪しく話を聞く気になれない。ちょっと高くてもタクシーはないか調べるが、タクシーもない。この怪しい運転手の言い値で乗らざるを得ないのだろうか。

少し歩く。バス停はないか街行く人に聞く。まっすぐ行って、右に曲がればバスターミナルだそうだ。その間、怪しい運転手は車で追ってくる。なかなかの感じの悪さだ。

運転手のプレッシャーを背中に感じつつ、バスターミナルを探す。15分くらい歩くとバスターミナルを発見した。安堵感で、オアシスを感じちゃいましたよ。そこで、セキュリティのおばさんが、ぶどうをくれた。ここまでくれば一安心。

ミニバスは20分に一本の間隔で運行しているというが、車内で待つこと30分。ジャマイカの乗り合いバスのように、1,2時間待つ覚悟ではいたが、そんなことにはならなかった。車の中は蒸し暑い。

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2008年7月23日

シルクロードをゆく 11 - ウィグルの車窓から


シルクロードを汽車で旅する。「世界の車窓から」は旅人を魅了し続けるわけだが、当然ながら、地元の方々は、誰も車窓に映る砂漠地帯などには興味もなくカードゲームなどをしている。旅ではなく、移動で、この先10時間20時間の長丁場だ。その分、旅行者の自分にはやはり、世界の車窓からのそれで、すべてが新鮮で、シャッターチャンスなのだ。


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2008年7月22日

シルクロードをゆく 10 - 汽車にのろう


中国ではじめて汽車に乗った。たぶん汽車と思う。煙出てるし。ウルムチからトルファンへ向かう。汽車で約2時間の距離だ。料金はわずか22元(330円)だ。安っ。


中国国内の汽車移動は10時間を超えるのが普通で、2時間などは短い部類に入る。なので、座席も一番安いところしか乗車できない。正直、ものすごい狭い箱の中に蒸し風呂のように人がいる自由席なんかなと恐れていたが、それほど酷くはなかった。

通常、4階級に分かれているようだ。

1・・ やわらかいベッド
2・・ 硬いベッド
3・・ やわらかい座席
4・・ 硬い座席

今回は4に乗った。

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2008年7月21日

シルクロードをゆく 9 - 本場のシシカバブ

ウルムチ市内の二道橋バザールの夜を歩くと、フルーツやナン、そしてシシカバブの出店が立っている。食べたいなぁという好奇心と、財布を出すと危険かなぁとか、物価がわからないしからボられないかなぁとかいう警戒心が強く、ナンを二つだけ買って(小さいのが1元(15円)、大きいのが2元(30円)、安っ)、名物のシシカバブの出店をどんどん通り過ぎていった。本当は食べたかった。そして、バザールも段々と静かになってきてもうお店はない。でもUターンするのもなぁなどと思い悩んでいると、もうあたりは真っ暗。このまま帰るしかないかぁと諦めかけたその目線には、ウィグル料理っぽい看板が。レストラン内ならば、安心だ。まるで砂漠の中でオアシスに遭遇したような安堵感だ。


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2008年7月20日

シルクロードをゆく 8 - バザールへいこう



シルクロードの雰囲気を味わいたいならば、バザールに行かなければ。ウルムチの夜は長く、夜10時くらいになってようやく暗くなってくる。見知らぬ地の夜を歩くのは用心が必要だ。背負っていたバックパックを掴まれかけたが、ゴルゴ13ばりの背後へ細心の注意を払っていたので、何とか切り抜けることが出来た。いったんバザールに着くと好奇心と緊張、これから無事帰れるかという不安がなんとも言えない旅行の思い出になった。とにかく、注意していればそれほどの危険はない。外国人は目立つには目立つのだが。


カメラを向けるとみんな笑顔を向けてくれる。

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2008年7月16日

シルクロードをゆく 7 - ウルムチ市内へのアクセス

飛行機から降りるとホテルへ向かわなければならない。旅の途中でストレスなのが空港だ。なぜならば空港には怪しい人がいっぱい居るからだ。リムジンバスも市内まで運行しているようだが、面倒だったのでタクシーを利用することにした。


なんとなくは知っていたのだが、中国には並んで順番を待つという文化がない。タクシーを待っていた。なんとなく列ができているので並ぶのだが、いざ自分が先頭に立ってもタクシーに乗れるという保証はない。なぜならば、写真のように後ろの客がかなり前方までダッシュしていって、タクシーを止めてしまうからなのだ。「順番を待つ文化がない」と知っていても、心の中ではそんなはずはないと思っていた。少しは譲り合いの精神が。。。あるはずもなく、むしろ横入りしても誰も怒らないんだなぁと感心してしまった。中国では図太くなくては、ストレスが溜まる一方だ。

さて、なんとか自分のタクシーを確保すると、今度は値段交渉だ。ウルムチは都会といってもタクシーは他と変わらず、多めの金額を要求される。地球の歩き方では、35元が目安とあり、自分は50元(約750円)請求され、面倒くさいからそのまま払ったが、メーターは43元くらいだった。メーターで走ってもらうのが無難だろう。ちなみに、ここのタクシーは相乗りの文化らしく、他の乗客をどんどん乗せる。途中で拾った中国人の観光客にも普通に高い値段をふっかけていた。面倒くさい運転手だ。

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2008年7月15日

シルクロードをゆく 6 - ウルムチ


シルクロードに想いを馳せる旅行者にとって、ウルムチは高層ビルが立ち並び、彼らの想像するそれとは違うと地球の歩き方あった。しかし、旅行初日からバリバリのシルクロード突入は、日本で生活する自分にとって正直ツライ。徐々に慣れてゆっくり楽しみたい方なので、ウルムチが都会だからといって、むしろ心地よかった。それでいて、一歩生活区に足を踏み入れると、そこからはシルクロードの香りがほんのりと漂う。


ウルムチでは、中国語は通じるが、看板がウイグル語なのが興味深い。

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シルクロードをゆく 5 - 西域へ

2008年6月30日(月)

中国東方航空にて、西安→ウルムチ(*)へ。中国の国内線は、初めてなので若干緊張する。タイヤとか、電化製品とかを持って飛行機に乗り込もうとする乗客はとりあえず居ない。ただ、ジャマイカでもそうだったが、預け荷物の量は半端ない。

フライトスケジュールは
西安 10:50 発 →ウルムチ 14:10着 (3h20m)

機内に乗り込むとすでに乗客でいっぱい。早めにすべての乗客のチェックインと搭乗を確認できかつ、管制塔からの離陸許可も即もらえたらしく、10時20分には離陸し、13:40頃にはウルムチに到着した。

飛行機のお値段は、1,540元=約23,100円で中国の物価から考えても決して安くない。しかも、値引きをあまりしない路線で、かつ便数、座席数も少ないので、早めの予約が必要だろう。

気になるサービスだが、たった、3時間20分のフライトだが、ばっちり機内食がでるのがうれしい。


意外とおいしかった。ドリンクもなんどもサーブしてくれるので、サービスも悪くない。

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2008年7月13日

シルクロードをゆく 4 - 西安の小料理


西安で小料理を食べたければ回民街に来ると良い。シルクロードの名物は、羊のお肉なので、旅の最初に都会な西安で、味に慣れたほうが良いだろう。


20元(300円)もあればお腹いっぱい食べることができる。ここで、チェックしておきたいのは、西安バーガー(正式名称は確か米粉蒸肉バーガーだったか)だ。米の粉を混ぜ合わせて蒸した羊の肉のハンバーガーで、一個3元(45円)。安っ。

外側はモチモチしており、内側は羊肉にホワジャオ(花椒)という強い香りがする香辛料と米をまぶしており、脅威のメタボ小料理である。食べきるには、食後10キロ以上の走り込みが必要だろう。ちなみに、全日空ホテル内にある高級中華料理レストランで頼むと次のようで、非常においしい。


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2008年7月10日

シルクロードをゆく 3 - 西安の街並み

西安は見所が多く、観光スポットは100箇所くらいあるという。1日では市内をぶらぶらするくらいしかできない。

西安市内は城壁に囲まれていて、市内に入るにはこの城壁をくぐらなければならない。城壁の内側には大きな門や建築物を見ることができる。

市街の中心部に鐘楼(Bell tower)があり、夜はライトアップもされる。

入場料は20元で、さらにお金を払えば鐘を突くこともできる。

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2008年7月 9日

シルクロードをゆく 2 - 西安市内へのアクセス

2008年6月29日

早朝5時30分に家を出発して成田空港に向かう。前日は旅への期待のせいか眠れなかった。当日の朝、東京は結構な雨で折りたたみ傘を持って出かけた。その後一度も使わなかったので、荷物が増えただけだった。

4時間フライトは順調で午後2時に西安に到着。西安の夏は蒸し暑く、すでに疲労感を感じる。ホテルに向かうタクシーを拾うとするとサングラスをかけた怪しい運転手3,4人に囲まれ、170元(約2,550円)だという。ホテルまで1時間というのも怪しく感じるが、地球の歩き方にもそう書いてあるし、まぁいいかと思ったが、顔があやしいので、

「170元は、信用しかねる。メーターを使ってもらいたい」旨伝える。

そうするとどういうわけか、メータはすさまじい勢いで上昇する。このメーターおかしくないかと伝えるが、もう乗ってしまった以上、どうにもならない。

交渉の難しさとストレスを感じる瞬間である。

その後、空港-西安ホテル間は2度往復したが、実際は次のようだった。
6月30日 市内→空港 150元(タクシー)
7月5日  空港→市内 26元(バス)
7月6日  市内→空港 100元(タクシー)

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2008年7月 7日

シルクロードをゆく 1 - 帰国しました


シルクロード 敦煌の砂漠

7泊8日のシルクロードの旅から昨夜帰国し、今日から社会復帰です。

大きなバックパックを背負って、灼熱の太陽を浴びたせいか、肩が痛いです。

帰国翌日からの仕事に備えて旅行中の体調管理は次のように気をつけました。


1.アミノバイタルを寝る前に飲み、その日の疲れを持ち越さないようにする。

2.カロリーメイトを8箱持ち、旅行先における野菜不足を補う。

3.帽子とサングラスと日焼け止めで、直射日光を避ける。

4.スリに気をつけてポケットにチャック付のズボンを着用し、ストレスを緩和する。


シルクロードはこれまでの旅の中でも、一番見所の多い旅でした。少しづつアップしてきます。

2008年6月27日

西安(シーアン)の月

ちょっと早めの夏休みをとります。ロマンの砂漠・シルクロードの旅に出かけます。

6.29 日曜日 東京→西安
6.30 月曜日 西安→(飛行機)→ウルムチ
7. 1 火曜日 ウルムチ→(列車)→トルファン
7. 2 水曜日 トルファン滞在
7. 3 木曜日 トルファン→(寝台列車)→敦煌
7. 4 金曜日 敦煌滞在
7. 5 土曜日 敦煌→(飛行機)→西安
7. 6 日曜日 西安→東京

西安はJALの直通便が成田から1週間のうち日曜日のみ飛んでいます。なので、西安へ安く、便利に行くには、日曜発、日曜帰りの7泊8日にしなければならず、翌日の社会復帰は栄養剤が欠かせなくなりそうだ。

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2008年6月19日

北京の旅2008

北京の旅2008のフォトアルバム更新しました。

今回の旅行は、北京動物園、頤和園、天壇公園など、パンダと世界遺産の写真をたくさん撮りました。

フォトアルバムをみる


FLASHプレーヤーのプラグインのインストールが必要となります。

2008年6月18日

天壇公園


北京は、見所が満載だ。世界遺産に登録されている天壇公園がある。明の時代の英知を結集して建築されたもので、中国建築の最高傑作の一つと言われ、見ごたえがある。

北京の地図を広げると、故宮を中心に東西南北に日壇、月壇、天壇、地壇というのが配置されているのがわかります。「壇」とは皇帝の祈祷所のこと。中でも天壇は、自らを天の子、天子であるとする皇帝が、天帝を祀るための最も重要な場所でした。

出典 NHK 世界遺産の旅


天壇公園の続きを読む

2008年6月17日

ディン・タイ・フォン -絶品の蟹小籠包


Din tai Fung


鼎泰豊(ディン・タイ・フォン)という世界のトップ10中華レストランに選ばれたお店がある。日本にも高島屋を中心に展開しているが、北京のディン・タイ・フォンは群を抜いている。台湾に本店があり、行ったことがないので、群を抜いているかどうかは実はわからない。。

細かい話は気にしないで、

北京の中華料理の中では群を抜いている。そしてリーズナブルなのだ。


Crab_shaoronpau

写真は蟹小籠包。伝統的な小籠包も食べた瞬間にスープが溢れ出てくるのだが、この蟹小籠包はさらにそれが、蟹味噌の濃い味が広がるのだ。

う、うまいっす。

ディン・タイ・フォン -絶品の蟹小籠包の続きを読む

2008年6月16日

頤和園の仏香閣

TOWER OF BUDDHIST INCENSE

頤和園のシンボルが仏香閣である。人工池の昆明池を作るときに掘った土を盛り上げて作った山の上にある。広い頤和園の最後を締めくくる急激な階段を登り切った時、絶景が広がる。


頤和園の仏香閣の続きを読む

2008年6月13日

頤和園と蒼穹の昴

浅田次郎著「蒼穹の昴」は、中国清朝末期が舞台となっており、この本を2年前に読んだが、その感動とその余韻が鮮明に思い出された。また、読み直したいと思うと同時に、中国清朝末期の史実に興味が沸いた。

頤和園  いわえん /イーホーユワン

中国、北京(ペキン)の北西郊外にある庭園。清(しん)朝の離宮で、中国現存の庭園としては最大規模のものといわれる。その起源は12世紀の金代の行宮 (あんぐう)とされ、1497年円静寺がつくられて、南の西湖とあわせて好山園とよばれた。1750年、清の乾隆帝(けんりゅうてい)は寺を改築し、付属の建物や庭園を整備して清園(せいいえん)と称した。1860年天津(てんしん)条約の批准を強いるイギリス・フランス連合軍の侵入の際、焼き払われて廃墟(はいきょ)となり、1888年復興、西太后は海軍の予算を流用して庭園を改修、頤和園と改名した。しかし1900年、義和団事件に際し八か国連合軍が侵入し、ふたたび破壊された。現存のものは 1903年に復旧したもので、面積約2.9平方キロメートル、周囲8キロメートル。北に万寿山(まんじゅさん/ワンショウシャン)があり、その南斜面より昆明(こんめい)湖岸一帯にかけて仏香閣、長廊、排雲殿などの美しい建物が配置され、西山(せいざん/シーシャン)、玉泉山(ぎょくせんざん/ユイチュワンシャン)を借景とする美しい造園がみられる。この庭園は1998年に世界遺産の文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。

出典  日本大百科全書

日本大百科全書では、上述のように、「イギリス・フランス連合軍」に廃墟にされたとあるが、頤和園にある説明文は、「フランスとその同盟軍」とフランスが名指しにされており、最近では、聖火の火消し問題など、この頃からフランスとの確執があったのだろうか。

頤和園と蒼穹の昴の続きを読む

2008年6月12日

頤和園の長廊 - 北京で一番長い廊下

世界遺産の頤和園には、長い廊下がある。全ての組木に絵が施されていて手が込んでいる。頤和園は広く、ここまで来るにもいろいろ見所があるので、多くの人は疲れ果て、ここで一休みするのだ。

頤和園のシンボルである、仏香閣は山の上にある。そこを目指す前に体力を十分温存しておこう。

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2008年6月11日

北京動物園から頤和園(いわえん)へ

北京動物園から頤和園(いわえん)への移動は、水上バスで行くことができる。途中までは、動物園の入場料に含まれているので、なんとなくお得だ。

1時間に一便間隔で、50人載くらいなので、10分前には乗船口に向かいたい。

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2008年6月10日

北京動物園

北京動物園の看板はパンダだ。上野動物園のように室内のみのところも多いが、ここでは、外のパンダも見ることができる。室内に居ようが、外に居ようが、子供だろうが、大人だろうが、今日もパンダは笹を食べ続ける。

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2008年6月 9日

8匹の子パンダ

週末を利用して北京に行ってきた。オリンピックを目前に控えた北京では、新しいターミナルも完成して準備が進んでいる。5月に起きた四川大地震の成都から8匹の子供パンダがオリンピックパンダとして北京動物園に移された。本来なら、パンダ幼稚園のある成都まで行かないと見られない8匹の子パンダを北京で見られのはラッキーである。

パンダはかわいいが、子パンダはもっとかわいい。日本のパンダは、疲れてあまり動かないが、中国にいるパンダは、食べて、食べて、寝ながらも食べて、食べ続けている。8匹がとても仲がよく、微笑ましい。



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2008年4月10日

香港日帰り

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広州から電車で2時間のところに香港がある。広州にも北京同様空は曇っている。道を行けば、広州ならではの臭いがある。香港はどうだろうか。

広州から香港行きの鉄道に乗るには、出国手続きが必要で、パスポートの提示など外国旅行に行く際のそれが必要なのだ。香港はまだ、中国ではないということなのか。

香港に着くと、やはりここは中国から見たら外国なのか、清潔・小奇麗で臭いもない。近代的な高層ビルが並ぶ。物価も広州より高く、日本の飲み物、お菓子、雑誌などが普通に日本語で、コンビニなので売られている。

ただ、路地に入るとそこはアジアなのだ。上野のアメ横のそれだ。

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2008年4月 8日

食は広州に在り -その2-

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広州では、素材にもウルサイ。テーブルに座ってから、隣接の市場でお客さんが自分で素材を選択し、調味方法も指定するスタイルの海鮮レストランが人気だ。広東語を話せないとおそろしいことになりそうだ。在住の友達のおかげでその心配は無用だったが、仕組みは理解したので、次行く機会があれば、少しは対応できそうな気持ちだけする。

写真は巨大シャコを揚げたものだ。大味であまりおいしくないが、中国でも貴重でなかなかお高い。

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2008年4月 7日

食は広州に在り

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週末を利用して中国南方の広州に行ってきた。「食は広州に在り」と言われ、広州人のエンゲル係数は高いという。写真はブタちゃん肉まんだ。

日本で食べられる中国料理のほとんどは広東料理らしく日本人好みでおいしい。

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2007年12月27日

そうだ、小籠包を食べに行こう

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小籠包(ショウロンポウ)は、熱いうちに食え!ということを知らなかった。とはいえ、なんでも熱いうちに食べたほうが当然おいしい。日本だと、小籠包は多くても4個入りだが、中国では、10個入りが普通だ。時間が経てば皮があっという間に硬くなり、味は落ちる。しかし、出来立ては、一口だべると中からスープが口いっぱいに広がる。

うまいっっす。

エビシュウマイも、うまいっす。

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2007年12月24日

そうだ、北京ダックを食べに行こう

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クリスマスとは言えばチキンだが、鴨だっていいんじゃない?北京ダックを直訳すると北京鴨なんだが、どういう料理かというと、鴨を丸焼きにして、表面がカリカリなった香ばしい鴨皮を砂糖やタレをつけて食べる。あるいは包(パオ)と呼ばれる皮に葱などと一緒に包んで食べる。

食欲を誘う香ばしい鴨皮が口の中に広がる。

個人的には油っぽいのであまり多く食べられないが。。。紹興酒などと一緒にどうでしょうか。

2007年11月13日

7000円のフカヒレスープ

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先月に中国に行ったときの話だ。
中華料理といえばフカヒレスープ。中国の物価は無茶苦茶安いんだが、フカヒレスープは別格だ。つーか、日本でも7000円のスープは高いだろう。お、おいしい。いや、すごく、お、おいしい気がする。7000円だからね。うん。7000円だから。いや、確かにおいかった。コラーゲンたっぷりだから。うん、確かに肌がツルツルになった気がする。

人生の中で、いろんな物差しが欲しければ、7000円も惜しくない(よな)。

2007年11月 4日

温かいコーラの冷たいコーラ割り

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隣のチームの係長が台所でお茶を入れようとしていた。どういうわけかマグカップには大量の氷が。竹本さん、あんた何やってんすか?っと氷が冷え冷えしたマグカップに熱々のお茶を注ぎながら、そのおっさんは、「いやぁ~、こうするとちょうどいいんだよねっ」とお茶目に笑っていた。(子供かっ)

それはさておき、中国に行ったときの話しだ。飲茶を食べに行ったんだが、飲み物を探していると、メニューに妙なものが。。。

あっためたコーラの冷たいコーラ割り??? とりあえず、注文してみよう。

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2007年10月27日

中国初上陸

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中国に初めて上陸した。北京。物価が安い。中華料理がおいしい。タクシー初乗り10元(160円)。点心一皿5元(80円)。英語が通じない。SUICAのようなICチップ切符が流通している。建設ラッシュ。粉塵による大気汚染。急速な発展時の陰の部分をまともに目撃することができる。高度成長期の日本もこんな感じだったのだろうか。北京のオリンピックセンターでトイレに行ったときはなかなか衝撃的だった。あれは厠だな。トイレに入ると並んで座った人が異様な臭いを発しながらこちらを眺めている。っていうか、ドアないじゃん。来年北京オリンピックだが、トイレは世界基準に遠く及びそうにない。「ジアヨ 中国!」

*ジアヨは中国語で頑張れの意味。