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2011年9月20日

国際(外交)の中で大学への熱視線

ワシントンでいろんな人にお会いしているのですが、ワシントンで働く人の視野は広いなぁと感じました。2国間の仕事をしている人も、マルチラテラルな関係の中で2国間を見ている。それが担当者レベルまで行き渡っている。しかも単に研修でそうなったというよりは自分の経験から自分の言葉で話している。そこには一つの価値観があって個性と結びついているから人間味があっていい。どの方も外に出ていろんな経験をすること自体がイノベーションに繋がるという考えで、すごいのはそれが短期的な就職にいいからという、必ずしもそういうことではなかったことです。日本では就職が遅れるから留学しないというのは一つの大きな要因で、大きく違うと感じた。

世界的な不確実性(僕の理解では、エネルギー・気候変動・食料問題など)と、世界的な不景気のなかで先進国の置かれている立場のポジションチェンジが余儀なくされていると思います。それはワシントンでも感じたし、ロンドンでも感じています。そうなると当然、これまでのやり方では効果は薄れるか、通用しなくなります。そこで使われる言葉が「Public Diplomacy」。この言葉にピンと来たのは、僕が読んでいるメルマガでも「Non-profit individual」とか組織内社会起業家という言葉が使われ始めているのです。ワシントンでもPublic Diplomacyの重要性を意識した国際交流プログラムがすでに組まれていますし、科学担当者は、大学間の国際交流を通じてそれを期待していて、その成功事例についてもすでにいくつも持っていました。そこにはたくさんの知恵とネットワーキング、長期的な構想を垣間見ることができ、1時間のアポがあっという間に過ぎてしまい、英語だったので、理解するのがやっとで、もっと詳細の質問が思いつけばとあとから悔しさがこみ上げてきました。

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2010年5月23日

遥かなる銀河へ - TAO計画が迫る最新宇宙

池袋のサンシャインにプラネタリウムがあるのをご存知ですか?東京に10年以上住んでいますが、一度も行ったことがありませんでした。昨年の11月にハワイで宇宙にもっとも近い場所、マウナケアに行きました。そこには世界各国の望遠鏡が宇宙に焦点を合わせて観測を行っています。標高4000メートルを超えるマウナケア山頂の気温は低く、空気も薄い。そこからの眺める宇宙はどんな感じがするとおもいますか?今、目にすることができる輝く星の光は、何百光年も長い旅の末地球に届いているのです。地球から見る宇宙、そして宇宙からみる地球。星空を眺めているといろいろな光を、時間とか空間とか、宇宙から考える、そんな不思議な感覚になれるのです。

本当は田舎の山に登って、横になって一晩中星空を眺めるなんて、やってみたいですね。プラネタリウムではそういったことが疑似体験できるのが魅力ではないでしょうか。

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2010年4月11日

「途上国の開発政策」を科目履修しました。

最近はフィリップコトラーの「Up and Out of porverty」という本を読んでいて、ソーシャルマーケティングというのが、気になる言葉なんですが、たまたま今期放送大学大学院で履修したのが、「途上国の開発政策」です。僕がジャマイカに青年海外協力隊で参加していたこともあって、いろいろ科目履修したんですが、修士論文を書くとしたら、こういう領域かなぁとぼんやり見えてきました。鳩山首相の言う「新しい公共」というのもキーワードです。海外の事例が多いですが、日本国内で何ができるか、自分の地域で何ができるかについても考えてみたいと思います。

昨季まで文京学習センターが茗荷谷にありましたが、浮間船渡に移転になりました。視聴覚室は1Fにあるのでよくなりましたが、あの茗荷谷の雰囲気は好きだったのになぁ。2年後くらいを目途に茗荷谷に戻るそうです。

2010年2月 2日

実は食健康科学を受講していました

この6ヶ月間大学院のエントリーをいっさい書いておりませんでしたが実は放送大学の科目履修生として受講していました。「食健康科学」という関心をそそるタイトルで受講を決意したのですが甘かった。内容は化学記号のオンパレードでよく覚えられない単語の洪水で授業は眠ってしまうか、起きていてもぜんぜん頭にインプットできませんでした。去る1月23日(土)に単位認定試験を受けてきました。1月に入ってからそれなりに準備したので大きく理解したが、細かくは一切理解していないという状況で、最高のパフォーマンスを出せば、ギリギリセーフというところでしょうか。

まぁ僕の成績の話はさておき、そんな食健康科学、一番こころに残った先生のフレーズは次の2つです。この科目を履修してよかったのは、これらを聞けたことでした。

「秩序はエネルギーと等価である」

地球上のほとんどの生命は酸素を使ってエネルギーを得ている。エネルギーを使って生命は高い秩序を維持する。

なにか新しいことをはじめたい時には、モチベーションなり、気分の高まりでそれを開始することが出来るかもしれない。でも、それらの恒常性の維持には大きなエネルギーが必要であること、これは生命の仕組みだけでなく、僕らが暮らす生活、仕事・職場、社会システムでも同じことが言えるよな、と感心しました。

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2009年5月15日

仕事をしながら放送大学で勉強する

放送大学大学院で科目履修している。放送大学の科目はラジオ・テレビとあるがテレビになっている科目の方がなんとなくやる気がでる。ラジオを聞いているだけではかなりの確立で寝てしまう。1科目過去に受講したことがあるが睡魔との戦いであった。

2009年上期は「世界の芸術文化政策」を受講している。働いていると半期に1科目(2単位)がちょうどよくそれ以上だと正直きつい、というか勉強中心の生活になるだろう。

スケジュール的にも結構しんどくて、受講証が届くのが4月18日頃で宿題(通信指導)提出期限が6月9日、単位認定試験が7月25日と全15回の講義を14週で聞くことになる。僕は主に週末に1回学習センターを利用している。

どこかに遊びに行ってしまうとシワ寄せが来るのだ。テレビでも放映されているので録画してみるという方法もある。個人的には好まないので出かけて勉強するというスタイルが気に入っているのだ。

2009年5月14日

世界の芸術文化政策 芸術=時空を超えた存在との出会い

放送大で「世界の芸術文化政策」を受講している。第1章の芸術文化政策原論を受講して興味深かったことである。

授業は、「優れた芸術作品と出会った時、我々は時空を超えた思いをすることがある」という冒頭で始まる。

..このように、芸術作品を通じて、過去に生きた人々や、架空の世界に生きる人々と思いを一つにするとき、いつしか日常の瑣事(サジ)から解放され、時空を超えて、何かしらの永遠の世界に憩う。そうした体験を通じて、我々は、我々が生きている意味、我々が生きていくことの意義を見出す。芸術には、人間の実存と関わる何か深い真実が潜んでいるように思われる。

僕は、この部分を読んで、2008年後期にとった「発達心理学特論」の授業を思い出した。それは、「人はパンのみにいきるのではない」というフレーズだ。創造力こそに我々が生きていくことの意義を見出すのではないだろうか。優れた音楽を聴く、小説を読む、映画を観る、彫刻や絵画をみる、演劇をみる、など、これらを生み出した芸術家たちはまさしく天才で尊敬して止まないが、僕のような一般人は、彼ら天才達の芸術作品を通じて、創造力に触れることができる、コミュニケーションがとることが出来るのだ。そのような場を提供してくれるのが美術館であったり、博物館であったり、映画館であったり、コンサートホールでとてもありがたい話だといまさらながらに感謝の念が沸いてくる。

一方現代は、コミュニケーションの場が箱物から電波やインターネット、CD・DVDなどあらゆるメディアで享受できるようになった。芸術というものが一国のアイデンティティであった(たとえば漫画は日本の文化だというような)が、いまや文化は国境を越えボーダレス化し(アメリカでドラゴンボールが映画化されたりとか)、これまでの芸術・文化が一国のアイデンティティだったというクラシックな概念からかけ離れたところまできている。(見失ってはいないと思うが)

メディアの技術革新により、日常の生活の中に「美的」イメージ、ロゴ、商品パッケージ、宣伝広告など、かつてないほどの美的経験を積める時代となった。このような背景において、これまで蓄積された「芸術文化」保護するだけではなく、現代におけるあたらしい「芸術文化」を創出しようとするとき、我々はあらためて、我々の時代の「芸術」とはなんであり「文化」とはなんなのかを、根本から反省してみる必要がある

と締めくくられた。おそらくこの議論が現代人にとっての生きる意義や明日への糧になるのではないだろうか。

2009年4月26日

世界の芸術文化政策 ミュージアムの思想

2009年度上期の放送大学大学院は、「世界の芸術文化政策」という科目を学んでみることにした。これまでの情報、システム科学系から方向転換になる。

なぜ、自分が大学院で学んでいるのか、学ばなくてはいけないのか、
何を学びたいのか、学ぶべきなのか、
学んだ知識や経験を誰に伝えたいのか、伝えたいことはちゃんと伝わるのか、
そしてどんな行動をしたいのか。

自分の行動シナリオというものが必要で、それをテスト(チェック)するためにステークホルダー(関係者)と対話を通じて軌道修正をしながらその行動シナリオは成熟させていく。将来自分は何をしたいのだろうか。青年海外協力隊員としてジャマイカで過ごした2年の不完全燃焼を別の機会でやり直したいのかも知れないなと思う今日この頃。協力隊のシニア隊員というのがあったなぁ。定年の頃も元気なおっさんでありたいもんだ。

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2009年1月18日

サクセスフル・エイジングとアンチ・エイジング

平成20年度後期は、「発達心理学特論」を放送大学大学院で受講した。来週単位認定試験でドキドキしているのだが、自分の理解では、「発達心理学」とは、こどもから大人になり、そしてライフサイクルの終わりまで、人はどのように加齢していくのか、それを研究し、どうしたら幸せになれるのかを追求する学問ではないかと思う。そういう意味で、すべての人にとって関心のある興味深い領域ではないだろうか。

「サクセスフル・エイジングとアンチ・エイジング」とは、上手に年を重ねて、年とともに低下する能力の速度をどのようにスロウダウンさせるか、最近では、アンチ・エイジングというと美容というイメージが先行しがちだが、もっと広い意味で、アンチ・エイジングの追求はそれ自体が人を幸せにするのだと思う。

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2008年11月10日

こどもは変わる、大人も変わる -人間発達の無限の可能性

今放送大学大学院で「発達心理学特論」を学んでいる。この発達心理学というのは面白くて、いろんなことを考えさせてくれる。そして、講師の先生からのメッセージは「人間発達の可塑性」なんだが、今回のテーマは、人間発達に臨界点はあるのか。つまり遅すぎるということがあるのか。

現代社会はストレスが極めて高い。そのしわよせは無力な子供たちに向かう。子供の自律を阻む過保護の親は、幼児初期から子供の将来にレールを敷き、塾に通わせ、文字や数、英語を訓練する。その一方で、養育放棄や虐待に走る。過保護と虐待、現象的には反対だが、子供を支配し発達を阻む点ではどちらも同じである。このような歪んだ環境の中で、心身ともに深く傷つきながらも立ち直り発達を遂げていく子供たち。彼らの姿は、人間の発達がいかに可塑性に富んでいるかを劇的に示している。

出典:放送大学大学院文化科学研究科 「発達心理学特論」 内田伸子 p23

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2008年10月18日

流動性の罠とは

スウェーデン王立科学アカデミーは13日、08年のノーベル経済学賞を米国人でプリンストン大学のポール・クルーグマン教授(55)に授与すると発表した。自由貿易とグローバル化による影響を説明し、貿易理論を刷新したことが授賞理由

出典:毎日jp

今年ノーベル経済学賞をポール・クルーグマン教授は、1990年代の日本の異常な経済情勢を研究対象にして、その状態を「流動性の罠」に陥っていると指摘した。10年以上も前に大学の経済学原論でたしか、「流動性の罠」について説明せよという問題が期末試験の問題で出た気がした。あのときは、IS曲線だかLMだかグラフを使って教科書どおりな回答をしたのを記憶しているが、実際のところ、「流動性の罠」なんて全く理解できなかった。そもそも「流動性の罠」ってなんだろうか、調べてみた。


一般的にお金を増やしたい場合どうしますかと質問したらどのような回答が考えられるだろうか。

1.パチンコに行く
2.競馬、競輪、ギャンブルに行く
3.株式投資・投資信託をする
4.債権を買う
5.外貨預金をする
6.定期預金をする

たぶん、「6.定期預金」をするが日本で一番多い回答になるだろうか。ここで6と答えても現実の利子率(2008年の日本で、だいたい0.6%/年とか)で本当に定期預金するだろうか。もっと高い利子が欲しい場合は、100万円以上で、1年以上とかいう制約がある。そうすると預けた100万円は1年間は使えないお金、別の視点でいえば、銀行にお金を貸したことになる。したがって利子は預金の対価ではなく、いつでも使える便利さ(=流動性)を手放す対価となる。

では、この利子率がちょっと前の0.1とかになったら、いったい誰が定期預金をするだろうか。もっといえば、いつでも使えない上に、利子もほとんどない債権を買う人など居はしまい。このような状況で流動性の罠が起きる。

流動性の罠

利子率がある水準まで下がると,人々はこれ以上は下がらないだろうと予想して現金を持とうとするため,いくら貨幣供給を増やしても利子率はそれよりも下がらなくなること。

goo辞書

こうなると利子率を下げる目的で、貨幣供給を増やし、経済を刺激しようとする金融政策の効果は疑問だとうことになる。

ノーベル経済学賞の授与が決まったポール・クルーグマン氏は、バブル崩壊後の1990年代にデフレ不況が長期間続いた日本経済を分析し、「インフレ目標」の導入による景気回復策を提示するなど日本の経済政策にも大きな影響を与えた。

出典:毎日jp

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2008年10月11日

人間発達の可塑性は大きい

2008年後期は放送大学大学院科目「発達心理学特論」を受講している。この科目のテーマは「人間発達の可塑性(かそせい)は大きい」「何事も遅すぎるということはない」という基本方針を進化心理学の視点が盛り込まれています。

実は、心理学の知識も全く持っていないのに、いきなり発達心理学なんか大丈夫かなと思ったが、そういう人向けにもやさしく設計されているので、非常に心地よいスタートを切ることができた。スポーツの秋、勉強の秋ということで頑張ります。

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2008年10月 7日

ノーベル物理学賞 日本人3氏同時受賞

スウェーデン王立科学アカデミーは7日、08年のノーベル物理学賞を、米シカゴ大の南部陽一郎名誉教授(87)=米国籍▽高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)の小林誠名誉教授(64)▽京都産業大理学部の益川敏英教授(68)の日本人3人に授与すると発表した。

10月のこの時期はノーベルウィークといって日本人に受賞者があれば、心躍るイベントだ。ノーベル賞受賞インタビューを聞いていると、

Q.受賞した感想は?

A.おどろきました。

という具合なのだが、それもそのはず、30年とか、50年前の論文(仕事)が評価されるのだ。例えば、自分の5年前の仕事ですら、評価されたって、普通、あぁ、そうですかという感じだろう。むしろ何をいまさらと思うかもしれない。まぁノーベル賞クラスなので、率直に「驚いた」ということなのだろう。

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2007年11月 1日

共著の場合

共著の場合、筆者にずらずらずらと、数人並ぶことが少なくないが、慣れていないと誰が責任者かいまいちわからない。ただ、ラストの筆者が全体の責任者であるというのが共通した考え方があるようだ。

だから?って感じなんだけど、トリビア的に知っておいていいかなと。

2007年10月 5日

Citation Index(被引用回数)

仕事で、被引用回数を知りたい時がある。どうやって調べているのか、それ自体に興味があったのだが、答えは意外なところ(?)にあった、というよりは、前回の記事と同じところにあった。自分の名前を調べてみたが、同じ苗字の人は世界でもがっばっている。

Times Cited

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2007年10月 1日

インパクトファクター

仕事でNATUREとSCIENCEのインパクトファクターを調べて欲しいという依頼があった。そもそもインパクトファクターとは何?って感じの俺に聞くのかと思いつつも、Googleで調べていくうちにリスト表示してくれるページに辿り着いた。こんな自分でも調べられるなんて、やっぱWEBって便利。

ISI Web of knowledge→Journal Citation Reports

Sort順で並び替えも可能なので、目的の雑誌に辿り着くのは難しくない。


もっと詳しく知りたい方はこちら

impact factor 2006
Nature 26.681
Science 30.028



インパクト・ファクター[科学技術の知識生産の構造]
impact factor

学術雑誌の重要度で、ある学術雑誌に掲載されたすべての論文の被引用度を年間(実際には直近2年間)平均した数値である。これらを用いると、ある科学者の「業績」は、過去に発表したすべての論文について、個々の論文の被引用度にその論文が掲載された学術雑誌のインパクト・ファクターを乗じた数値の総和という形で点数化することができるとされている。

出典:imidas

2007年4月 6日

大学院生に?

大学院生に?というのは少しおおげさな表現なんだけど、今年の4月から大学院単科生になりました。科目は「情報システム科学」。いまさらかよって思ったんだけど、Windowsしか扱っていないので、Unix側の世界も見てみたいかなっていうのが動機です。正直、その辺の書籍を買って読んだほうが時間とお金の節約な気もするんだけど、人から学ぶってことは、その経験を聴けるということで、それなりの期待があります。えっ、どこの大学って?

エア大学です。

もっと詳しくエア大学

2006年9月12日

公共財ゲーム

これは、飲み会とかでやる王様ゲームとかそういうのではありません。
例えば、あるバイトで給料は一緒、残業手当は保証、時間前に終わっても8時間分のバイト代は支払います、こういう仕事があったとします。この仕事に4人が集まりました。

A:17時から飲み会なので早く帰りたい。
B:今日は暇なので、なんでもいい。
C:一生懸命働いて、次の仕事ももらいたい。
D:出来るだけお金が欲しいので、ゆっくり仕事をして、残業手当ももらいたい。

全員で猛烈に仕事をすると、短い時間で一定の日当をもらえるので、時間当たりの単価が高くなりますが、実際はそうはなりません。ゆっくり働いたほうが、よりお金はもらえるし楽なんです。この場合、個人の給料に大きく反映された結果の行動です。いわゆるフリーライダー(楽をする人)なのです。個人的には楽ですが、全体としては仕事が進まないし、人件費はかかるし、雇用主は困ってしまいます。

こういう同じ条件化(バイト代が一緒)では、もうすでに実験結果が出ていて、10回も繰り返せば、みんなで協力してバイトを終わらせようとする貢献的態度は15%以下まで低下するそうです。

じゃあ、どうすりゃいいの?

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