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2011年10月26日

NHS登録通知が5月後にやっと来ました。

5月にNHSの登録を妻と一緒にしたんですが、僕の分だけ登録通知書が来ていませんでした。登録中と告げ、生年月日と名前を言えば医療サービスを受けれるとのことでしたが、何かとNHS番号を聞かれることが多いので、登録通知書がやってきてきてうれしかったです。正直忘れられているかなと思っていたので、5月後にやってくること自体すごいなと思いました。

【関連URL】
英国で奥さんが出産します。GPの登録の仕方

2011年10月25日

英国で奥さんが出産しました。 その5 VISAの取得 後編

7月に生まれた赤ちゃんのVISA取得のためクロイドンまで行ってきました。車で行ったのでまずは駐車場情報。UKボーダーのオフィスにも駐車場があるっぽいですが、近くのショッピングセンターにも駐車場がたくさんあるので困りません。僕は、Whitegiftとかいうショッピングセンターに駐車。

予約時のメールで、すべてのDependantを連れてくるように記載があったので、妻と子とそれぞれのパスポートを持参。添付資料は、出生証明、銀行のステートメント(HSBCから送られてくるものでOK)、職場からのサポーティングドキュメント、パスポート用の写真(2枚)を持参。

所要時間は、4時間。13時15分のアポで、30分まえの12時45分に入館し、退館したのは16時55分。

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2011年10月 9日

英国で奥さんが出産しました。 その5 VISAの取得 前編

親に孫の顔を見せたいのですが、VISAがないと赤ちゃんはロンドンに戻ってこれないので、必須です。イギリスでVISAを取得するにはどういうわけか、日本で申請する料金の3倍から5倍もします。しかも「確実」に「早く」したい場合は、さらに15万円から20万円も必要なのです。ざっくりした金額では、7万円から31万円くらいかかるのです。これは自分の想像を遥かに超えたところにありました。まず、ラインナップを紹介します。

1.梅コース
郵送申請。£550+郵送代。ざっくり全部で7万円。
早ければ3週間で取得可。
メリット:安い
デメリット:パスポートも郵送しなければならない。許可されるかどうか不安。英国の郵便事情が不安。結局指紋を登録しにクロイドンに行かなければならない。

2.竹コース
One-Dayサービス。£850(約10万円)
早ければ1週間で取得可。
メリット:早い。面接の日にある程度結果がわかる。
デメリット:クロイドンまでいかなければならない。英語が不安。高い。面接のアポがかなり取りづらい。

3.松コース。
One-Dayサービス+代行業者に委託。£850+£1200~1500(約30万円)
メリット:早くて便利。安心。
デメリット:高すぎる。。

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2011年10月 3日

英国で奥さんが出産しました。 その4 パスポートの取得

戸籍謄本は法定代理人(僕の場合は親)に委任状を書けば、親が取り寄せることができるのでそれをロンドンに送ってもらいました。戸籍謄本があればパスポートの取得はかなり簡単です。まず、在英日本大使館に申請書類をとりに行きます。それから赤ちゃんの写真をとります。これは首がしっかりしていないときついので、床に白い紙か布を引き、それから影が入らないようにデジカメでカシャっとします。そのデータをスナッピースナップとかよくある写真屋に持っていき、店頭にあるマシンにSDカードを入れるとパスポート用のサイズでプリントできます。その写真とペイスリップをもってレジに行けば、お金の支払いと専用のハサミできれいにカットしてくれます。10ポンド以下です。それから大使館に行って、申請。受け取りだけは本人(あかちゃん)を連れて行かなければなりません。合計3回大使館に行く必要があります。(郵送の手続きもあります)
申請から受取まで大体1週間から10日程度でした。

【まとめ】
1.戸籍謄本を取り寄せる
2.写真を撮る
3.申請書入手、申請、受取

2011年7月26日

英国で奥さんが出産しました。 その3 出生届のいろいろ。

先日、こちらの区役所で出生証明書取得してきました。これは、日本国籍を取るために必須のものです。出生届を出すと戸籍に登録されるので、そうすれば親(自分)の戸籍に入るので、その本籍がある区役所に戸籍謄本を請求できるようになるわけです。ここでトリッキーなのが、英国領事館に出生届を出すパターンと、日本の本籍がある区役所に直接届け出るパターンがあることです。何が違うかというと時間です。領事館担当者に確認したことろ、お急ぎの場合は、日本に直接のほうが早いということです。ざっくり日本領事館経由だと1か月半、日本直接だと1週間だそうです。どちらにせよ、日本にいる家族に区役所に行ってもらい、戸籍謄本を取得送付してもらう必要があります。

職場にも扶養手当の関係で出生に関する書類の提出が必要です。僕の職場の場合は、英国の区役所の出生証明書はNGで、在英日本領事館発行の「出生証明書」と「在留証明書」が必要でした。どちらも必要書類には戸籍謄本・抄本があるうえ、さらに旅券も必要なので、ざっくり3か月で取得できれば「よくできました」ではないかと思っています。さらに在留証明書にはVISAにて在留資格を確認するらしく、やっかいです。領事館に相談して急ぎの場合の代替案をアドバイスしてもらえるので、そうしたほうがよいと思います。

海外旅行はしないので、遅くなってもいいかなと少しのんびりしていましたが、どうやらそういう問題でもないみたいです。


まとめ
・戸籍謄本は、日本にある本籍がある役所に直接郵送が早い。
・扶養手当に必要な書類に、大使館発行の出生証明書が必要ならば、「旅券」が必要。
・赤ちゃんの在留証明の取得は思ったより複雑。領事館に要相談。

2011年7月23日

英国で奥さんが出産しました。 その2 出生届にお役所に行ってきました。

出生届は自分の住んでいる区役所ではなく、出産した病院の区役所に行くようです。Royal FreeはCamden区なのでSt. Pancras駅の目の前にあるRegistration Officeに行ってきました。予約制なので待ち時間は約10分。

まずは、法律で決められている、質問事項に沿った面談。

母親とは結婚しているか、とか、僕の職業は何か、とか。面談時間は約10分で、そのあとShort birth Certificateを無料でくれると説明を受ける。これは単に記録証で、公的な証明としては使えない。Full Certificateはその場で何枚必要かといわれ、僕は、職場、大使館、たぶんVISA用、そして予備2部の計5部お願いした。一部3.5ポンド。その明細をもらってレセプションにいってお金を払い、領収書を面接官に渡すと、5部プリントアウトしたものに署名がされて手渡せる。思ったより簡単だ。

英語をもっとうまく話せるといいと思いつつも、まぁ目的が着実に達成できているのでそれでもいいかと思う今日この頃。

2011年7月19日

英国で奥さんが出産しました。 出生届のアポを取る。

赤ちゃんが生まれて、夜鳴きやら、肌が乾燥するやら、顔を引っかくやらで、顔を見ているだけで時間があっという間に過ぎてしまうのですが、職場へは扶養届けとか、日本国には戸籍の登録やパスポートの申請とか、イギリスには出生届けやVISAの申請など締め切りがある事務手続きがある。

僕のBabyが生まれた病院だと、出産に関する詳細な記録が記載されたDischarge Letterがもらえる。これは単に記録としてだけでなく証明書として有効。退院するときに、「どこどこに届けなさい」というメモをもらえたのでそこにドキドキしながら電話。僕の場合は、London Borough of Camdenだ。この国は基本的に、WEBでアポを取るということはしておらず、まずは電話をしなければ始まらない。

僕「先週、子供がうまれましたー。」

担当の人「おめでとー。どこで生まれたの?」

僕「Royal Freeです。」

担当の人「そうかぁ、OK。Babyのお母さんとは結婚しているかい?」

僕「もちろんさ。」 以下省略


のように出生に関する簡単なチェックすると、あっという間に予約表がメールで送られてくるのだ。ものすごい外国人慣れしていて英語が下手でもOKないい感じだ。

アポ当日に必要な書類は下記のとおり。
・Discharge Letter
・両親のパスポートが必要(ひとりでいく場合も必要。)


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2011年7月11日

奥さんが出産します。その5 出産当日。

17時ころに仕事をしていると陣痛が10分間隔になった、と電話が入った。仕事を切り上げて家に戻る。長い一日に備えてまずは夕食。病院は8時まで売店があいているが、出産の部門は出入りが制限されるので食料は事前に買い込んでおいた。結局あんまり食べなかったけど、精神的サポートのためにあったほうがいい。

19時に陣痛が5分間隔になったので病院に電話する。するとまだ早すぎるので3分間隔になってから来なさいといわれた。

20時に3分間隔になったので向かう。どういう手続きかまったくわからなかったが、事前にマタニティユニットツアーに参加していたのでそれっぽいところに行って、助産師に事情を説明すると、ベットを指定され、そこで検査。検査後、本当の陣痛はしゃべれる余裕はない。子宮口(cervix)も1cmしか開いていない。出産には10cm必要(この状態を英語で、fully dilated と呼ぶ)という理由で家に帰ることをススメられる。自分は家が近いから仕方ないかなと思っていたが、妻は家に帰っている余裕はなく、ここに居させて欲しいとリクエストすると、家族は帰ることを条件につけられた。英語がわからないので、僕は特別許可された。一人じゃとても不安だと思う。強い陣痛が来るまで出産後のベットで待機。

22時。駐車場のチケットの時間が切れていることに気づく。この国に来てからすでに3回も切符を切られている。こんな重大な時期になんだが、やっぱり車のことが気になる。助産師に出産のときは駐車代は無料だと聞いていたが、とたずねると、まだ出産のタイミングじゃない、と路上駐車をすすめられる。路上駐車は深夜は無料だけど、夜が明けるとまた駐禁の対象になる。しかたないか。陣痛で苦しむ奥さんをおいて、駐車上探しにでる。幸運にもすぐみつかったからよかったんだが。

26時。陣痛が半端なくなり、タブレット上の痛み止めをほしいと助産師に言う。そうするとどれがいいのか、数種類の品名を言われるが覚えられない。強力なやつとそうじゃないやつがあり、そうじゃないほうをもらった。結局それは利いた。おしりに注射を打つタイプでタブレットではない。どこかで英語を聞き間違っていたようだが、結果オーライ。

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2011年7月10日

無事生まれました

長い出産でした。鳴き声を聞いた時は安堵と喜びで涙をこらえることができませんでした。



2011年5月30日

英国で奥さんが出産します。その3 マタニティユニットツアーに参加してきました。

マタニティユニットツアーに参加してきました。出産当日のイメージが沸きやすいようにRoyal Freeが無料で実施してくれる病院の出産関係部署の紹介ツアーです。英語がよくわからないのでドキドキしながら奥さんとマタニティツアーが開催される待ち合わせ場所に行くと、それっぽいカップルが現れた。今日は10組くらい。しばらくすると時間通りにmidwifeが現れて、挨拶をする。英語がめっちゃ早く、しかもかなりテキパキしているので内容を理解するため真剣に耳を傾ける。まず開口一番、陣痛が始まっても、電話しないで病院に来ちゃだめだと説明している。ベットの予約と、妊婦の声を確認したいんだそうだ。とにかく陣痛が始まるとパニクるのはわかるが、電話だけは忘れないで欲しいと強調していた。一緒に来ている男性は自分も含めて「ふ、パニクるもんか」という顔をしているが、熟練のMidwifeから見たら「ふ、果たして冷静でいられるかな?」という感じだ。深夜はメインゲートがしまっている。でも24時間受け入れられるから、ピンポンを連打するなとか、とにかくパニクる人が多く、その対応で大変なんだなと思いました。駐車場もこっちは普通有料だけど、最初の1時間以外は無料で利用させてくれるようです。あとは付き添いの人は2名だけだとか、母乳を推奨しているので、赤ちゃんに母乳をあげれるようになることに満足したら退院だとか、まとまった情報かつ英語だったのでどこまで理解できたか不安だが、ぼんやりと当日のシミュレーションをすることが出来たので、当日はパニクらないように。パニクらないように。

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2011年5月22日

英国で奥さんが出産します。その2

前回GP登録をしに行ったところまで書きました。次に出産をする総合病院を決めるためにGPに行きます。そこで紹介状を書いてもらうために簡単な問診がありました。かなり気の抜けたおっちゃんで

「健康な患者が一番好きなんだ、よってお前は健康だよな?」というような会話が何回かあった。大丈夫かなー?と思いながら問診が終わり、

「この後どうしたらよいの?」的な質問をしたら、こちらの不安を察したのか、紹介状をFAXするとこまで確認するからそこで待ってろ的なことをつぶやき、一生懸命FAXのマシンをいじくっていた。事務の人も無関心を装っているところをみると、さてはドクター、職場で結構寒いお立場では?と同情した。2分後に満足げに、

「見ろ。送ったぜ!」と言って部屋に戻っていった。あとはその病院から手紙が来るはずだから、待てばいいとのこと。

「いつ?」と聞いたら、「さぁ?」という感じ。英国は郵便事情が不安定なので、手紙のアポは嫌な予感がするなぁと思っていたが、3日くらいで出産予定の総合病院ROYAL FREEから住所の確認の電話が来て、アポ確認の手紙も送られてきた。運がよかったのか、こういうものなのかよくわからないが、英国での出産の第一関門は突破した。

英国の病院では無料で医療を受けられる上に、通訳もつけてくれる。日本語の通訳なんてこの国でつけられるのかなぁと半信半疑だったが当日なんと本当に日本人の方がやってきた。RoyalFreeが派遣会社を通じて雇っているらしい。すごいシステムだ。その通訳さんも仕事がほしいので、無料だからドンドン利用してください的なことを言っていた。ところが担当のMidwife(助産師)は通訳を頼む事務書類記入がかなり面倒くさく、自分に有給をとって同伴しなさいとかなり強めに言ってくる。どうりで今日の検診で1時間しかないから早く話せ的なことを言っていたのは、通訳の雇用時間を気にしていた、延長すればまた、事務仕事が増えるという事情がありそうだ。そうとわかれば、お互いの理解はスムーズだ。

最初の検診では、尿検査と血液検査。血液検査の結果は、また来てほしいとのことだった。これにも通訳がつけられる。Midwifeの検診はおそらく出産まで自宅近くのクリニックで行われるようだ。担当のMidwifeはクリスというが、彼女がいろいろなクリニックに出張して診断しているっぽい。なかなかのシステムだなと感心した。

追記
問診の内容は、この国ならではのいろんな背景の質問があります。日本では考えられないびっくりする質問から、とてもプライベートなものも含むので、通訳は英語のできる友達や知り合いよりは、守秘義務のあるプロがいいのではないかと思います。そういった意味や、語学が理由で不利益なサービスにならないようにという多様化の進む英国らしい通訳サービスなのではと想像をめぐらせました。




2011年5月 5日

英国で奥さんが出産します。

地震の翌日、パパママ学級がある予定でした。あの日、結局家に帰れなくて、パパママ学級は寝不足で参加だなぁと思っていたらやっぱり中止でした。当たり前だけど。後日、東京都が作成した父親のなる人向けの冊子が送られてきました。だけどまったく読まずに渡英。忙しすぎた?言い訳かもしれない。

現在30週の奥さんがロンドンに到着。慣れない環境で出産を決意した。環境だけでなく、初めて経験、初めての医療用語、しかも英語。これは少なくても情報だけは読み込まないと、日本語でもわからないこと英語でもわからないし、聞き取りミスは許されない。今頃、父親向けの冊子と、マタニティブックで英単語を詰め込み中。

それと並列に、どこの病院で産むか。これを決めないといけない。イギリスの医療制度も勉強しないとだめだ。

まず、出産は保険適用外。そして赤ちゃんも生後6ヶ月まで保険適用外。これは重要な情報。海外の医療はむちゃくちゃ高いというが、イギリスにおいてはそれはプライベートの病院のことで、出産で200万くらいはこころして置かなければならない。旅行で来るなら、公立の病院はたぶん利用できないので私立になる。初診料で100ポンド+診療費も相当だから、ちょっとした風邪をみてもらって400ポンド(5万6千くらい)請求された)という話も聞く。旅行保険は大事です。

イギリスで病院に行くならば、2パターンある。

1.プライベート  高い。
2.NHS(公立)  無料

どう考えてもNHSを利用するしかないだろ、と思いますが条件とデメリットもあります。在英日本領事館のサイトがよくまとめてくれています。こちら

条件の一例
○有効期間が6ヶ月以上の査証(ビザ)を有するフルタイムの学生
○英国で合法的に労働に従ずる者(駐在員を含む)
○永住査証を持つ者
○治療を受ける時点で英国に合法的に1年以上滞在している者

デメリット
予算不足、人手不足などの影響で、緊急の場合を除き、恒常的に長時間の順番待ちが必要です。上記のとおり、専門医への受診はGPを介しての予約が必要であることもあって、混んでいると適切な治療を受けるまでに1年以上待たされるケースも報告されています。さらに、高血圧や胃潰瘍のような慢性疾患に対しては、一旦治療方針が決まると1ヶ月~半年に1回程度の受診しか受けられなかったり、感冒等で軽症と判断された場合には、必要な処置や薬の処方を受けられずに安静の指示をされることもあるようです。

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