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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2010年4月25日

1Q84 book3<10月-12月>

村上春樹の1Q84を読んだ。book1と2は2回読んだので予習は万全。いや読み落としたところはたくさんある。たぶんそれはbook4を読み終えたとき、さらにたくさんの見落としがあったことに気づくことになりそうだ。1Q84は、文章に無駄が無く、洗練されている上に、含みが持たされている。次の発売が待ち遠しい。

BOOK3からのひとこと。p49 タマル

俺は系統的な教育を受けていないから、実際に役に立ちそうなものだけを、ひとつひとつその度に身に付けていくしかないんだ。希望のあるところには必ず試練がある。あんたの言うとおりだよ。そいつは確かだ。ただし希望は数が少なく、おおかた抽象的だが、試練はいやというほどあって、おおかた具象的だ。それも俺が身銭をきって学んだことのひとつだ。



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