2010年1月11日
1Q84 BOOK2
1Q84 BOOK2を読み直した。実は2ヶ月くらいかかってしまった。じっくり読んでいたわけではないんだけど、そういう時期もありますよね。今年はもっといっぱい本を読みたいと思っています。さて1Q84のBOOK2からは次の段落が印象的でした。
Aという説が、彼なり彼女なりの存在を意味深く見せてくれるのなら、それは彼らにとって真実だし、Bという説が、彼なり彼女なりの存在を非力で矮小なものにみせるものであれば、それは偽者ということになる。とてもはっきりしている。もしBという説が真実だと主張するものがいたら、人々はおそらくその人物を憎しみ、黙殺し、ある場合には攻撃するだろう。論理が通っているだとか実証可能だとか、そんなことは彼らにとって何の意味も持たない。多くの人々は、自分たちが非力で矮小な存在であるというイメージを否定し、排除することによってかろうじて正気を保っている。
全ての人が、自分を中心に考えるならば、上の村上春樹の記述は正しいと思います。人間誰もが自分を否定的に捉えては前進できない。ただ、上述の人間心理は普段の仕事上の人間関係などにおいては珍しいことではないように思います。ベクトルの方向を1対1の向き合う関係から、違う方向へ向かわせなければみんなにとってのハッピーなエンディングにはならない。つまり「自分が」から「誰かのために」という心のパラダイムシフトができるようになれば、ワンランク上の穏やかな気持ちになれるのかなぁと思う今日この頃です。
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浅田次郎著の「蒼穹の昴」を読んだ。自分にとってとても大切な小説になった。感動したというだけではなく、自分の人生の指針になるようなそんな小説だ。全4巻
東野圭吾著「手紙」を読んだ。人は必ず誰かと繋がっている。皺寄せが誰かに押し寄せて一生差別されて生きていかないといけない人生もある。犯罪は罪を犯した本人だけではなく、その家族にも影響が及ぶ。
井坂幸太郎のデビュー作。ユーモア溢れるとまではいかないが、何気ないやり取りが面白い。
浅田次郎著の「地下鉄(メトロ)に乗って」を読んだ。感想は泣けた。いい物語だったよ。最近読んだ「流星ワゴン」もそうなんだが、若いころの親父に会ったらどんな感じだろうって思う。母親との出会い、自分の出産。今の自分がもしその場に立ち会うことが出来たなら自分が生まれてきた意味や、これからどうすべきかなんてことが見えてくるのかもしれない。そんな小説だ。
パレード 吉田修一著を2回読んだ。やっぱりわからない。気になる占い師の言葉。マンションの部屋から眺める交差点を行きかう車。「パレード」というこの本のタイトルはどういう意味があるのか。
井坂幸太郎著「重力ピエロ」を読んだ。