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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2006年4月20日

心に響く言葉

訓練所の同期隊員からメールが来た。熱いメールだった。グッと来た。

一緒に出来ることがあるから延長しよう!って思ったんだ。

自分の活動はまだ終わっていない。だけどまた発展途上国で仕事がしたいと思っている。今回の2年でやれなかったことややりたかったことを人生経験を積んだ例えば10年後とか20年後とかならできるんじゃないかと思っていた。その先に言いたかった言葉って同期隊員のメールに書かれていることなんじゃないかって思う。まだ3ヶ月ある。自分にできることを、やれることをやって帰ろう。同期っていいよね。


でもなんで今回の2年で同期隊員のような経験が出来なかったのか。ここがジャマイカだからなのか。いや、ジャマイカでも同じような経験をしている隊員はいる。女性隊員が多いみたいだが。。いや、前々任者の隊員は男性だったがジャマイカに関する本も書いちゃっているくらいだから、男性だからできなかったとは言えない。自分に足りなかったのは何だったのか。

あなたの知らないところに いろいろな人生がある

あなたの人生が かけがえのないように
あなたの知らない人生も また かけがえがない

人を愛するということは
知らない人生をしるということだ

*灰谷健次郎 「ひとりぼっちの動物園」

自分がただ自分の知らない人生がかけがえがないと思えないだけなのか、
それとも自分の知らない人生を知ることを拒んでいるだけだろうか

「好き」と「平気」 すべての文化に価値の差がないものとして(優劣をつけない)、 果たしてそれを実践できるであろうか。 「価値」の中で暮らしている私たちがすべての「もの」や「ひと」を好きになれるであろうか。 もしそれができないとしたら、「価値」の衝突を回避する「平気」、平気な距離感が大事ではないだろうか。 好きでも嫌いでもない距離感。

*木村秀雄 東京大学大学院総合文化研究科 教授

自分が好きでも嫌いでもない距離感を好んで生きているだけなのかも知れない。この距離感を絶妙に保てるのが成熟というのかどうかは今はまだわからない。



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