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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2009年11月26日

ガラパゴスを脱せるか?-ネットが創造する新社会-

SFCが主催するオープンリサーチフォーラム2009に参加してきた。「ガラパゴスを脱せるか?」としてグーグル株式会社代表取締役社長辻野晃一郎氏もパネリストとして登壇し非常に興味深かった。

2009年11月24日の日経朝刊の春秋でもたまたま記載されていたのだが、国内市場だけに向けて進化し海外では通用しない商品やサービスを称して「ガラパゴス化した」という。ドコモのiモードなんかもそれで、世界に先駆的なサービスを提供しているに、世界の携帯市場からは大きく引き離されている。

やっぱり言語の問題なのだろうか。それとも日本人のコミュニケーションに対する国民性のためだろうか。イノベーションとは優れた技術やアイディアではダメだ。それらが利用者やステークホルダーに受け入れられて初めてイノベーションになるのだという。グーグル社長の「泥臭い努力がイノベーションを成立させる。」といった言葉が印象的だった。

僕には対したアイディアや技術はないが、それらを発信し、粘り強く交渉していくなど泥臭い努力で仕事、その先には少しでも社会に貢献していきたいと、勇気付けられたのでした。

ガラパゴスを脱せるか?-ネットが創造する新社会-


情報ネットワークの急速な発展や様々なIT技術の革新は、従来では想定し得なかったサービスやビジネスを数多く生み、社会的利益をもたらしています。一方で、現在の制度設計はハードウェアが中心で、政策決定に情報活用の視点が欠けて、イノベーションの社会還元が阻まれることが危惧されます。日本の閉塞感を打破し、健全なイノベーションやビジネスを創造するための手掛かりは何か。
今回は、グーグル株式会社辻野晃一郎社長、SFC発ベンチャー、株式会社クックパッドの佐野陽光社長をお迎えして、世界を視野に入れた政策形成について問題提起を行います。
登壇者
●佐野陽光(クックパッド株式会社代表執行役)
●辻野晃一郎(グーグル株式会社代表取締役社長)
●金正勲(政策・メディア研究科准教授)
●國領二郎(総合政策学部教授)

司会:折田明子(中央大学 ビジネススクール助教 / 政策・メディア研究科講師)



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