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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2010年1月25日

プロのコピーライターに会いました

先日プロのコピーライターさんの講演に行ってきました。2人居たのですが、共通点は

「長期的な視点を、一言で語る」

ということでした。なるほど、ついつい「うまい」フレーズがじゃぶじゃぶと沸き出てきている素人が言うクリエイティブな人たちと思いますが、本人談、もっと文章がうまい人は山ほどいて、違いは、いろんな企業のコピーをカメレオンのごとく作れるとのとこでした。そのためには、徹底したヒアリングを行い、場合よっては現場と経営者との食い違いを埋めるようなこともするそうです。やっぱりプロはそこまでして「プロ」だなと感心してしましました。

さて、講演の内容は、それぞれの企業のコピーライトをどういう長期的な視点で作られているかを解説していくというもので、コピーができるまでの過程のエクスプレスを垣間見ることができました。

僕がメモに残っていたものでは、
1.「変わろう!」という意思を伝える
2.そして「どういう方向に変わるのか」道筋を見えやすく!

でした。できるだけシンプルに、やさしく、わかりやすく、人間味が伝えらるものがいいコピーなんだろうなぁと思いました。この辺の業界は暗黙知をビジネスとしているのですごく新鮮でしたね。

まとめ1
・こういう風に変わりたい
・こんなことであなたと関係したい
という「変化の方向性」を伝え、そこで「共感」を得る
・長い時間をかけて、一貫したストーリーのみ「共感」は得られる

まとめ2
・企業の「らしさ」をつかむために情報収集を多面的に行い、きちんと企業の実像に迫る
・企業に人格があるとすればどんな人格か
・その表現を盛り込んでみる
・メディアプラニング自体にも、コンセプトが反映されていること。
(人の温かさを大事にするには、メールより手書きの手紙のほうが効果的)
・企業情報と「イメージづくり」のバランスを考える
(「あなたの気持大切にします」というイメージを作って実は店舗の対応が悪かったりすると
それだけで、嫌いになってしまうなど)

だいたいプロはCI(コーポレート・アイデンティティ)、企業理念などから入って、企業ブランドを作るという仕事をするそうです。

あるお茶屋さんの例

・ビジョン(あるべき姿)
お茶を毎日のむというカルチャーをつくる
・ミッション
お茶をもっと身近にする
・ポリシー
売るのではなく、好きになってもらう
格式にこだわらない

そこでついたコピーは

「カル茶ャー」

なかなか自社ではできないコピーですよね。プロは既存の壁を壊しつつもどこまでが大丈夫かを探れるひとなんですね。


*******
せっかくなので、このブログ「BLOG Tokyo」のコピーも考えてみようと思います。そもそもこのタイトルも深く考えてつけたわけではないんですけどね。。。。

ビジョン(あるべき姿)
ブログにビジョンなんてあるのかと言われるとそれまでですが、
庶民である僕の挑戦と発見、成功?や満足のプロセスの見える化
ですかね。

・ミッション
発見や感動、特に「暗黙知」を獲得してく過程を伝えること

・ポリシー
専門用語をなるたけ使わない
なるべくたくさん更新する

そして考えること10分。。。。
とりあえず、これです!!

毎日にもっとラク~を!
BLOGTokyoLogo.png

どうでしょうか。10分くらい考えたんですけど、結構いい感じにつくれました。ちなみにロゴのデザインはちゃちゃっとパワポをつかって作りました。こんどデザインがうまい友達に頼んで作ってもらいたいですね。

【参考:パワポでロゴを作る】
図を右クリックして、「図として保存」で画像ファイルとして保存できます。便利ですね。
(ちなみに、環境はパワポ2007です。)
参考リンク:簡易ロゴタイプをPowerPoint上でつくるには



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