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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2009年8月27日

ユダヤ警官同盟を読んだ


Michael Chabon (原著), 黒原 敏行 (翻訳) の「ユダヤ警官同盟」を読んだ。アメリカの各賞を受賞した大作と本屋で紹介されていた。なかなか翻訳の小説というのは読み進めるのが難しい。原作の意図を正確に反映させるためにも意訳するには勇気がいる。その分、原作で忠実であることは日本語的にしっくりこない。その分を差し引いても面白かった。いろいろ歴史的背景とか勉強不足な自分でも面白いと感じた。また、主人公がちょっちメタボ体質になってしまったかつての敏腕刑事という設定で、いつスーパーサイヤ人になってくれるのかと期待する読者を裏切ってのらりくらりとストーリーは進むが、展開は超速いという小説なのだ。

悩める主人公の心境の変化に注目です。



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