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  毎日にもっと楽~を! BLOG Tokyo

2009年5月20日

挑戦と失敗が新たな価値創造を牽引する

失敗は成功の元というが、最近読んだ本の「フライ ダディ フライ」を紹介したときに半径1メートル以内の人生しか送ってこなかった男の悲劇の話を思い出しました。2009年5月16日付けの日経新聞朝刊に「価値創造リーダー育成塾」の記事の中で、シリコンバーレーの採用面接では、過去一年間の失敗談を聞くそうで、答えられなければ自身の限界に挑戦していないものと判断される、すなわち思い切り物事に取り組み、失敗にどう対処したのか、そういう経験を重視する、というのです。一方、組織(会社)は過去の失敗を繰り返さないために、過去の失敗を組織知として蓄積しなければならない、そのためには、経験を積んだ幅広い人材があらゆる角度から検討を加えることが必要とのことでした。

僕自身の話になりますが、今年(2009年度)で34歳になりますが、そこそこの年齢で個別の社会の仕組みや技術はなんとなくわかりかけてきたところですが、僕に足りないものは個別の要素を組み合わせて問題を解決する力、問われているのは総合力なのだと気づかされました。あるいは、自分の守備範囲を作ってそこを防衛しようと固執して挑戦を控え、失敗を恐れていたかもしれません。実は、準備はとっくに整っていて、次の一歩を踏み出すか、出さないかの勇気の問題でした。よし、やるぞと思う今日この頃です。



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