2012年10月 3日
井坂幸太郎の「PK」を読んだ。
最近は全く本を読んでいなくてそれが一つの気鬱だったんですが、先月の終わりに妻の職場の先輩が買ってきてくれた本がそれを吹き飛ばしてくれました。自分の中では抱っこ紐で1歳の娘を寝かしつけながら、この小説の時間を作るという離れ業に挑戦したんですが、ほとんど効果はありませんでした。自分の暇つぶしにはなったか。
中篇の3部作ですが、作品の登場人物の名前が3作に少しづつ出てくるので、まさかここで繋がるのかぁという伏線を読者に膨らませます。分かりやすくて面白い。読み終わった後、勇気が沸く小説、と一言で表せるんじゃないかとも思いました。
臆病は伝染し、勇気は勇気のある者からしか学ぶことはできない、
というようなフレーズが今でも頭から離れません。


浅田次郎著の「蒼穹の昴」を読んだ。自分にとってとても大切な小説になった。感動したというだけではなく、自分の人生の指針になるようなそんな小説だ。全4巻
東野圭吾著「手紙」を読んだ。人は必ず誰かと繋がっている。皺寄せが誰かに押し寄せて一生差別されて生きていかないといけない人生もある。犯罪は罪を犯した本人だけではなく、その家族にも影響が及ぶ。
井坂幸太郎のデビュー作。ユーモア溢れるとまではいかないが、何気ないやり取りが面白い。
浅田次郎著の「地下鉄(メトロ)に乗って」を読んだ。感想は泣けた。いい物語だったよ。最近読んだ「流星ワゴン」もそうなんだが、若いころの親父に会ったらどんな感じだろうって思う。母親との出会い、自分の出産。今の自分がもしその場に立ち会うことが出来たなら自分が生まれてきた意味や、これからどうすべきかなんてことが見えてくるのかもしれない。そんな小説だ。
パレード 吉田修一著を2回読んだ。やっぱりわからない。気になる占い師の言葉。マンションの部屋から眺める交差点を行きかう車。「パレード」というこの本のタイトルはどういう意味があるのか。
井坂幸太郎著「重力ピエロ」を読んだ。