2011年10月14日
University of Bristol のファンドレイジング
ブリストル大学のファンドレイザーにお時間を頂きました。ブリストル大学はラッセルグループ(英国の研究大学)に名前を連ね、先日発表されたTHE World University Ranking 2011-2012でも66位にランクインする世界級大学です。ちなみに京都大学が52位。
お会いした方曰く、ブリストル大学は英国で3番目にファンドレイジングをうまくやっているといいます。当然1位2位はオックスブリッジ。米国の大学もそうだが、オックスブリッジも相当進んでいるので、日本が今すぐロールモデルにするには程遠い。1歩2歩進んでいるところをベンチマークするのが現実的だ。ブリストル大学も米国をベンチマークしCASEから学んでいる模様。
アラムナイの規模は15万人。DBの整備に着手しているという。頂いた資料では相当詳細な分析がなされていた。
英国での寄付のマインドセットは高くなく卒業生の6%が寄付しており、地域別にも面白い結果になっていた。留学生や海外に住む卒業生の分析も見せてもらったが、総じて北米は圧倒的に高い結果となっていた。アメリカのフィランソフォピーは恐るべし!よって寄付以外でengagementのインディケーターを用意していた。
Day by Dayでどのようなアプローチを行っているかと聞くとやはり、著名な研究者による講演などのイベントだそうだ。毎日のアプローチの中で、どのような関心があるかなどその辺が重要になる。組織としては、アラムナイリレーション、データプロセッシング、ファンドレイザーからなるという。
- by editor
- at 20:40
編集長のおすすめの一冊!2010
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