2011年9月20日
国際交流の価値とは何か
今日お会いしたのは国際交流のBig Pictureを書いている人と、ヴァージニアにあるコミュニティカレッジの副学長さんにお会いした。
アメリカに来てから会う人は自分の仕事が「誰に」そして「自分に」どのような価値があるか、それに結構な時間を費やしているように感じた。そこから発せられる言葉には力強さがあり、聞き手を魅了する。僕がこうやってこのような方にお会いしてお話を聞いているのは、自分がやろうとしていること、その価値とは何かを探す旅なんだと思いました。
かなり経験豊富な方で、ある一つの答えに辿り着いていたようでした。たとえばネットワーキング。エンゲージやアクティベートさせるにはどうしたらよいか。そのために何をオファーするのか。Grant Oppotunitiesのほかに何ができるか。Additional Oppotunitiesとしてさらにトレーニングや学びの機会を提供は効果のある手段として推進しているようだった。ここで、このアプローチはひょっとするとネットワーキングを担当するものであれば一度は思いつくかもしれない。結局行き詰るのはトラッキングだ。このトラッキングがなければ成功しない。僕の経験でもそう思う。しかしトラッキングにはかなりのリソースが必要だ。それはDBの設計・開発でもあるし、SNSのようなコミュニケーションツールでもある。だけど、それでも成功しないだろう。結局誰かからコミットを得るには「誰か」が面倒を見なければならない。フルブライトではリージョナルオフィサー、カントリーオフィサーを置いて、エントリーから、また留学中、帰国後をケアし、トラッキングしている。そのメンテナンスのためにオファーがあり、コミュニケーションツールがあるのだ。
とても大事なことだと思った。
- by editor
- at 19:00
編集長のおすすめの一冊!2010
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