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2006年4月 2日

今年のハリケーンは?

昨シーズンは、カトリーナというハリケーンがアラバマ州周辺を水浸しにして大変だった。今でも避難場所で生活する人達の映像がたまに放映されている。ジャマイカはというとデニス、エミリーという大規模なハリケーンがカスッたり、カスりそうだったりはしたものの最悪の状況は逃れた。2年前はというとアイバンという強烈なハリケーンがカスったため停電7日間、断水10日間という日々を送ったことを記憶している。

さて今年のハリケーン予測では、「最悪ではないものの、例年以上」だという。例年以上の意味は不明だが、備えは必要だ。

何かを作ってもハリケーンが一瞬にしてマシュアップ(壊す)してしまう。そしてハリケーンは必ず毎年発生する。ハリケーンを避けることは、祈るか、あきらめるかしかないのかも知れないが、災害に強い街づくりは日頃の工夫の積み重ねで発展させることはできる。ジャマイカではハリケーンとともに生活してきた人達の工夫を垣間見ることができる。

もっと詳しいハリケーン予測

2005年10月17日

熱帯低気圧 WILMA

PA180005_s10162005.jpg土曜日からウィルマという熱帯低気圧がジャマイカ島の周辺をうろうろしている。激しい雨が日中降り続け、各地で洪水が起こっている。学校は当然お休みで、筋肉痛の自分としてはかなり助かるけど、コンピュータラボの雨漏りが気になるなぁ。停電、断水は今のところないので、溜まった仕事などをやってしまおう。


今日は普通に学校が休みになっていたが、緊急連絡網ってあるのかなぁ。自分は学校の敷地内にいるので、隣のおっさんとかに聞けばわかるけど、遠くに住んでいる生徒とか、頑張ってきたのに学校はお休みとかってないのかなぁと疑問に思った。

最近は、朝起きて激しい雨が降るとなんとなく仕事が休みかもなぁと期待してしまう体質になってしまった。

2005年7月17日

直撃せず

カテゴリー4に発展したハリケーンエミリーは進路を若干南にしたためジャマイカ島への直撃は回避することができた。キングストンは大雨も1時間程度で大きな被害は全くなかった。体調もほぼ回復したので月曜日には家に帰ろう。

2005年7月16日

ハリケーン・エミリー

先日食中毒の腹痛を抱え、長い間バスに揺られ頑張って家まで帰ってきた。この道のりはかなりつらかった。しかーし、今回のハリケーンがカテゴリー4に発展するらしく、JICAからキングストンへ召集がかけられた。家に居れたのはたったの2日。食料も買ったがきっと帰ってくる頃にはダメになっているでしょう。JICAは昨年のIVANの教訓からカテゴリー4以上のハリケーンが来そうな場合首都に召集する方針を今年から採用している。ピースコも同様。

2005年7月15日

また来るの?ハリケーン。

今度はハリケーン・エミリー。前回のデニスはカテゴリー1だったが、今回はカテゴリー3の大型ハリケーン。土曜日にジャマイカ南部に直撃しそうである。

2005年7月10日

ハリケーン去ってもまだ断水。

今回のハリケーン・デニス。ジャマイカを通り過ぎてからその勢いを増し、キューバあたりではカテゴリー4になっているとか。
朝起きるとめちゃくちゃ快晴。久々にみる太陽。よーし走るぞぉっと思っていたら、断水継続中に気づく。首都キングストンでは断水も停電もなかったとか。やっぱりここは田舎だなぁと実感。丸3日の断水はさすがにきつくなってきたなぁ。

2005年7月 9日

ハリケーンのカテゴリー

ハリケーン・デニスは自分の任地を去った(戻ってくるかもしれないけど。。)。影響と言えば、2日前の夜から続く断水のみで、断水による影響は、料理に水が使えないこと、使った場合、洗い物にも水を要する為、やはり使えない。あとは、トイレ下水。これも1回流すのに5リットルくらい必要とされるので、生活水の無駄遣いは出来ないんだよなぁ。いつ、水が復帰するのか?それがわからないので、節水、節水、節水あるのみ。

それはさておき、ハリケーンはカテゴリー1-5に分類される。どのように分類されるかというと、(最大)風速で区別されているようだ。


ここで風速に用いられる単位が聞きなれない。自分の見るところでは、3種類の標記がされている。ハリケーンが北米での呼び名だけに聞きなれないのは仕方のないことなんだけど。。
mph・・・たぶん、Mile Per Hour
kt・・・・これもたぶん、Knots(ノッツ)の略かな。マイルの1.15倍らしい。

So, wind which blows at 69 kts is equivalent to 77 mph (69kts X 1.15 = 77mph)

km/hr・・・Km per Hour(たぶん、おなじみの。。)

それで、風速40kt未満のものを
Tropical Depression
風速40kt以上65kt未満のものを
Tropical Storm
と呼ぶそうだ。

以下で風速でピンと来ない人のために(普通は来ないと思うけど)、状況別分類がされている。

Category One(1) Hurricane: Winds 74-95 mph (64-82 kt or 119-153 km/hr). Storm surge generally 4-5 ft above normal. No real damage to building structures. Damage primarily to unanchored mobile homes, shrubbery, and trees. Some damage to poorly constructed signs. Also, some coastal road flooding and minor pier damage.

*shrubbery・・[集合的に]低木(の植え込み)、生け垣

Category Two(2) Hurricane:
Winds 96-110 mph (83-95 kt or 154-177 km/hr). Storm surge generally 6-8 feet above normal. Some roofing material, door, and window damage of buildings. Considerable damage to shrubbery and trees with some trees blown down. Considerable damage to mobile homes, poorly constructed signs, and piers. Coastal and low-lying escape routes flood 2-4 hours before arrival of the hurricane center. Small craft in unprotected anchorages break moorings.

*surge・・・大波、突風、うねり
*piers・・・桟橋、埠頭、
*unprotected anchorages break moorings・・防御力の弱い停泊所(船を
つなぎ止めるロープなどが壊れやすい)

Category Three(3) Hurricane:
Winds 111-130 mph (96-113 kt or 178-209 km/hr). Storm surge generally 9-12 ft above normal. Some structural damage to small residences and utility buildings with a minor amount of curtainwall failures. Damage to shrubbery and trees with foliage blown off trees and large trees blown down. Mobile homes and poorly constructed signs are destroyed. Low-lying escape routes are cut by rising water 3-5 hours before arrival of the center of the hurricane. Flooding near the coast destroys smaller structures with larger structures damaged by battering from floating debris. Terrain continuously lower than 5 ft above mean sea level may be flooded inland 8 miles (13 km) or more. Evacuation of low-lying residences with several blocks of the shoreline may be required.

*curtainwall・・・帳壁(建物とは無関係に、敷地を囲っているだけの壁)
*low-lying・・・低地の、(土地が)低い(ところにある)
*foliage・・・[集合的に]葉、群葉
*debris・・・瓦礫
*Terrain・・・地域、地形、地勢

Category Four(4) Hurricane:
Winds 131-155 mph (114-135 kt or 210-249 km/hr). Storm surge generally 13-18 ft above normal. More extensive curtainwall failures with some complete roof structure failures on small residences. Shrubs, trees, and all signs are blown down. Complete destruction of mobile homes. Extensive damage to doors and windows. Low-lying escape routes may be cut by rising water 3-5 hours before arrival of the center of the hurricane. Major damage to lower floors of structures near the shore. Terrain lower than 10 ft above sea level may be flooded requiring massive evacuation of residential areas as far inland as 6 miles (10 km).

*Extensive・・・大規模な

Category Five(5) Hurricane:
Winds greater than 155 mph (135 kt or 249 km/hr). Storm surge generally greater than 18 ft above normal. Complete roof failure on many residences and industrial buildings. Some complete building failures with small utility buildings blown over or away. All shrubs, trees, and signs blown down. Complete destruction of mobile homes. Severe and extensive window and door damage. Low-lying escape routes are cut by rising water 3-5 hours before arrival of the center of the hurricane. Major damage to lower floors of all structures located less than 15 ft above sea level and within 500 yards of the shoreline. Massive evacuation of residential areas on low ground within 5-10 miles (8-16 km) of the shoreline may be required.

2005年7月 8日

ハリケーンDennis 2

今日の朝に直撃予定のハリケーンがまだやってきていない。規模は次第に大きくなってるらしい。今のところハリケーンの影響は昨晩からの断水のみ。外は弱い雨が降っていて暗いのでこれで停電されたら、かなり暇になっちゃうなぁ。

2005年7月 7日

ハリケーンDennis

台風の数え方は24号など、数字で数えるのだが、ハリケーンはDennisなどのようにAから始まって、女性の名前、男性の名前を交互に命名する。
明日の朝にジャマイカに直撃予定のハリケーンDennisは、カテゴリー1で深刻な被害はなさそうだが、雨漏り、断水、停電の3点セットは必ずやってくるので、学校は午前中で終了。午前中もハリケーン対策で、電化製品をプラグアウトしたり、パソコンを雨漏りから守るため、ビニール袋に入れたりした。
帰宅後は、断水で困らないように、走り込みをして汗だくになってから、シャワーを浴び、洗濯もした。それから街に行って、保存食を購入した。これでハリケーン対策はばっちりかな。


世界の各地で発生する台風(熱帯低気圧)は、すべて熱帯低気圧の構造をもつという意味で、地域を問わず同一の気象現象に分類できるものですが、一方その呼び方は地域によって異なります。例えば日本を含む北西太平洋・アジアでは台風(typhoon)と呼ばれているものが、アメリカなどの北中米ではハリケーン(hurricane)、その他の地域ではサイクロン(cyclone)と呼ばれています。

2005年6月 7日

マンゴーの季節

mangos06062005.jpgついにやってきました。マンゴーシーズン。家のとなりに大きなマンゴーの木があり、夜中にその果実の重さで枝が支えきれなくなり、ゴトゴトという音を立てて落ちてきます。結構大きな音で深夜まで起きているとちょっとした恐怖。まぁ、それはさておき、マンゴーをタダで食べ放題。繊維が多いので、自分はそんなに食べないけど、こういったフルーツが普通に庭に落ちているのは温かい国ならでは。堪能しないとね。

2004年9月17日

落雷による被害

ハリケーン直前に雷が短時間に20回くらい続いた。その後ハリケーンのため赴任先の機能は麻痺し、自分も含めて多くの人が自宅待機を余儀なくされた。ハリケーンが去って職場に復帰してみるとパソコンの画面に何も映らない、ネットワークにつながらないという苦情が相次いだ。考えられる理由は雨で濡れたか、落雷によるダメージだ。想像どおり、落雷により、ビデオカード、モデム、メモリ、マザーボードそしてハブが損傷しておりその復旧作業(使ってないパソコンで使えそうな部品を抜き取って付け替える作業)にかなりの時間を要した。たとえ、避難勧告が出ていても、危険を冒してでも、コンセントを抜く、または、抜けているか確認する作業をすべきだったなぁと初日はとても後悔しました。自分にとっては、初めてのハリケーンと、日本ではあまり考えられない被害、そして、ジャマイカ人にとっても久しぶりのハリケーンだったことが重なった悲劇でした。これを機に、サージプロテクタ(注)の重要性や、落雷時にコンセントを抜くということが、職員に伝わったことだけはよかったかなぁと思いました。現在は、カウンターパートとの共同作業で無事復旧しています。
(注)サージプロテクタとは、電気製品を落雷から守ってくれるもので、1000円くらいで手に入ります。

ハリケーンがやって来た。

P9120005.JPG
ハリケーン・アイバンがセントルシアには行かずに、その方向を変えてジャマイカに直撃しそうになりました。前回直撃したのは、16年前のハリケーン・ギルバート、その規模はカテゴリー3(注1)で、500人以上の人が洪水で流されたそうです。今回のハリケーン・アイバンは11日現在でカテゴリー5、その後速度を緩め、結局ジャマイカ直近を通過したときはカテゴリー4でした。ハリケーン接近前後で、電気、水道がとまり、通過後もそれが続き、最終的に停電、断水が6日間続きました。
最初は、不謹慎ながら楽しそうと興奮気味になっていたが、水のない生活はかなりきつい。家の周りでは木が倒れ、町では刑務所の屋根が飛び、囚人たちで脱走して、あふれかえって、強盗三昧。ターゲットは中国人系のお店で、ベリーデンジャー...という情報を聞いたので、編集長は家に引きこもっていました。それらの情報が確かかどうかは定かではない。(笑)(注2)

(注1)カテゴリーはハリケーンの規模を示すもので5段階ある。カテゴリー5が一番大きい。
(注2)情報提供者は、腕っ節に相当自信がある、来ジャマイカ2年の韓国人。

2004年9月10日

ハリケーンがやってくる。

ハリケーンが明日にもジャマイカを直撃する。学校は今日、明日と閉鎖だ。学校だけではない。お役所もJICA事務所も閉鎖、国家が麻痺する。僕の家では、昨日の18時から停電だ。(今朝から回復していますが)同僚の話によると、前回のカテゴリー3のハリケーンが来て、首都のキングストンで1週間の断水と停電が続いたそうだ。みんなに、「ろうそくを買ったか、水は貯めたかと」心配される。しかも、今回のハリケーンはカテゴリー5で時速160キロで向かってきている。昨日は、ハリケーンでもないのに、雷が続き、コンセントに手をかけたとき、サージ(電圧が逆流する)で危うく、怪我をするところだった。
今朝は嵐の前の静けさというべきか、恐いくらいの晴天だ。早速、食料と水を買いに町にでかけると、ものすごい人。スーパーマーケットは戦場だった。日本のオイルショック時の写真を思い出した。ここは田舎だから、いったいどれくらいの断水と停電が続くのだろうと、未だに現実味がわいてこないへんしゅうちょうであった。

*カテゴリーは数字が大きい方が規模も大きい。
*ハリケーンは台風のように1、2号のように命名されず、A,B,C順で男の名前、女の名前と交互に命名される。最近では、ハリケーン・チャーリーとかフランシスとか。ちなみに今回のは、ハリケーン・アイバンです。