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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2006年3月15日

Parental Control

Parental Controlというのは、子供がインターネットを使うときに不適切なサイトを閲覧することを防ぐシステムである。カウンターパートのカークがこれを導入したいと相談してきた。すぐにインタネットエクスプローラ(以下IE)には標準装備されていたことに気がついたが、ラボはIEの利用を制限して、Firefoxの利用を促進している。Firefoxには標準でこの機能がない。


対象となるコンピュータは8台。制限をサーバーで管理する必要はなさそうだが、将来拡張する場合、GPOで設定できるので、クライアントマシンを個別に設定する必要はない。(IEの場合)

さて、Firefoxで検索をかけると2つのextensionが見つかった。BlockXXXとProcon。前者はFirefox1.5では動作しないが、後者は1.0-1.6aで利用できる。最新版を使いたいので、今回はProconを仮採用。Proconはキーワードでアクセスを制限する方法を取っている。キーワードを設定しすぎると微妙なものまでアクセスできなくなるで、結構不便である。また、ユーザーアカウントごとにこのextensionをインストールしないと駄目なので、意外と面倒だ。ただ、生徒用のアカウントのみ制限をしたかったので、逆に好都合であったけど。

カークとは別に作業を進めていたため、二人が出した結論は別々になった。普段はカーク自身ではこういう調べものをしないので、カークも進歩したなぁと関心。カークの結論は、Softpediaで提供されているParent Filterというフリーのソフトウェアの導入を提案してきた。Firefoxのextensionは約300k、カークが選んだソフトは3M。断然自分の方がサイズが小さく動作は軽快だが、せっかくカークが頑張ったので、後者を採用することに決めた。サイズが大きいので、それなりに高機能で、キーワード制限のほかにも、危険ワード・データベース参照方式をとっており、ダイナミックかつアップデートな制限が可能だといえるだろう。問題はパフォーマンスへの影響だがいずれ結果がわかるだろう。
カーク曰く、
「パフォーマンスへの影響を恐れて、不適切なサイトへのアクセスを許すことは本末転倒だ。」
もっともだが、快適で安全な環境を提供したいものだ。優先順位が安全が最初に来ることには異論はない。



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