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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2005年2月26日

どうする「隣のジャマ人」?

長丁場になりそうな話し合いを持ちかけた。お金が絡む話なので、こちらも妥協するつもりはない。この話し合いを楽しみたいと考えている。
お題は、
「ADSLが来るので、接続料金をシェアしない?」
果たして、「隣のジャマ人」を説得できるのか。

「隣のジャマ人」の状況を整理しておこう。
・デスクトップPCを持っている。
・インターネットユーザである。
 +ダイアルアップ接続で電話料金プラス月2000円のプロバイダ料金を支払っている。
・スピードが100倍になることに興味を示している。

上記のように分析を行ったうえで、現行の月2000円を請求しても電話料金を支払わないでスピードを100倍に出来るので、彼にとって全く損はないはずと、月2000円という計算で、一年間で2万円(2ヶ月分無料)という価格を提示した。さらに、ルータから彼の部屋までのケーブル設置に掛かる費用もこちらで持つとも説明した上に、そのルータ自体、自分が帰国後に彼にプレゼントすると、新聞社の営業マンなみの太っ腹ぶり。断る理由が見つからない。但し、毎月の集金は、不払いになる可能が高いため、2万円を初回一括払いという条件をつけた。お金のことで人間関係を崩したくない、がっかりしたくないためだ。
一括払いにもそれ以外にも理由がある。事前に調べておいたのだが、彼の使っているプロバイダも実は1年間の利用料を一括払いしているのだ。この提示は、ジャマイカでも珍しくない方法であるため、大きなショックはないはずと思っていたのだが。。。

さすが、ジャマイカ人。どーせ、繋ぎたい放題なんだから、使わせてくれよという論点に持っていこうとする。そう来るのか、そう来るともう商談は成り立たない。こちらもインターネット接続をシェアすると、当然スピードが512Kの半分になる。他、接続に関するメンテナンスの責任も生じる。さらに、彼と同じネットワークにならないようにVLANを使ってルータの設定をして、セキュリティを高めないといけない。(このルータはポートごとにIPアドレス割当られない)また、ケーブル設置工事もしないとならない。

そう伝えて、最後にADSLにするとアメリカに居る奥さんとビデオチャットが出来るし、音楽や動画をらくらくダウンロードできるよ、と伝え、興味がでたら、お金を添えて相談に来てくれと言って彼の家を去った。

分割払いを認め、払った月は接続ということも物理的に可能であるが、今月はお金がないからどうしてもというお願いベースの関係にしたくないし、なぜ接続を断ると逆切れされても困るので、やっぱその選択肢はないな。ここは、譲れないラインだ。さて、彼は今後どんな反応をするだろうか。楽しみである。



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